[出典] NEWS: Meet Cosmo, a Bull Valf Designed to Produce 75% Male Offspring. Quinton A. UC Davis 2020-07-23.
UC Davisの研究グループは2020年7月23日米国実験動物学会ポスターセッションにて、ゲノム編集技術と胚移植技術により、その子孫の75%が雄になることを期待できる雄子牛'Cosmo'を、発表した。同グループは、2019年に、ゲノム編集技術による牛の除角を発表していた [1]。
- CRISPR/Cas9により胚にて、性決定因子SRY遺伝子を、牛ゲノムのセーフハーバとされる第17染色体にノックインした (X染色体へのノックインは成功しなかった)。
- Cosmoの子孫の50%はXY型に、25%がSRY遺伝子を受け継いだXX型に、なると期待される。
- 雄牛は雌牛に比べて、飼料をより効率的に (~15%)筋肉へ変換することから、雄の畜牛は、飼料の節減、ひいては、畜産業に伴う環境問題 [2]を緩和すると期待できる。
参考crisp_bio記事
- 2019-10-10 ゲノム編集技術により、牛の除角を畜産業から除去する
- 2019-09-02 牛肉の消費量が減少すると二酸化炭素排出量が減少する
- 2020-02-15 米国FDAによる遺伝子編集動物の規制とNature Biotechnology誌の見解
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