[出典] REVIEW "Heavily Armed Ancestors: CRISPR Immunity and Applications in Archaea with a Comparative Analysis of CRISPR Types in Sulfolobales" Zink IA, Wimmer E, Schleper C. Biomolecules 2020-11-06

 University of Viennaの研究グループが、RNAとDNAの双方を標的としサイクリックオリゴアデニル酸 (cOA)を介した無差別なRNA分解活性 (コラテラル活性)と3種類のヌクレアーゼ活性を帯びているタイプIII CRISPR-Casシステム、アーケア由来CRISPR-Casシステム、および、クレンアーケア超好熱性スルフォロブス目 (Sulfolobales) 53ゲノムのCRISPR-Casシステムの比較解析の3つのテーマにそったレビューを発表した。
  • 興味深いことに、53ゲノムの3分の2以上で、タイプIIIに加えてDNAを分解するタイプIが共存していた。
  • また、51ゲノムにcOAを分解するring nuclease候補が存在し、多くはCsx1/Csm6のCARFドメインと共存していた。
  • これらの分析と論文情報からスルフォロブス目におけるCRISPR-Casシステムとアクセサリータンパク質のクロストークによるCRSIPR免疫応答の3つのシナリオを提案した [Figure 6参照]。