[出典] FEATURE "CRISPR/Cas-Based In Vitro Diagnostic Platforms for Cancer Biomarker Detection" Gong S, Zhang S, Lu F, Pan W, Li N, Tang B. Anal Chem 2021-08-24. https://doi.org/10.1021/acs.analchem.1c02533
 山東師範大学の研究グループからの論文.
  • タイムリーな診断が癌患者の生存率の向上に大きく貢献する.体液中の癌バイオマーカー検出は,非侵襲的な癌診断の手法として重要であるが,これまでの検出法は,大規模な装置と高度な操作を必要としていた.
  • CRISPR/Casをベースとするin vitro 診断は,癌バイオマーカーの検出手順を簡略化し,感度と特異度を向上させる可能性を帯びており,次世代の分子診断技術として期待を集めている.
  • 研究グループは今回,バイオセンシングのためのクラスII CRISPR/Casシステム (Cas9, Cas12a,Cas13a,およびCas14a)の作用機序と,CRISPR/Casシステムを介した核酸 (ウイルスDNA, ctDNA, マイクロRNA (増幅の要・不要),タンパク質,細胞外小胞などの多様な癌バイオマーカーの検出戦略を紹介し,将来を展望した.