crisp_bio

科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

[出典] "Small-molecule inhibitors of histone deacetylase improve CRISPR-based adenine base editing" Shin HR [..] Kim Y. Nucleic Acids Res. 2021-02-05. https://doi.org/10.1093/nar/gkab052
 University of Ulsan College of MedicineとSeoul National Universityの研究グループは今回、蛍光レポーターを帯びたヒト細胞を利用した低分子スクリーニングを介して、ヒストン脱アセチル化酵素、中でも、ロミデプシンが、タンパク質とgRNAの発現亢進と、標的へのアクセサビリティーの改善を介して、HEK293T/17細胞とHeLa細胞において、ABE7.10の編集効率をそれぞれ3.8倍と4.9倍にまで向上させることを同定した。
 また、ロミデプシンが、ABE7.10の他に,、ABEmax, BE4maxおよびCas9の編集効率も向上させることを同定した。
[関連crisp_bio記事] CRISPRメモ_2019/06/14 [第1項] ヒストン脱アセチル化酵素、HDAC1とHDAC2、を阻害すると、CRISPR/Cas9ゲノム編集が亢進する. https://crisp-bio.blog.jp/archives/18311457.html
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