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科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

[出典] "Engineering herbicide-resistant oilseed rape by CRISPR/ Cas9-mediated cytosine base-editing" Wu J [..] Zhang H, Wang Y. Plant Biotechnol J 2020-02-24.

 アブラナ (Brassica napus)の生産性の敵は雑草であり、除草剤に耐性を付与することが、効果的である。揚州大学と上海師範大学の研究グループは今回、主たる除草剤の標的であるアセト乳酸シンターゼ (Acetolactate synthase, ALS)遺伝子 (BnALS)に, CBEによって、変異を導入することで、アブラナに除草剤耐性を付与することに成功した。
  • 異質四倍体のアブラナにおいて、栽培種のゲノム解析からBnALSコピー5種類 (BnALS1-BnALS5)を同定し、系統解析からみた保存性と発現の組織依存性からBnALS1BnALS3をALSのハウスキーピング機能に必須であると判定し、この2種類のコピーを標的とするCBEを試みた。
  • これまでに種々の植物において耐性をもたらす標的アミノ酸P197 (シロイヌナズナ・ゲノム上の座標にて)に、アグロバクテリウム法を介したCBEによりC-to-T置換を誘導し、その結果得られたBnALS P197Sが、トリベヌロン-メチル除草剤に耐性をもたらすことを実証した。
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