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論文・記事紹介:CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム工学, エピゲノム工学, 代謝工学/遺伝子治療, 分子診断/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野); タンパク質工学;情報資源・生物資源;新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症;研究公正

(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 2016/06/15)Corresponding author: 三木邦夫(京都大学)[情報拠点注] タンパク質立体構造データベースの分解能別集計を見ると、総エントリー数106,903件の中に、分解能0.5〜1.0 Åの構造が699件含まれているが、分解能0.5 Åを …
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(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 2016/06/14)[出典] Takashi Fukaya, Bomyi Lim & Michael Levine “Enhancer Control of Transcriptional Bursting.” Cell. 2016 Jul 15;166. Published online 2016 Jun 9.Corresponding author: Michael Levine (Princeto …
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(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 2016/06/13) CRISPR関連文献メモ_2016/06/13 George M. Church (Harvard Medical School/WyssInst.) CRISPR/Casが獲得免疫記憶システムであることからの発想バクテリアとアーケアは、感染したウイルスのDNAの断片(プロトスペー …
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(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 2016/06/13)Corresponding author: 藤渕 航(京都大学/AIST)創薬には動物実験による毒性予測が必須であるが、動物実験に対する3Rの理念に加えてより高精度なヒト毒性予測を目指して、動物実験代替法の研究開発が進められている …
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(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 2016/03/29)Corresponding authors: Carme Gallego, Martí Aldea (Molecular Biology Inst. Barcelona); Modesto Orozco (Joint BSC-CRG-IRB Programme in Computational Biology, Barcelona)タンパク質標識用ペプチドタグに …
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(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 2016/06/12) Corresponding author: Sven Eyckerman (VIB Medical Biotechnology Center/Ghent University) 細胞内のタンパク質を定量する技術は生命科学に必須であるが、既存の定量法には一長一短ある。抗体を利用す …
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(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 2016/06/11)Corresponding authors: 高木淳一(大阪大学);服部有宏(中外製薬)阪大高木研究室は2010年Nature 論文においてセマフォリン6AとプレキシンA2それぞれの細胞外領域ならびに複合体の構造を決定し、セマフォリン結合 …
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Corresponding author: 藤本明洋(京都大学/理化学研究所)がんの発生は、発がん遺伝子の活性化とがん抑制遺伝子の機能欠損によってドライブされる。発がん遺伝子において機能亢進や機能改変をもたらす変異は、少数の重要なコドンと立体構造上でクラスターを形成し、がん抑 …
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Corresponding author: Haiyuan Yu (Cornell University)全ゲノムシーケンシング(WGS)と全エクソームケンシング(WES)とコホート研究のデータから統計的解析によって病因遺伝子候補やドライバー変異候補のリストが伸びている一方で、臨床に展開された標的のリストは伸び …
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Corresponding authors: 石谷隆一郎;濡木 理(東京大学)DMT(drug/metabolite transporter)スーパーファミリーは真核生物、バクテリアならびにアーケアに広く見出される膜輸送体からなる大きなグループを形成し、広い範囲の毒性物質や代謝物を細胞から排出する輸送体を含ん …
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Corresponding author: 大嶋孝志 (九州大学)著者らが開発したμ-オキソ亜鉛四核クラスターはほぼ中性の条件下で極めて高い効率を示す環境調和型の触媒であり、求核性が本来高いアミノ基の存在下で求核性に劣る水酸基を選択的にアシル化するという特徴を有する:オキサゾリ …
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(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 2016/06/08)Corresponding author: 中迫雅由(慶應義塾大学)低温X線結晶構造解析などから、タンパク質を水和する水分子がタンパク質が機能するために必要とする実験結果が得られていた。今回、ドメイン間の水分子がドメインの運 …
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(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 2015/01/28)東京大学佐藤守俊研究室は、光によって複数の遺伝子の転写をオン・オフする手法“CRISPR-Cas9-based photoactivatable transcription system (以下、CPTS)”を確立した。【CPTSの概要】プローブとして2種類の融合タン …
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(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 2015/01/30)CRISPR-Cas9技術の第一人者の1人Feng Zhang(Broad Institute)を始めとする米日の研究チームが、CRISPR-Cas9複合体に3種類の転写活性化ドメインを融合することによって、ゲノムワイドで、遺伝子ならびに長鎖ノンコー …
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(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 2015/11/28)(CRISPR関連文献メモ_2015/11/28)Science 誌11月27日号のPerspective"The indispensable genome”には、酵母の機能ゲノミクスを精力的に進めているCharles BooneとBrenda J. Andrewsによって、EUを中心とする研究グ …
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(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 2016/06/07)Corresponding author: James J. Collins (MIT; Wyss Inst.; Broad Inst.)J. J. Collinsの研究チームはこれまでに開発してきた以下の2種類の技術とNASBA (nucleic acid sequence-based amplification)と呼ばれる等 …
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(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 2016/06/06)Corresponding author: 大塚基之(東京大学)膵管がん(Pdac)は、早期発見が極めて困難であるため、発見時には治療困難な状態にまで進行していることが極めて多い。そこで、早期発見に有望なバイオマーカーが同定さ …
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(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 2016/06/06)Corresponding authors: Xiufeng Pang (華東師範大学); Mingyao Liu (華東師範大学/Texas A&M U. Health Science Center)ヒトがん全体の21%にKras の癌原性の体細胞変異が存在し、特に、膵臓、大腸および肺で高頻 …
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(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 2016/06/05)Corresponding author: Wolfgang W.A. Schamel (Albert-Ludwigs-University of Freiburg)TCRs(T細胞受容体)と抗原の結合によってTCRsの細胞質内C末端に結合しているCD3分子がリン酸化され、T細胞の獲得免疫応答が …
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(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 2016/06/05)Corresponding authors: 村田武士(千葉大学);木下正弘(京都大学)GPCRの一種であるアデノシンA2a受容体(A2aR)の8重変異体が、極めて高い耐熱性を得る物理的要因を、2016年4月にJ. Phys. Chem. B. 誌に発表し …
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(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 2016/06/05)Corresponding author: 大嶋孝志(九州大学)広範な反応溶媒(トルエン、酢酸エチル、メタノール、および炭酸ジメチル)おいて優れた触媒活性を示し、活性を失うことなく回収再利用を5回繰り返すことが可能な不均一 …
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(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 2016/06/04)Corresponding author: Benita S. Katzenellenbogen (U. Illinois at Urbana-Champaign)エストロゲンの二面性傷害を受けた血管の修復や肝臓や脂肪組織における代謝を改善する作用を有する一方で、乳腺と子宮における …
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(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 2016/06/04)[論文] CRISPRによる生細胞中での遺伝子座のラベル付けをRNAアプタマーを利用して2色化 Corresponding author: Siyuan Wang (Harvard University)これまでの多色ラベル化は異なる微生物種由来の不活性化Cas9(dCas …
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(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 2016/06/03)Corresponding authors: Neal Rosen (Memorial Sloan-Kettering Cancer Center); Kevan M. Shokat (UCSF)精密医療がもたらす選択圧によって腫瘍細胞の中の薬剤耐性サブポプレーションが増殖する。この腫瘍細胞の進 …
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(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 2016/06/03)Corresponding author: Ning Jiang (University of Texas at Austin)新たなアッセイ法iTAST(in situ TCR affinity and sequence test)を開発MHC分子とペプチド断片の複合体(以下、pMHC)の多量体であり、極めて微 …
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Corresponding authors: 稲野辺 厚;倉智嘉久(大阪大学)Gタンパク質共役型内向き整流性カリウムチャネル(G Protein-Gated Inward Rectifier Potassium Channels, GIRKs)のサブユニットKir3.2の過剰発現が、ダウン症(DS)のある種の表現型に関与することが示唆されてい …
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Corresponding author: 千田俊哉(高エネルギー加速器研究機構)S-SAD法には、結晶に重原子を導入することなく内在の硫黄を利用する大きなメリットがある。しかし、硫黄の吸収端が低エネルギー領域にあるため(2.472 keV = 5.016 Å)、より短い波長に最適化されているほと …
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(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 2016/06/02)[論文] Pro-SRSA法:CRISPR/Cas9による機能欠失型スクリーニングを組込んだタンパク質の細胞内安定性測定法Corresponding author: Tiebang Kang (中山大學 Cancer Center)Pro-SRSA(protein stability regulators sc …
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2014年6月:創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ記事掲載開始2014年6月の月間統計:掲載記事数 45件;一意な接続IP数 156件;訪問件数 284件2014年11月 Google Scholarのアラートを利用したPDIS成果論文の紹介掲載を開始     (これまでの[PDIS]記事のべ298件;複 …
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(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 2016/06/01)Corresponding author: 金子周司(京都大学)非定型統合失調症治療薬(Atypical antipsychotics: 以下、AA)が引き起こす糖尿病による死亡に至る可能性もある高血糖の発生機序を明らかにし予防法を発見した。はじめに …
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