[出典] "Exploring the Trans-Cleavage Activity of CRISPR-Cas12a for the Development of a Mxene Based Electrochemiluminescence Biosensor for the Detection of Siglec-5" Zhang K [..] Pan J. Biosens Bioelectron. 2021-01-26. https://doi.org/10.1016/j.bios.2021.113019
 細胞表面に発現しているタイプI膜貫通タンパク質の一種であるシグレック (Siglec: Sialic acid-binding immunoglobulin (Ig)-like lectins)はシアル酸に結合する受容体ファミリーである。シグレック・ファミリーのメンバーであるSiglec-5は、ヒト体内で白血球の抑制性受容体 (免疫チェックポイント受容体)として機能することから、Siglec-5の新規アッセイ法は、関連する疾患の発症機序や治療薬の開発に有用である。
 江蘇省核医媒学研究所に南京大学と上海大学が加わった研究グループは今回、CRISPR-Cas12aのトランス・ヌクレアーゼ活性と触媒ヘアピン集合反応 (catalytic hairpin assembly, CHA)による等温増幅に2D炭化チタン超硬 Ti3C2Tx (MXene)の薄膜をベースとする電気化学センサー (electrochemiluminescence, ECL)を組み合わせたSiglec-5検出用バイオセンサーを開発し、感度20.22 fMを達成した。