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科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

[出典] "Multiple knockout mutants reveal a high redundancy of phytotoxic compounds that determine necrotrophic pathogenesis of Botrytis cinerea" Leisen T [..] Hahn M. 
bioRxiv. 2021-08-22 [プレプリント]. https://doi.org/10.1101/2021.08.21.457223
 Technische Universität Kaiserslauternの研究グループの投稿.
 1,400種類以上の植物に対する病原糸状菌Botrytis cinerea に最適化したCRISPR/Cas9遺伝子編集プロトコルにより,12種類の既知の植物細胞死誘導タンパク質 (plant cell death inducing proteins, CDIPs)を順次ノックアウト (最大12種類)した.
 感染解析の結果,ノックアウトの数が増えるにつれて病原性が低下し,各ノックアウトが宿主植物に与える影響が異なることも明らかになった。また,葉に浸潤したのちも,相当な壊死活性が残っていることも明らかになり,B. cinerea がタンパク質と代謝物の高度に冗長なカクテルを放出して,多種多様な宿主の壊死感染を実現していることが,明らかになった.
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