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(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 2016/09/25)
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  • 固体NMR法は、試料の可溶性あるいは結晶性を必要としないが、Aβ42のほぼ半分が疎水性であり、調整条件のわずかな違いに依存する構造多形性を示すため、固体NMR法に必要な構造的に一様なミリグラム・スケールの試料調整も困難であった。
  • 2研究チームはそれぞれに試料調整法を工夫し、異なる条件で得た結晶を解析したが、得られた構造はほとんど一致していた。また、2015年にXiaoらが明らかにした構造とも整合し(参考図参照)、これで信頼性の高いAβ42線維の構造が明らかになったと考えられる。
  • 今回得られたAβ42線維の構造と、同じく固体NMR法で解かれていたAβ40線維の構造との比較から、両者の凝集性の差異やAβ42とAβ40の交雑が起こらない構造基盤の理解が深まり、Aβ40とAβ42を特異的に認識・結合する低分子の開発も視野に入ってきた。
  • 両者の成果はin vitro で得られたものであるが、Wältiらは、脳組織のAβ凝集体を認識する抗体パネルが、今回調整したAβ42凝集体に結合することを見出している。
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