[出典] Improving CRISPR/Cas9-mediated genome editing efficiency in Yarrowia lipolytica using direct tRNA-sgRNA fusions. Abdel-Mawgoud AM, Stephanopoulos G. Metab Eng 2020-08-03

 多シストロン性のtRNA-sgRNAコンストラクトを利用することで、CRISPR/Cas9による効率的な多重遺伝子編集がS. cerevisiaeイタ [1] やゼブラフィッシュ [2] では実現されていたが、Y. lipolyticaのゲノム編集には効果的でなかった。

 MIT/Laval Uの研究チームは、単一のsgRNAの発現を最適化するtRNA-sgRNAコンストラクトを設計することで、Y. lipolyticaにおいて、CRISPR-Cas9による遺伝子編集の100%近い効率と、50-bpの長さの相同アームを備えたドナーによる組換えを実現した。

 参考crisp_bio記事
  1. CRISPRメモ_2019/03/07 - 1 [第2項] Lightning GTR-CRISPR:酵母における高速な多重遺伝子編集を、gRNA-tRNAのアレイを組み込んだCRISPR-Cas9システムにより実現
  2. CRISPRメモ_2018/09/09 [第5項] ランスジェニックalbinoゼブラフィッシュを、tRNAをベースにした多重sgRNA発現により作出