[出典] CRISPR-Cas13d induces efficient mRNA knock-down in animal embryos. Kushawah G [..]  Bazzini AA, Moreno-Mateos MA. boRxiv. 2020-01-14

 Stowers Institute for Medical Research、Andalusian Center for Developmental Biologyなどの米国・スペインの研究グループは今回、はじめに、 CRISPR-RfxCas13d (CasRx) [*]よる効率的で高精度なmRNAノックダウンが、酵母、植物細胞およびヒト細胞株に続いて、動物胚in vivoでも可能なことを実証した。
  • はじめに、ゼブラフィッシュ 胚において、接合体で発現された転写物も母体から供給された転写物 (nanog転写物)も共にCasRxの標的となり、転写レベルが平均80%低下し、それに対応する表現型が呈されることを確認した (Psp/PguCas13bとLwaCas13aは、ゼブラフィッシュ胚mRNAノックダウンには適合しなかった)。
  • 研究グループは続いて、ゼブラフィッシュ の他に、メダカ(Oryzias latipes)、キリフィッシュ (Nothobranchius furzeri; 卵生メダカの一種)、およびマウスの胚でもmRNAノックダウンが可能なことを示した。
  • Cas13dは、モルフォリノオリゴヌクレオチドに替わる動物胚mRNAノックダウン・ツールとして、有用である。
[Cas13d関連crisp_bio記事]