[出典] "Selective monitoring of insulin secretion after CRISPR interference in intact pancreatic islets despite submaximal infection" Shariati K [..] Ku G. Islets 2020-06-24.
ランゲルハンス島を対象とするウイルスを介した遺伝子ノックダウン (以下、KD)には、ランゲルハンス島の中央部へのウイルス感染が及ばない課題が伴う。KDが進行しなかった細胞からインスリンが正常に分泌されて、インスリン分泌に遺伝子ノックダウンが及ぼす作用を解析する障害になる。
UCSFの研究グループは今回、以下のカセット
を設計・作出し、グルコキナーゼ遺伝子 (Gck)を標的としてその効用を実証した:
- β細胞特異的な遺伝子発現を誘導するプロモーター (マウスIns2プロモーターの一部)の下流にインスリンのC鎖をルシフェラーゼ (Luc)で標識したインスリン遺伝子を配置したナノルシフェラーゼレポーターのカセット
- ナノルシフェラーゼレポーターのカセットの5'末端に注目している遺伝子を標的とするsgRNAを、3'末端に、T2Aを介して、CRISPRi (dCas9-KRAB)を融合したカセットを配置
- U6 - sgRNA - mIns2プロモーター - β鎖 - Luc標識C鎖 - α鎖 - T2A - dCas9-KRAB
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