[出典] "An exonuclease protection and CRISPR/Cas12a integrated biosensor for the turn-on detection of transcription factors in cancer cells" Li B, Shao Z, Chen Y. Analytica Chimica Acta. 2021-04-04. https://doi.org/10.1016/j.aca.2021.338478
 南京医科大学と南通大学附属病院の研究チームは,Cas12aのコラテラル活性を駆動する二本鎖DNA  (アクチベーター )に,転写因子結合ドメインを結合し,エキソヌクレアーゼIIIによる切断を回避することで,TFsの検出と測定を実現した.
  • NF-κB p50サブユニットを標的として,検出限界 (LOD) 0.2 pMと定量かげん(LOQ) 0.6 pMを達成した.
  • このバイオセンサーは,オリドニンのIC50測定など,TFs阻害剤のスクリーニングと評価にも展開可能である.