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(創薬等PF・構造生命科学ニュースウオッチ 2016/01/17) CRISPR関連文献メモ_2016/01/17

[出典] Jiang, F. et al. "Structures of a CRISPR-Cas9 R-loop complex primed for DNA cleavage." Science. 2016 Feb 19;351(6275):867-871. Published online 2016 Jan 14; Corresponding authors: Eva Nogales (LBL); Jennifer A. Doudna (UC Berkeley)
  • CRISPR/Cas9システムでは、crRNA/tracrRのガイド部分または人工sgRNAがDNA二本鎖に侵入し、標的DNAストランドとRNA-DNAハイブリッドヘリックスを形成(R-ループ形成)し、Cas9内でDNAストランドが変位するところから、ゲノム編集が始まる.
  • Streptococcus pyogenes Cas9とsgRNAならびにdsDNAの複合体構造解明(分解能 3.4 Å):R-ループ形成が、標的ではない側のDNAストランドをCas9のRuvCヌクレアーゼ・ドメインの活性サイト近くに配置.
  • そのタンパク質-DNA相互作用によって、HNHヌクレアーゼ・ドメインが180°回転しかつRNA-DNAヘテロ二本鎖へと〜20 Å移動し、標的DNAストランドの切断サイト隣接位置に配置されることを、明らかにした.
  • また、Cas9-sgRNAの構造と、Cas9-sgRNA-dsDNAの構造を、クライオ電顕によって、それぞれ4.5 Åと6.0 Åの分解能で決定し、Cas9がDNA二本鎖を30°折り曲げることでR-ループが安定化することも明らかにした.
[構造データ]
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