crisp_bio

科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

[出典] "Highly Parallel Profiling of Cas9 Variant Specificity" Schmid-Burgk JL, Gao L, Li D [..] Zhang F. Mol Cell 2020-03-17
  • Feng Zhangが率いる研究グループが今回報告したTTISSはTagmentation-based tag integration site sequencingに由来する命名。
  • Casが誘導するDSBサイトにタグとしてdsODNを内在NHEJ過程を介して挿入することで、ゲノム全域にわたってDSBを偏り無く同定する手法であるGUIDE-seqを、60種類のgRNAsの同時利用へと拡張し、Tn5トランスポザーゼによるバルクでの断片化 (tagmentation)を介して、TTISSを実現した。
  • HEK293T細胞、U-2 OS細胞およびK562細胞において、59種類の標的を対象とするTTISSにより、野生型 (WT) SpCas9, eSpCas9(1.1), SpCas9-HF1,  HypaCas9, evoCas9, xCas9(3.7), Sniper-Cas9ならびにHiFi Cas9のオンターゲット活性とオフターゲット編集を評価した。LZ3 Cas9さらに、その結果に基づいて、高性能なCas9変異体の変異を組み合わせさらに10ラウンドの変異誘発実験を経て得た新たな変異体LZ3 Cas9をTTISSで評価し、その結果に基づいて、各変異体を、オンターゲット活性と特異性の2次元空間に位置づけた [Graphical Abstract引用下図参照]。
GUIDE-seq
  • crisp_bio 2017-04-16 CRISPR-Casヌクレアーゼのオフターゲット効果をゲノム全域にわたって俯瞰可能にするGUIDE-seq
  • "GUIDE-seq enables genome-wide profiling of off-target cleavage by CRISPR-Cas nucleases" Tsai SQ, Zheng Z [..] Joung JK. Nat Biotechnol 2014-12-16
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