[出典] "CRISPR-Cas12a-Based Nucleic Acid Amplification-Free DNA Biosensor via Au Nanoparticle-Assisted Metal-Enhanced Fluorescence and Colorimetric Analysis" Choi JH, Lim J, Shin M, Paek SH, Choi JW. Nano Lett. 2020-12-21. https://doi.org/10.1021/acs.nanolett.0c04303

 癌をはじめとする疾患の診断の検体としてセルフリーDNA (cfDNA)が注目を集めているが、その増幅が未だ課題である。偽陽性の排除と標的に特異的なプライマーの設計が困難なためである。Sogang UniversityにSOL Bio Corporationが加わった研究グループは今回、金属増強蛍光(MEF)を利用することで、DNAの増幅を不要としたバージョンのCas12aバイオセンサーを開発した。
  • 標的cfDNAに結合したCas12aがそのコラテラル活性を介して、金ナノ粒子 (AuNP)と蛍光色素分子を結合していたssDNAを無差別に切断し、MEFを介した色の変化で判定する
  • このシステムによって、30分間での乳癌遺伝子BRCA-1の高感度検出を実現した。