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科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

[出典] Directed Evolution of CRISPR/Cas Systems for Precise Gene Editing. Liu R, Liang L, Freed EF, Gill RT (University of Colorado Boulder). Trends Biotechnol 2020-08-19. https://doi.org/10.1016/j.tibtech.2020.07.005

[本稿はアブストラクトに準拠]
 Casタンパク質は多重な機能ドメインを帯びた複雑な構造をしている。各ドメインは、進化的に保存されているポリペプチドのユニットであり、一般に、構造も機能も互いに独立である。著者等は、タンパク質のドメインに注目したタンパク質改変の戦略をレビューした:
  • 外来タンパク質ドメインを導入することで、高精度なゲノム編集、塩基エディティング、遺伝子発現調節およびゲノム可視化が可能になる。
  • 特定のタンパク質ドメインを削除することで、活性は低下するがより小型のCRISPRヌクレアーゼを作出できる。
  • 特定のタンパク質ドメインを改変することで、PAM配列の改変やオンターゲット編集の精度向上が可能である。
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