(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 2016/09/25)CRISPR関連文献メモ_2016/09/25
  • Corresponding author: Tilmann Bürckstümmer (Horizon Genomics GmbH)
  • 染色体転座は、融合遺伝子を生成し、癌細胞の顕著な特徴の一つであり、そのモデル細胞株が求められている。
  • CRISPR/Cas9システムを利用して、細胞内で染色体転座をデノボで生成した細胞株(標的 CD74-ROS1融合遺伝子)あるいは細胞内の染色体転座を転座前の状態に復した細胞株(標的 BCR-ABL1融合遺伝子)を作出した。採用した手法は、二本のgRNAsを使用してbraekpointsを2カ所に形成し、PCRによって自然発生した融合をスクリーン。
41120001
  • 本手法は、染色体転座を帯びたクローンの効率的かつ予測可能な様式での作出を実現した。また、目指した染色体転座以外のゲノム改変は起こらなかった。