[出典] Conditional Recruitment to a DNA-Bound CRISPR–Cas Complex Using a Colocalization-Dependent Protein Switch. Kirkpatrick RL [..] Baker D, Zalatan JG. ACS Synth Biol 2020-08-20.

 UW Seattleの研究グループは今回、ケージ化したCRISPRa [1]に、DNA結合によって活性化する(機能性ペプチドを飛び出させる) LOCKR [2]を組合わせることで、CRISPRaの制御が可能なことを、酵母で実証した。
  • dCas9をベースとするCRISPRaの構成要素である転写活性化因子 (Bcl2-VP64)が結合するsgRNAのステムループ2をケージ化しておく。
  • CRISPRaのベースとは別のdCas9により、LOCKRをCRISPRaの標的部位に隣接する部位へ誘導する。
  • 両者が共局在 (Co-LOCKR)することで活性化したLOCKRから提示されたペプチドがキーとなってケージが開き、Bcl1-VP64がCRISPRaのベースのdCas9-sgRNAに結合し、標的遺伝子発現活性化に至る。
[参考crisp_bio記事]
  1. 2017-05-10 CRISPRiとCRISPRaは、ヒト細胞における遺伝子発現の抑制と活性化を、ゲノムワイドで調節可能にする:設計と実証
  2. 2019-07-29 [NEWS] 生細胞内でスイッチとして機能するコンフォメーション可変タンパク質のデノボ合成 (2019-07-30補足)
  3. 以下に、関連ツイートを引用