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科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

[出典] REVIEW "Will Plant Genome Editing Play a Decisive Role in "Quantum-Leap" Improvements in Crop Yield to Feed an Increasing Global Human Population?" Buzdin AV, Patrushev MV, Sverdlov ED. Plants (Basel) 2021-08-13. https://doi.org/10.3390/plants10081667
 Sechenov First Moscow State Medical University, National Research Center Kurchatov Instituteなどのロシアの研究グループのレビュー.
  • CRISPR/Casゲノム編集技術により作物増産の課題解決が可能とする楽観主義の妥当性を,殆どの形質,特に潜在的収量 (yield potential, Yp)の複雑さと理論的限界の観点から,評価した.
  • 続いて,人類に十分な食料を供給するための代替法,都市農業の開発から,貧弱な途上土壌に耐性を示す作物の開発まで,さまざまな代替方法を提案した.
  • いずれにしても,新しい技術を利用しても,急速に増加する世界人口に見合うほど作物収量を飛躍的に増やすことは出来ないと結論し,当面は,人口の増加と一人当たりの食料消費量を制限するために,微妙にバランスのとれた人道的な措置をとることが極めて望ましいとし, “I must be cruel only to be kind” (Shakespeare, Hamlet)で,レビューを結んだ.
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