[出典] "A Simple and Scalable Strategy for Analysis of Endogenous Protein Dynamics" Schwinn MK, Steffen LS, Zimmerman K, Wood KV, Machleidt T. Sci Rep 2020-06-02

 11アミノ酸のペプチドタグ (HiBiT)と~18 kDaのNanoLuc (LgBiT)と基質からなるHiBiTシステムを開発したPromega Corporation社とLight Bio社からの論文
  • RNPとgRNAペアおよびssODNドナーを利用したノックインから、プレート上でのバイオルミネッセンス発光アッセイ、ウエスタン・ ブロッティングおよびバイオルミネッセンスに基づく細胞内局在の評価までのワークフローについて、Figure 1引用下図参HiBiT
  • 対象細胞株はHeLa, K-562および遺伝子導入が比較的困難とされているJurkatの3種類を選択し、対象とするタンパク質は97種類を、薬剤標的として知られているまたはその可能性があり、サイズ (11.4 to 350.7 kDa)、細胞内局在、生理機能、および転写レベルに偏りが出いように選択した。
  • HiBiTタギング成功率は、HeLa 72%, K-562 82%, Jurkat 65%であった。 
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  • CRISPRメモ_20170918 [第1項] タンパク質を発光性ペプチドHiBiTでCRISPR標識し、細胞内動態を追跡