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科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

[出典] "Fluorescence polarization system for rapid COVID-19 diagnosis" Lee CY, Degani I [..] Choi H-J, Cheon J, Lee H. Biosens Bioelectron. 2021-01-30. https://doi.org/10.1016/j.bios.2021.113049
 Institute for Basic Science (ソウル)を主とする研究グループは、今回、COVID-19を対象としたPOCTでの使用を前提として開発したシステムをCODA (CRISPR Optical Detection of Anisotropy)として発表した。
  • CODAシステムでの判定は、サンプル入力後、RNA等温増幅 (RT-RPA)、CRISPR-Cas12aのコラテラル活性をベースとするDETECTR流シグナル増幅に、蛍光異方性のレシオ測定を組合せた手法であり、サンプル投入から判定までワンポットで進行する [Fig. 1 参照]。
  • CODAシステムでは、Cas12aのコラテラル活性で分解されるssDNAレポータの分子量減少を蛍光異方性で測る [*]。[* ブラウン運動の亢進を経て蛍光異方性が低下する]
  • CODAシステムは、オプトエレクトロニクス、埋め込み型ヒーター、データ処理マイコンを組み合わせたコンパクトな装置であり、また、スタンドアロンで利用可能である。
  • CODAシステムは、SARS-CoV-2 RNAの判定を検体をロードしてから20分以内で完了する。
  • CODATAシステムは検出限界は3 copy/μLを達成し、また、臨床サンプル (陽性10例と陰性10例)を正確に識別した。
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