[出典] "Kinetic Analysis of Cas12a and Cas13a RNA-Guided Nucleases for Development of Improved CRISPR-Based Diagnostics" Nalefski EA [..] Madan D. iScience. 2021-08-18 [Journal Pre-proof]. https://doi.org/10.1016/j.isci.2021.102996; Graphical Abstract https://ars.els-cdn.com/content/image/1-s2.0-S2589004221009640-fx1_lrg.jpg
 Global Health Labs (https://www.ghlabs.org)に Université d'AngerやUC Berkeley (Knott GJとDoudna JA)が加わった研究グループからの論文
  • CRISPR RNA (crRNA)に結合したCas12aとCas13aは,crRNAの標的鎖の切断活性に加えて非標的鎖のトランス切断活性 (コラテラル活性)を発揮する.研究グループは両酵素の1ターンオーバーの標的核酸切断活性と複数ターンオーバーのコラテラル活性の動態を解析した.
  • LbuCas13aの高ターンオーバーなコラテラルRNase活性が,標的RNAとの迅速な結合と共役していた.
  • LbCas12aの低ターンオーバーなコラテラルDNase活性は,標的DNAとの比較的ゆっくりとした結合と共役していた.
  • コラテラル活性のレベルがcrRNAによって大きく変動した.
  • ブルーリ潰瘍 (Buruli ulcer)が疑われる患者からの検体における病原体DNAの定量を,crRNAの多重化を介した検出感度向上によって,標的核酸を増幅することなく実現した.