[出典] REVIEW "A guideline and challenges toward the minimization of bacterial and eukaryotic genomes" Kurasawa H, Ohno T, Arai R, Aizawa Y. Curr Opin Syst Biol. 2020-10-24. [In Press, Journal Pre-proof]

 GP-write [GP-write関連crisp_bio記事参照]のプロジェクトに参画している相澤康則らの東工大の研究チームによるレビュー:
  • 天然のバクテリアゲノムをミニマムにしていくトップダウン最小化 [*]と、ミニマムゲノムを合成していくボトムアップ最小化の双方の研究成果に基づくゲノム最小化のガイドラインを提示 [Figure 1のスキームを参照]
    [*] Mycoplasma mycoides, Escherichia coli, およびBacillus subtilis
  • 真核生物モデルとして出芽酵母のゲノム最小化の進捗
  • バクテリアゲノム最小化のガイドラインとバクテリアとヒトのゲノム構造の違いを踏まえて、ヒトゲノム最小化に向けた課題を議論 (第1に、通常のタンパク質に加えてマイクロ・タンパク質をコードする遺伝子およびlincRNAsをコードする遺伝子の中で必須遺伝子をもれなく同定することが課題である)
 [*] GP-write関連crisp_bio記事