[出典] "Site-specific manipulation of Arabidopsis loci using CRISPR-Cas9 SunTag systems" Papikian A, Liu W, Gallego-Bartolomé J, Jacobsen SE. Nat Commun. 2019-02-13.
  • UCLAの研究チームは今回、転写活性化因子VP64を組み込んだdCas9-SunTagシステムを利用して、シロイヌナズナにおいて、タンパク質コーディング遺伝子と転移因子を含む多様なクロマチン・コンテクストにおける複数遺伝子座の安定かつ特異的な活性化を実現した。
  • 研究チームは加えて、タバコ (Nicotiana tabacum) のDRMメチルトランスフェラーゼの触媒ドメインを組み込んだSunTagシステムにより、FWAプロモーターとSUPERMANプロモーターを含む特定の遺伝子座のDNAメチル化を実現した。
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