CRISPR-del: Cas9と一対のsgRNAsを利用して2ヶ所にDSBを誘導し、NHEJ過程による修復を介して標的領域を削除する手法一般
[出典] "Quantitative analysis of CRISPR-del for complete gene knockout in human diploid cells" Komori T, Hata S [..] Kitagawa D. bioRxiv. 2021-06-22 [プレプリント].  https://doi.org/10.1101/2021.06.21.4493352021-06-23 10.51.35
 東京大学にハイデルベルグ大学が加わった研究グループは,CRISPR-delの各段階を最適化することで,非形質転換ヒト2倍体RPE1細胞において"完全な"遺伝子ノックアウトを実現した [Fig. 1引用右図参照].
  • ヒト中心体タンパク質をコードする長さ502.54 kbのCEP128遺伝子を対象として実証実験を行った.この遺伝子の長さはヒトの遺伝子の95%よりも長い.
  • 最長のCEP128転写バリアント (NM_152446)のエクソン3の最初のATGの下流35bpからイントロン8の途中までの20kbの領域を削除するsgRNAを設計し,最適sgRNAsペアによって高効率で,両アレルに20 kbの欠失が誘導されることを確認した.
  • また,免疫蛍光分析によって,機能的なCEP128タンパク質がのックアウトされたことも確認した. 
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