2020-04-29 14:30: 参考図の取り違えを修正
[出典] "New Zealand claims 'elimination' of coronavirus with new cases in single digits" Kam A,  Reynolds E. CNN Updated 14:47 GMT (2247 HKT) April 27, 2020
  • その新型コロナウイルス対策を各国の報道で高く評価 [1] されているニュージーランドのアーダン首相は、市中感染を抑制し「現時点でウイルスを排除 ("currently" eliminated)」したとして、3月26日に始めたロックダウンを解除し、4月28日から警戒レベルを4から3に下げた [2] 
  • 警戒レベル3は2週間が予定されており、その間いわゆるソーシャルディスタンシングが求められ [3]、その間のCOVID-19の動向を評価し、2週間後に警戒レベルの変更を判断する。
  • ニュージーランドの判断は、フィナンシャル・タイムズの新型コロナウイルス・トラッキング [4]が提供しているCOVID-19による死者の推移グラフによって見事に支持されている (参照: 左下図は各国の新規感染者数の推移で、ニュージーランドはこのところ感染者数を1桁台に抑制し続けている;右下図は、死者の数でグラフ内でニュージーランドはもはやアノテーションされていない。なお、日本の動向 (赤矢印)は、巷間言われているように「なんとか持ち堪えている」状態に見える)。
死者 感染者
[引用した記事とYouTube動画]
  1. New Zealand’s Prime Minister May Be the Most Effective Leader on the Planet. Friedman U. The Atlantic 2020-04-19.
  2. "Coronavirus: Jacinda Ardern says ‘We have won the battle’ in New Zealand on community transmissions" (1 m 45 s) YouTube Channel South China Morning Post 2020-04-28
  3. 「ニュージーランドの警戒レベルが3になると、生活はどう変わるか」日刊ニュージーランドライフ 2020-04-16)。
  4. "Coronavirus tracked: the latest figures as the pandemic spreads" Financial Times.
[crisp_bio注]

 ニュージーランドは、感染者ゼロであった2月2日の時点で、中国人渡航者の入国を制限し、その後、28日に、初の感染者 (イランからバリ経由で帰国したニュージーランド永住者)を確認した。また、3月26日のロックダウンは、COVID-19の死亡者が出る前であり、文字通り「先手、先手」の対策を打ってきた。