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科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

2025年12月

 塩基エディターは、Cas9ヌクレアーゼと異なり、DNA二本鎖を切断することなく、単一ヌクレオチドの正確かつプログラム可能な改変を可能にすることから、疾患の原因となる点突然変異を修正するツールとして期待されている。しかし、塩基エディターを臨床に展開するには、その …
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 アデニン塩基編集因子(ABE)は、二本鎖切断を引き起こすことなく、ゲノム標的部位において正確なA-to-G変換を実現する。しかし、David R. Liuらが指向性進化法で導出した高活性型アデノシンデアミナーゼTadA8eは、ゲノムワイドなオフターゲット編集に対する安全性への懸念 …
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 CRISPR/Cas9複合体をオンデマンドで高い空間精度と時間精度で送達・活性化できるよう設計されたナノインプリント光熱応答性ナノチップ(Nanoimprinted Photothermal Chip: NPC)を、南京大学と南通大学附属病院の研究チームが開発した。 NPCは、ナノインプリント・リソグ …
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 複雑な微生物表現型は、多様な遺伝子制御ネットワークの複合的な活性によって生じる。したがって、病原微生物の薬剤耐性の克服や産業微生物の性能向上を目的とするゲノム編集では、多重な遺伝子や遺伝子間ネットワークを標的とする必要があった。近年、CRISPR-Cas GEの登場 …
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 色彩パターン形成は、進化・発生メカニズムを研究するための重要なモデルであり、翅に黒い水玉模様(polka dot)を帯びているミズタマショウジョウバエ(Drosophila guttifera)はこれまで、色彩パターン形成を解明するためのモデル [*] として利用されてきた。酪農学園大 …
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