crisp_bio

科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 20160418)
  • Corresponding authors:唐澤 悟; 古賀 登(九州大学)
  • 新に設計合成したピリジン-N-オキシド誘導体(R-pyO)によって架橋(μ2配位)した2核ランタナイド(4fブロック元素)錯体(Ln)を、光応答型単分子磁石として評価した。具体的には:
    • R-py0として3-(α-diazobenzyl)-pyO (3-D1pyO) ならびに 4-D1pyO
    • Gd(tta)3(4-D1pyO) (以下、1d)  ; Tb(tta)3(4-D1pyO) (以下、2d)  ;
      Dy(tta)3(4-D1pyO) (以下、3d)  ;  Tb(tta)3(3-D1pyO) (以下、2d’)
      について構造を決定し光照射の前後で物性を測定 
      注: tta=4,4,4-trifluoro-1-(2-thienyl)-1,3-butane-dionate) 
      注: 構造データはThe Cambridge Crystallographic Data Centre (CCDC)にて公開
    • 1d:光照射の前後共に単分子磁石(single-molecule magnet, SMM)性を示さない
      2d:光照射後に遅い磁気緩和現象を示す;カルベン (carbene) とTbのヘテロスピン効果あり
      2d’:2dと構造は類似しているがSMM性を示さない
      3d:光照射の前後共にSMM性を示し、光照射後に熱活性化障壁エネルギーが低減;カルベンとDyのヘテロスピン効果あり
  • 2p-4f SMMs磁性の構造基盤をより詳らかにし、2p-4fのヘテロスピンシステムを拡張することを目指して、新たなpyO系ラジカルの設計合成を進めている。
このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット