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科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

ScCas9++: Streptococcus canis 由来Cas9の高効率・高精度版変異体
[出典] "The ScCas9++ variant expands the CRISPR toolbox for genome editing in plants" Liu T [..] Liu Y-G, Zhu Q. J Integr Plant Biol. 2021-08-19. https://doi.org/10.1111/jipb.13164
 State Key Laboratory for Conservation and Utilization of Subtropical Agro-Bioresources (広州)の研究グループが,Streptococcus canis 由来のCas9とその高性能化版のScCas9+とScCas9++,および,ScCas9n++ (ニッカーゼ版)について,イネにおけるゲノム切断活性とシチジン塩基編集効率を解析した.
  • イネではScCas9++がScCas9やScCas9+よりも高い編集効率を持つことが明らかになった.
  • シチジンデアミナーゼPmCDA1とScCas9n++を融合させたevoBE4max型の新しいシチジン塩基エディター (PevoCDA1-ScCas9n++)を開発し,NNG-PAMサイトにおいて,より広い編集ウィンドウ (C-1~C-17)で,標的配列のコンテクストに依存することなく,安定かつ効率的な多重塩基編集を実現した.
  • また,イネ遺伝子OsWx (3ターゲット)とOsEui1 (2ターゲット)の多重同時編集を実現し,新たな品種を作出した.
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