ON-OFF可能な電気化学発光 (electrochemiluminescence, ECL)バイオセンサーを構築
[出典] "A signal-switchable electrochemiluminescence biosensor based on the integration of spherical nucleic acid and CRISPR/Cas12a for multiplex detection of HIV/HPV DNAs" Zhao KR, Wang Li [..] Liang GX. Sens Actuators B Chem. 2021-07-24. https://doi.org/10.1016/j.snb.2021.130485
 江蘇大学の研究グループが開発したバイオセンサーは,HIV DNA存在下でバイオセンサーとインキュベートしたカーボンドット (CD)標識球状核酸(spherical nucleic acids, SNAs)のECLのルミノフォア・サンドイッチ型アッセイに基づくONシグナルと,バイオセンサーとアシスタントDNA (HIV DNA配列),CD標識SNA,およびCas12a/crRNA/HPV-16 DNAの三元複合体をインキュベートしたOFFシグナルを,切り替える.OFF状態は,Cas12aのコラテラル活性をベースとしている.
 この手法によってHIVとHPV-16の相互干渉を回避し,検出限界としてそれぞれ30 fMと0.32 pMを達成した.また,ヒト血清サンプル中のHIV/HPV-16 DNAの多重検出を,核酸増幅のステップを経ることなく2時間以内に達成した.