[出典] Synthetic Notch-Receptor-Mediated Transmission of a Transient Signal into Permanent Information via CRISPR/Cas9-Based Genome Editing. Sgodda M [..] Cantz T. Cells 2020-08-20. https://dx.doi.org/10.3390/cells9091929

synNotch Hannover Medical Schoolを主とする研究グループは今回、外部シグナルに応じて細胞内のCRISPR-Cas9遺伝子編集活性を誘導する合成Notch受容体を設計することで、外部シグナルをレポーター細胞のゲノムDNAに記録する概念実証実験に成功した [Figure 9引用右図参照]。
  • 蛍光タンパク質の活性化をモデルとした予備実験を経て、Wendell A. Limらが開発した合成Notch受容体 [*]をベースとして細胞質ドメインとしてテトラサイクリン調節性トランス活性化因子 (tTA)を組み入れた。
  • この合成Notch受容体を、CXCR4遺伝子座を標的とするsgRNAを恒常的に発現させたHEK293細胞に、レンチウイルスを介して導入した。
  • 「外部からのシグナル (抗原) - 合成Notch受容体 - テトラサイクリン応答因子」の経路を経て発現したCRISPR-Cas9が、U6プロモーターにより発現しているsgRNAを介して標的CXCR4遺伝子座に、34.5%-45.5%の効率でindels変異を誘導した。

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