crisp_bio

科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

[出典] REVIEW "Small Nucleic Acids and the Path to the Clinic for Anti-CRISPR" Barkau CL, O'Reilly D, Eddington SB, Damha MJ, Gagnon KT.  Biochem Pharmacol 2021-02-26. https://doi.org/10.1016/j.bcp.2021.114492
 先行研究で核酸ベースのCas9阻害剤"anti-crRNA/-tracRNA"を開発していたSouthern Illinois University School of Medicine, UMMS, およびMcGill Universityの研究者によるレビュー。
  • CRISPR-Casをベースとする療法の臨床試験は始まったが、Casヌクレアーゼを制御する手法の臨床試験は始まっていない。CRISPR-Casによる遺伝子編集または遺伝子ターゲッティングを制御可能にすることは、その療法の安全基準の確立に必須である。
  • CRISPR-Casの阻害剤は、患者におけるオフターゲット作用を抑制するフェールセーフまたはアジュバントとして機能する。
  • 本レビューでは、抗-CRISPR (Acr)タンパク質, 低分子阻害剤, および, 先行研究で開発した核酸をベースとする小型の阻害剤 (small nucleic acid-based CRISPR inhibitors, SNuBs)の3種類の技術を取り上げたが、近年の核酸医薬の成功もあり、CRISPR SNuBsの臨床応用が今後短期間のうちに始まるとした。
[先行研究紹介crisp_bio記事と論文]
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