(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 2015/09/05)CRISPR関連文献メモ_2015/09/05
- Wulan Deng (Janelia Research Campus, HHMI); Robert H. Singer (Albert Einstein College of Medicine)
- 従来のDNA FISHは、DNAの熱変性、BACプローブ利用による分解能の限界、高価なオリゴ・プローブといった課題が残されていた.
- dCas9のN末端にHisタグを、C末端にHaloタグを融合させ、Haloリガンドを利用して、dCas9を蛍光標識 (CASHFISHは"Cas9-mediated fluorescence in situ hybridization"からの命名).固定化したマウス胎仔線維芽細胞とHeLa細胞で検証.
- 種々のsgRNAを設計して、動原体周囲の反復DNAエレメント、動原体、グアニンに富んだテロメアならびにコード遺伝子座の標識を実現.
- dCas9と任意の遺伝子座を標的とするsgRNA群を組み合わせることで、非反復的なDNA配列の可視化を実現.
- dCas9/sgRNA複合体は安定であり、標的DNAに高い親和性で結合し、複数の標的を連続的あるいは同時に狙うことが可能.
- 多色のdCas9/sgRNAを使うことによって、標的遺伝子座を細胞内で多色標識可能.
- CASFISHの反応は高速 (数分~1時間)であり、一次組織断片の解析に適用可能.
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