crisp_bio

科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

[出典] "Retinal degeneration in mice lacking the cyclic nucleotide-gated channel subunit CNGA1" Liu Y, Wang Y, Xiao Y, Li X, Ruan S, Luo X, Wan X, Wang F, Sun X. FASEB J. 2021-08-21. https://doi.org/10.1096/fj.202101004R
 上海市第一人民医院の研究グループがCRISPR/Cas9技術でCNGA1をノックアウトしたモデルマウスを作出し,CNGチャネルに関連した網膜色素変性症 (RP)発症のメカニズム解析を進めた:
  • PR進行性の典型的症状 (菲薄化とそれに伴う生体内での機能低下)が観察され,杆体と錐体に進行性の変性が認められた.
  • さらに,ミクログリアの活性化や酸化ストレスによる損傷も並行して起こっていた.
  • 網膜のRNA-seqから,生後9日齢と早い時期にシナプス伝達や光伝達のダウンレギュレーションと,それに続く光受容体変性が誘発される可能性が示唆された.
  • また,PI3K-AKT-mTOR経路の低下が,オートファジーの亢進を示唆し,シャペロンを介したオートファジーが,光受受容体細胞死のタイムコースと一致した.
このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット