[出典] "A split CRISPR–Cpf1 platform for inducible genome editing and gene activation" Nihongaki Y, Otabe T, Ueda Y, Sato M. Nat Chem Biol 2019-08-12.
- 菌類由来の光スイッチシステム (Magnetシステム)とCas9分割を組み合わせて光誘導型のpaCas9/padCas9を開発していた佐藤守俊チーム [*]は今回、多様なCpf1の分割を試行し、Magnetシステムを介した光誘導型paCpf1を開発した。
- また、自発的に結合する分割を発見し、分割により生成される二組のN末端とC末端の全てに転写活性化因子と核局在化シグナルを結合することで遺伝子発現活性化の亢進に成功し、これをdCpf1-SA2.0と称した。
- より詳細な日本語紹介記事が東京大学とJSTからプレス発表されています:「ゲノム編集を制御する新たな技術~Split-CRISPR-Cpf1の開発〜」令和元年8月13日
[*] 関連crisp_bio記事
- 2019-09-17 dCas9をベースとした光刺激転写活性化システム第2世代へ:神経細胞の分化誘導も可能に
- CRISPR関連文献メモ_2015/06/18 [第1項]
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