[出典] Drug target validation in primary human natural killer cells using CRISPR RNP. Rautela J, Surgenor E, Huntington ND. J Leukoc Biol 2020-07-17.
実証実験として、NK細胞表面に発現する2種類の受容体, NKp64 (NCR1)とCIS (cytokine-inducible SH2-containing protein: Cish)のノックアウトを試みた。
- NKp64についてはヒト初代NK細胞集団から、RNPによるノックアウトが実現した細胞亜集団を得て、NK細胞におけるNKp46の発現とNK細胞のNKp46リガンド発現腫瘍細胞に対する細胞傷害性の相関を確認するに至った。
- 次いで、細胞内免疫療法薬の標的であるCISのノックアウト試み、ヒト初代NK細胞とNK細胞株において、それぞれ、indels誘導率45-80%と85-93%を得た。すなわち、CISノックアウト細胞亜集団は得られなかった。NK細胞の抗腫瘍性との相関は見られた。
- RNP-エレクトロポレーション法によってNK細胞免疫療法の研究開発が進むことを期待できる。
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