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論文・記事紹介:CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム工学, エピゲノム工学, 代謝工学/遺伝子治療, 分子診断/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野); タンパク質工学;情報資源・生物資源;新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症;研究公正

[出典] A sensitive and specific method for microRNA detection and in situ imaging based on a CRISPR–Cas9 modified catalytic hairpin assembly. Liu Y et al. RSC Adv 2020-07-28

 遼寧医学院第三医院の研究グループは今回、標題の戦略に基づいて、HeLa細胞由来エクソソーム内のmiRNA-21を超高感度で検出可能なことを実証した。検出限界は23.5 fMであった。
CHA
 この戦略はSheme 1から引用した右図にあるように、CHA (catalytic hairpin assembly)の枠組みにおけるCy3標識レポータ配列を帯びたH1プローブと消光因子BHQ-1を両端に備えたH2プローブ、レポータ配列のCRISPR-Cas9切断が誘導するCy3の発光、というシステムで具体化されている。
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