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科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

[出典] "In vivo CRISPR inactivation of Fos promotes prostate cancer progression by altering the associated AP-1 subunit Jun" Riedel M [..] Thomen MK. Oncogene 2021-03-05. https://doi.org/10.1038/s41388-021-01724-6
 Aarhus Universityを主とする研究グループは今回、 CRISPR/Cas9を介してマウス前立腺上皮内腫瘍においてFos 遺伝子とPten 遺伝子をin vivoでノックアウトし、Pten だけをノックアウトした場合よりも癌の増殖と侵襲が促進されることを見出し、データマイニングや前立腺癌細胞におけるFos発現の結果から想定されていたFosが腫瘍抑制因子として機能することを裏付けた。
 興味深いことに、Fos を欠損したマウス前立腺上皮内腫瘍ではAP-1のサブユニットJunの発現が亢進していた。JunFox およびPten とともにノックアウトすると、in vivoでの増殖速度の上昇が見られなくなった。
 Fos の不活性化は、AP-1サブユニットのJunを介して、前立腺癌の進行をドライブする。
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