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科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 20160418)
  1. [論文] バクテリアのCRISPR/Casシステムと集団免疫:Stineke van HouteAngus BucklingEdze R. Westra (University of Exeter)
    • Pseudomonas aeruginosa 野生型クローン、cas をノックアウトしたクローン、DMS3virファージと共培養した結果得られたスペーサーが多様なクローン、からなる単一クローン集団と多種クローン集団におけるファージの感染性を比較した。
    • クローンが多様な集団ほどファージの増殖が抑制され、48種類のクローンが混在した集団では、ファージが速やかに排除された。ファージの変異は単一クローン集団のCRISPR/Casシステムには対抗可能であるが、多種類のクローンに由来する十分に多様なスペーサーには対抗できず増殖不可能になることが示唆された。
    • [情報拠点注] 集団免疫:ワクチンによる感染症の予防は、集団におけるワクチンの接種比率に依存する。挿入図で、黄色はワクチン接種済み、青はワクチン未接種、赤はワクチン非接種・感染性を示す。上段の図は全員がワクチン非接種の場合の感染拡大、中段の図はワクチン接種者が比較的少数の場合の感染拡大、下段の図はワクチン接種者が一定の割合を超えている場合の感染防止効果、の模式図。
      36710001
  2.  Penicillium chrysogenum のゲノム編集:Yvonne Nygård (University of Groningen/DSM Biotechnology Centre)
    • P. chrysogenum ゲノム改変による新規二次代謝産物産生に向けて、CRISPR/Cas9システムは有効であることをポリケタイド合成酵素遺伝子 pks17 を標的として実証。
    • In vitro で構築したCas9/sgRNAのRNPをセレクションマーカーとしてよく知られているamdS のdDNAとともに送達する手法と、AMA1ベクターを利用してCas9とsgRNAをin vivo で発現させる手法を比較し、in vitro で合成したsgRNAとcas9 遺伝子を乗せたプラスミドを送達する手法が最も多用途であることを示唆。
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