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論文・記事紹介:CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム工学, エピゲノム工学, 代謝工学/遺伝子治療, 分子診断/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野); タンパク質工学;情報資源・生物資源;新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症;研究公正

2025年02月

[注] 出典のプレスリリースへのリンクを2025-02-28 11:57 am JSTに追記 生物学をプログラム可能にするためのAI基盤モデルを構築しているLatent Labs社は、2025年2月13日、総額5,000万ドルの資金を調達し、ステルス状態から脱却した。  同社は、Google DeepMindのタンパク質 …
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 CRISPR/Cas9システムを用いた遺伝子治療は、がんの発生、発症、進行、転移といった問題に根本的に対処することができる。しかしながら、ターゲティングと有効性の欠如が、遺伝子治療の臨床応用を妨げている。湖北大学の研究チームが今回、PD-L1標的CRISPR/Cas9システムの送 …
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 ベクターは良い意味でも、時には悪い意味でもサプライズを与えてくれる。ウイルスを改変したこれらのツールは、生命科学の研究室で広く使われている。ベクターはDNA断片、遺伝子、あるいはCRISPRの場合はガイドRNAやCas酵素のような構成要素を細胞に運び込む。ベクターは植 …
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 CRISPRを用いたRNA検出法の多くは、感度向上のために増幅と組み合わせており、エアロゾル汚染、煩雑な操作、増幅バイアスなどの欠点がある。上記の問題点を解決するために、南方医科大学の研究チームは、液滴マイクロ流体工学とCRISPR/Cas13aに基づき、ポリメラーゼ連鎖反 …
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 調節DNA中の一塩基変異(SNV)は、遺伝性がんリスクと関連している。ヒト悪性腫瘍の90%以上を占める13の新生物に関連する4,041SNVの超並列レポーターアッセイ(Massively parallel reporter assays: MPRA)を、適切なヒト初代細胞で実施し、クロマチンアクセシビリティ、D …
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