[注]都のデータは 都福祉保健局サイトと,都の新型コロナウイルス感染症対策サイトから引用; 全国の重症者のデータは厚労省Webサイトの"国内の”発生状況など”のページから引用 [引用日の0:00時点の集計結果] 
2021-10-30以後は
GoogleのCOVID-19感染予測 (日本版)を見て思うこと (8)

2021-10-29 21:32Google感染予測は“10月26日~11月22日”の期間へと更新された [19:55確認].全国と大阪府の日別陽性者の7日間移動平均 (週平均)が,低レベル・モードへと戻り,予測期間最終日の229日の週平均予測がそれぞれ,132人と101人となった.北海道,東京都,および沖縄県の29日の週平均予測はそれぞれ,1人,0人,4人となった.都の陽性者報告数は,日別24人,週平均25.4人であり,週平均は前週の65%であった

スクリーンショット 2021-10-29 21.27.08 [都の報告数を予測グラフに記入, 挿入図の左側グラフ参照].年代別は,20代8人の他の年代は全て3人以下となり,20代感染抑制が長きに渡って他の世代に比べて相対的に遅れているようだ.
 都定義の都の重症者は14人と前日から1人減じ[挿入図右側グラフ参照],全国の重症者は145人と前日から32人減じた.自宅療養死者数は113人と前日から2人減じた [28日17:45更新].
 都の死亡者報告数は60代, 70代, 80代各お一人の計3人であった (死亡日は10月5日と19日,9月26日).都の死亡日別死亡者数は自宅療養者数と共に,昨日の数字から更新されていなかった.
 全国の新規感染者数の都道府県分布図29日版では,1桁の県が随分と増えた中で,大阪府の52人が一際目についた [NHK特設サイト「新型コロナウイルス」10月29日 新たに確認された感染者数(NHKまとめ)].

2021-10-28 20:58 Google感染予測は“10月25日~11月21日”の期間から更新されていなかった [20:39確認].
 都の陽性者報告数は,日別21人,週平均25.7人であり,週平均は前週の58.9%であった [都の報告数を予測グラフに記入, 挿入図の左側グラフ参照].2021-10-28 20.53.17年代別は,30代7人, 20代6人となり,その他の年代は全て5人以下となった.
 都定義の
都の重症者は15人と前日から1人減じ[挿入図右側グラフ参照],全国の重症者も177人と前日から7人減じた.自宅療養死者数は113人と前日から2人減じた [28日17:45更新].
 都の死亡者報告数は50代, 60代, 70代各お一人の計3人であった (死亡日は10月11, 13, 20日).都の死亡日別死亡者数は10月22日から28日までの1週間,25日を除いてゼロが続いた [28日17:45更新].
 都は28日,感染状況については先週までの「改善傾向にあるが、注意が必要である」から「感染者数が一定程度に収まっていると思われる」へと最も低いレベルへと引き下げたが,医療提供体制の警戒レベルは先週と同じ上から3番目を維持した [NHK NEWS WEB 2021-10-28 19:06

2021-10-27 20:28 Google感染予測は“10月25日~11月21日”の期間へと更新された [19:22確認].全国と大阪府の日別陽性者の7日間移動平均 (週平均)が,再び高レベル・モードへと戻り,予測期間最終日の21日の週平均予測がそれぞれ,600人と553人となった.北海道,東京都,および沖縄県の21日の週平均はそれぞれ,3人,4人,1人となった.2021-10-27 19.42.34
 都の陽性者報告数は,日別36人,週平均27.9人であり,週平均は前週の59%であった [都の報告数を予測グラフに記入, 挿入図の左側グラフ参照].年代別は,20代11人, 30代9人, 40代 6人となり,その他の年代は全て5人以下となった.
 都定義の
都の重症者は16人と前日から1人減じ[挿入図右側グラフ参照],全国の重症者も184人と前日から13人減じた.自宅療養死者数は115人にまで減じた [27日18:00更新].
 都の死亡者報告数は70代1人, 80代1人の計5人であった (死亡日は10月25日と8月29日).都の死亡日別死亡者数は10月20日から27日まで,25日を除いてゼロが続いた [27日18:00更新].2021-10-27 20.25.16

 昨年の10月27日から本日 (今年の10月27日)の間の都の日別陽性者数とその週平均数の推移のグラフを右に挿入した.オリンピックからパラリンピックまでと,たまたま,時期が重なった山の重みと,自宅待機中に医療を受けられないまま亡くなられた方々の重みが感じられる.8月下旬からの急激な減少の一番大きな要因は,そうした重みを受け止めた自主的な行動抑制であるような気がしてならない.

2021-10-26 18:44 Google感染予測は“10月23日~11月19日”の期間へと更新された [20:15確認].全国の日別陽性者の7日間移動平均 (週平均)が昨日の高レベルから一昨日の低レベルへ戻り,大阪府の週平均予測も増加モードから高原モードへと戻った.東京都の週平均予測も一昨日のゼロが再現された [挿入図の左側グラフ参照].2021-10-26 20.41.54
 
都の陽性者報告数は,日別29人,週平均28.6人であり,週平均は前週の55.3%であった [都の報告数を予測グラフに記入, 挿入図の左側グラフ参照].年代別は,20代が12人となり,その他の年代は全て5人以下となった.
 都定義の
都の重症者は17人と前日から3人減じ[挿入図右側グラフ参照],全国の重症者も197人と前日から5人減じた.自宅療養死者数は118人にまで減じた.
 都の死亡者報告数は60代1人, 70代1人, 80代2人, 90代1人の計5人であった (死亡日は7月9日から10月15日の間).都の死亡日別死亡者数は10月20日から26日までゼロが続いた [26日19:00更新].

2021-10-25 17:38 Google感染予測は“10月22日~11月18日”の期間へと更新された [17:08確認].全国の日別陽性者の7日間移動平均 (週平均)が今回は,期間中300人台から400人台へ緩やかに上昇するパターンとなった.ここ数日の予測動向から推定されるとおり,大阪府の週平均が、10月28日に200人を超え予測期間最終日18日の401人へと上昇するパターンとなっていた.一方で,予測期間最終日の18日,北海道と沖縄県は2人と1人に着地した.東京都の週平均予測は残念ながらゼロ再現ならなかったが,18日の週平均は3人に留まった.その他の府県の Google予測については確認していない.2021-10-25 17.33.56
 都の陽性者報告数は,日別17人,週平均29.6人であり,週平均は前週の51.4%であった [都の報告数を予測グラフに記入, 挿入図の左側グラフ参照].年代別は,20代が5人の他は,10歳未満から70代までの全年代で1人または2人となった.
 都定義の
都の重症者は20人と前日から2人減じ[挿入図右側グラフ参照],全国の重症者も202人と前日から6人減じた.
 都の死亡者報告数は50代, 60代, 90代の各1人であった.都の死亡日別死亡者数は23日17:30更新のままであった.

2021-10-24 18:00 Google感染予測は“10月21日~11月17日”の期間へと更新された [19:01確認].全国の日別陽性者の7日間移動平均 (週平均)が,ここしばらくの高めのレベルから10月18日までの予測へのレベルへと下がり,17日の週平均予測は172人になった.大阪府の予測週平均も,昨日の記録と異なり, 170人レベルまで上昇してから緩やかに減少し,17日の週平均予測は155人になった.日々の報告数はもとより,日々の予測数を深読みするのは詮無いことのようだ2021-10-24 17.43.03北海道と沖縄県は11月に入ってから週平均予測が一桁になり,東京都の週平均予測は,11月11日から17日までゼロを維持する [挿入図の左側のグラフ参照].
 都の陽性者報告数は,日別19人,週平均31人であり,週平均は前週の51.8%であった [都の報告数を予測グラフに記入, 2番目の挿入図の左側グラフ参照].年代別は,20代5人,他の世代はそれぞれ4人以下であった.
 都定義の
都の重症者は22人と昨日同であり[挿入図右側グラフ参照],全国の重症者も208人と前日同であった.都の自宅療養者数は155人であった.
 都の死亡者報告数は0人であった.都の死亡日別死亡者数は23日17:30更新のままであった.
 10月20日付のBBCニュース日本語版によると英国での感染再拡大と,「デルタ・プラス]とも言われるデルタ株から変異した「AY.4.2」の感染との関連を英国の保健当局が調査しているが,注目すべき変異株 (VOI)や懸念される変異株 (VOC)には未だ指定されていない.10月22日付の厚生労働省発表によると,AY.4株は10月に入ってから,成田空港 (パキスタンから)で2名,羽田空港 (英国から)で1名,関西空港 (英国から)で1名,検疫で発見された.
 

2021-10-23 19:55 Google感染予測は“10月20日~11月16日”の期間へと更新された [19:01確認].全国の日別陽性者の7日間移動平均 (週平均)については,昨日公開予測最終日の15日が548人が620人へと悪化し,予測最終日の16日は634人となった.2021-10-23 19.50.16気持ち右肩上がりになったグラフを記録しておこう [挿入図の左側のグラフ参照].一方で,東京都の週平均予測は15日と16日共に一人となった.そこで,このところ定点観測している北海道,大阪府,および沖縄県の予測を確かめたところ,北海道と沖縄県は感染抑制傾向が維持されていたが,大阪府に感染再拡大が推定されていた [上の挿入図右側のグラフ参照].2021-10-23 19.36.28
 都の陽性者報告数は,日別32人,週平均34.3人であり,週平均は前週の54.2%であった [都の報告数を予測グラフに記入, 2番目の挿入図の左側グラフ参照].年代別は,20代11人, 40/50/60代がいずれも5人, 10歳未満4人,10代と60だいがそれぞれ1人となった.
 都定義の都の重症者は22人と昨日から1人増え[挿入図右側グラフ参照],全国の重症者は208人と前日から9人減じた.都の自宅療養者数は175人 [21日19:00更新」から165人へと減少した [23日17:30更新].
 都の死亡者報告数は昨日に続いて1人 (診断日 9月22日, 死亡日 9月20日)であった.死亡日別の仮集計は8月23日のピーク31人に対して10月12日から18日の間は,1, 2, 0, 3, 0, 3, 1人で推移した [23日17:30更新].

2021-10-22 17:55 Google感染予測は“10月19日~11月15日”の期間へと更新された [17:24確認].2021-10-22 17.51.43予測期間中の全国の日別陽性者の7日間移動平均 (週平均)が,前回は400人前後でほぼ一定していたのに対して,400人を下回ることなく,予測最終日の15日は548人となった.東京都の予測最終日の週平均は前回の一人から二人と,一応,倍増した.
 
都の陽性者報告数は,日別26人,週平均39.1人であり,週平均は前週の59.6%であった [都の報告数を予測グラフに記入, 挿入図左グラフ参照].年代別は,20代9人, 30代6人を除く年代はそれぞれ3人以下となった.
 都定義の
都の重症者は21人と昨日から5人減じ[挿入図右グラフ参照],全国の重症者も217人と前日から43人減じた.都の自宅療養者数は171人 [20日17:45更新」から175人へと増加した [21日19:00更新].
 
都の死亡者報告数は1人(診断日 8月13日; 死亡日は10月17日)であった.死亡日別の仮集計は8月23日のピーク31人に対して10月12日から18日の間は,1, 2, 0, 3, 0, 2, 1人で推移した [19日18:00更新].

2021-10-21 17:52 Google感染予測は“10月18日~11月14日”の期間のままであった[17:06確認].
 
都の陽性者報告数は,日別36人,週平均43.6人であり,週平均は前週の56.5%であった [都の報告数を予測グラフに記入, 挿入図左グラフ参照].2021-10-21 17.20.27年代別は,40代8人, 30代6人, 20代5人, 10歳未満と10代がそれぞれ4人, 他の世代は1~2人となった.
 都定義の
都の重症者は24人と昨日から3人減じ[挿入図右グラフ参照],全国の重症者は260人と前日から16人減じた.都の死亡者報告数は2人(死亡日は9月27日と10月18日)であった.なお,死亡日別の仮集計と都の自宅療養者数は,昨日引用からデータ更新されていなかった.
 本記事の10月19日投稿分で,北海道,東京都,大阪府,および沖縄県の直近1週間の人口10万人あたりの感染者数を比較したが,2021-10-21 17.30.41グラフを更新し右図に挿入した.東京都の感染抑制がやや足踏みし始めたところで,一時感染拡大の気配が見られた北海道と沖縄県が小康状態に入ったように見える.
 いずれにしても全国的には日別陽性者数がゼロと1桁の県が多数を占めるようになり,余裕ができて来たのか,報道に拠れば [*],厚生労働省が,コロナ後遺症診療の手引きを作成し,今月中にもホームページから公開するとのことである.この時期に,検査体制,診断体制,そして医療体制の整備がどのように進んでいるかも,知りたいところであるが,そうした情報提供は当分ない事だろう [* テレ朝news 2021-10-21 11:56]

2021-10-20 19:28 Google感染予測は“10月18日~11月14日”の期間のままであった[19:10確認].
 都の陽性者報告数は,日別41人,週平均47.3人であり,週平均は前週の53.3%であった [都の報告数を予測グラフに記入, 挿入図左グラフ参照].2021-10-20 19.27.16年代別は,20代8人, 30代と40代が7人,80代6人,他の年代は1~2人であった.
 都定義の
都の重症者は27人と昨日から1人増えたが[挿入図右グラフ参照],全国の重症者は276人と前日から18人減じた.
 都の自宅療養者数は171人と前回から18人減じた [20日17:45更新].
 都の死亡者報告数は5人(死亡日は9月3日 ~ 10月15日の間)であったが,死亡日別の仮集計は8月23日のピーク31日に対して10月11日から17日の間は,4,  1, 2, 0, 3, 0, 2日人で推移した [20日17:45更新].

2021-10-19 20:26 Google感染予測は“10月18日~11月14日”の期間へと更新された [19:22確認].全国の日別陽性者の7日間移動平均 (週平均)は期間中390人から400人台で予測最終日は407人とここ数回の予測よりもやや悪化したが,都の週平均予測は1人を維持した.スクリーンショット 2021-10-19 20.04.43
 
都の陽性者報告数は,日別36人,週平均51.7人であり,週平均は前週の51.9%であった [都の報告数を予測グラフに記入, 挿入図左グラフ参照].年代別は,20代7人, 50代6人, 10歳未満5人,以下,全世代一桁となった.
 都定義の
都の重症者は26人と昨日から5人減じ[挿入図右グラフ参照],全国の重症者も294人と前日から18人減じた.都の自宅療養者数は189人と200人を切った [19日18:00更新].
 
都の死亡者報告数は13人(死亡日は7月21日 ~ 10月17日の間)であったが,死亡日別の仮集計は8月23日のピーク31人に対して10月11日から17日の間は,4,  1, 1, 0, 2, 0, 2日人で推移した [19日18:00更新].
  2021-10-19 19.54.20昨日と一昨日,東京都と北海道の日別陽性者数の週平均を比べてみたが.本日は,
人口10万人あたりの日別陽性者数週平均の推移を,北海道,東京都,大阪府,および沖縄県の間で比べて見た.北海道 (水色)と東京都 (緑色)は,双方とも同レベルで下げ止まった感がある.大阪府 (赤色)と沖縄県 (橙色)は,いずれも北海道と東京都より感染レベルが高いが,10月1日から13日まで同じようなペースで減少してきていた.しかしこの数日間で,沖縄県は少なくとも下げ止まったように見える.連休ごとに大都市からの旅行者が多い沖縄県と北海道が同じ傾向を示すという仮説は,成り立たなかったようだ [元データは, NHK 特設サイト「新型コロナウイルス」- 直近1週間 人口10万人あたり 感染者数の推移(NHKまとめ)からダウンロードした].
 ところで,英国では再び感染拡大の傾向にあり,9月に60%以上急増し,この10月18日には規制全面的解除の数日前にあたる7月17日以来の最多を記録した.7月19日には,飲食や集会の人数制限の撤廃に加えて,屋内でのマスク着用義務も撤廃されていた.空中に漂うウイルスから身を守るのは,換気とマスクだ[REUTER 2021-10-19 05:44]

2021-10-18 17:37 Google感染予測は“10月15日~11月11日”の期間へと更新された [16:55確認].11月11日の全国の日別陽性者の7日間移動平均 (週平均)は184人,都の週平均予測は1人,となった.2021-10-18 17.15.01
 
都の陽性者報告数は,日別29人,週平均57.6人であり,週平均は前週の52.7%であった [都の報告数を予測グラフに記入, 挿入図左グラフ参照].年代別は,20代7人, 30代6人, 10歳未満5人,以下,全世代一桁となった.
 都定義の都の重症者は31人と昨日から4人減じ[挿入図右グラフ参照],全国の重症者も312人と前日から5人減じた.都の自宅療養者数は264人と減少が続いている [17日17:45更新].
 都の死亡者報告数は6人(死亡日は8月19日 ~ 10月17日の間)であった.死亡日別の仮集計は8月23日のピークが31人と一人増えたが,10月8日から13日の間は,2,  3, 1, 4, 1, 1人で推移した [17日17:45更新].スクリーンショット 2021-10-18 17.23.03
 昨日に続いて,北海道と東京都の日別陽性者数の週平均推移の比較グラフを挿入した.北海道の微妙な増加傾向が続いている.ただし,人口10万人あたりの週平均のランキングは,
沖縄 (11.29), 青森 (7.70), 大阪 (6.85), 奈良 (4.81), 広島 (4.78),… 北海道 (3.56), …  東京 (3.04)の順になっており[*],感染状況は気候条件だけではない複雑な要因の寄与によるようだ.なお,Googleは11月11日の北海道の週平均を2人と予測している.
[*] NHK 特設サイト 新型コロナウイルス 直近1週間の人口10万人あたりの感染者数. 

2021-10-17 19:31 Google感染予測は“10月14日~11月10日”の期間のままであった [17:48確認].
 都の陽性者報告数2021-10-17 18.07.28,日別40人,週平均60.4人であり,週平均は前週の452.7%であった [都の報告数を予測グラフに記入, 挿入図左グラフ参照].年代別は,20代8人, 30代7人,40代5人と続き,全世代で1桁になった. 
 都定義の
都の重症者は35人と昨日と変わらなかったが[挿入図右グラフ参照],全国の重症者は317人と前日から18人減じた.都の自宅療養者は16日17:45更新時に285人へと減少した.
 
都の死亡者報告数は6人(死亡日は8月23日 ~ 10月11日の間)であった.20代の女性が10月7日に死亡,COVID-19の診断は10月10日,として記録されていた.スクリーンショット 2021-10-17 19.19.11診断も治療も受けられないまま,身罷られたのだろうか.死亡日別の仮集計は15日17:45更新版のままであった.
 ところで,感染者の急激な減少の要因の一つとして,季節の変化とそれに伴う行動の変化も考えられているようなので,思い付いて,9月30日の緊急事態宣言解除されてからの日別陽性者数の7日間移動平均 (週平均)の推移を,東京都と北海道で比べてみた (右のグラフ参照). 10月10日以後,北海道がやや増加の傾向を見せ始め,東京都は10月10日までの減少の勢いがそのまま続いているように見えるのは,気のせいだろうか.


2021-10-16
 18:01 Google感染予測は“10月14日~11月10日”の期間へと更新された [17:09確認].11月10日の全国の日別陽性者の7日間移動平均 (週平均)は,265人との予測であった.前回メモしていた10月6日の全国の週平均は364人であったが,今回は273人と減少していた.一方で,都の週平均については,11月6日と10日がそれぞれ18人と15人と予測されたが,11月6日の前回予測は2人であった.2021-10-16 18.00.39
 都の陽性者報告数は,日別66人,週平均63.3人であり,週平均は前週の49%であった [都の報告数を予測グラフに記入, 挿入図左グラフ参照].年代別は,20代13人, 30代14人,40代12人の他は,1桁に留まった (10歳未満/10代/50代/60代/70代/80代/90代がそれぞれ,3/2/4/5/8/3/2人). 
 都定義の都の重症者は35人と昨日から4人減じ[挿入図右グラフ参照],全国の重症者も335人と前日から22人減じた.
 都の死亡者報告数は7人(死亡日は8月29日 ~ 9月26日の間)であった.死亡日別の仮集計と都の自宅療養者数は、昨日引用し15日17:45更新版のままであった.
 本記事では,10月13日に,シンガポールにおける感染拡大とシンガポール首相の判断を引用した.英国もこのところ10日間一貫して増加しているが,死者は比較的抑制されている. [REUTERS COVID-19 TRACKER (2021-10-15までのデータ) ].感染者をもれなく把握し濃厚接触者も追跡できるところまで感染が抑制されてきた今こそ,GOTOトラベルにうつつを抜かすのではなく,検査体制と医療体制の充実に,最優先で,全力で,しっかりと,取り組むことことが,飲食や旅行関係にとっての稼ぎ時である年末年始に緊急事態宣言が重なってしまうリスクを回避できると思うのだが.

2021-10-15 18:06 Google感染予測は“10月10日~11月6日”の期間のままであった [17:42確認].本記事も,喜ばしいことに,テンプレートの数字を淡々と更新するだけになってきた.
 
都の陽性者報告数は,日別57人,週平均65.6人であり,週平均は前週の45.1%と,減少が加速している [都の報告数を予測グラフに記入, 挿入図左グラフ参照].年代別は,20代16人, 30代と40代が8人, 10代未満7人, 60代5人, 10代4人, 50/70/80代がいずれも3人であった.20代最多のまま収束していくのだろうか. 2021-10-15 17.52.15
 都定義の
都の重症者は39人と昨日から1人減じ[挿入図右グラフ参照],全国の重症者も357人と前日から24人減じた.
 
都の死亡者報告数は7人(死亡日は8月29日 ~ 10月13日の間)であった.死亡日別の仮集計は、15日17:45更新版で,10月8日から13日まで,2, 3, 1, 3, 1, 1人であった.同じタイミングで更新された都の自宅療養者数は311人へと13日18:00更新時から32人減少した.
 ところで,本日開催された第79回コロナウイルス感染症対策本部にて,岸田総理が基本的な考え方として「ワクチン、検査、治療薬等の普及による予防、発見から早期治療までの流れを更に強化するとともに、最悪の事態を想定して、次の感染拡大に備えること」と表明した.御意! 

2021-10-14 19:55 Google感染予測は“10月10日~11月6日”の期間のままであった [17:33確認].2021-10-14 17.46.33
 都の陽性者報告数は,日別62人,週平均77.1人であり,週平均は前週の50%へと半減した [都の報告数を予測グラフに記入, 挿入図左グラフ参照].年代別は,20代と40代が13人, 30代9人, 10代7人, 10代未満と50代6人, 60~80代 8人となった.
 都定義の
都の重症者は40人と昨日から3人減じ[挿入図右グラフ参照],全国の重症者も381人と前日から32人減じた.
 都の死亡者報告数は12人(死亡日は8月7日 ~ 10月12日の間)であった.死亡日別の仮集計は、13日18:00更新版で,10月7日から11日まで,0, 1, 1, 1, 1人であった.同じタイミングで更新された都の自宅療養者数は343人であった.
 久しぶりに2020年からの東京都の日別陽生者数の推移をグラフにしてみた [右図参照].2021-10-14 19.28.22第1波から第5波まで,なぜどのようにして感染が拡大し,なぜどのように感染が抑制されたか,詳にされたのだろうか/詳にされるのだろうか.全国的に新規陽性者数が減少している中で,時折,クラスターが発生する. 例えば,緊急事態宣言中の9月に園長と職員が京都府へ慰安旅行し,旅行出発当日に園児1人の感染が確認され,旅行後に発熱した職員を陽性が判明するまで勤務させていた神奈川県の保育園では園児をふく50人以上のクラスターが発生している [神奈川新聞Webサイト・カナコロ.2021-10-13 22:55],という分かり易い事例もあるのだが. 

2021-10-13 18:07 Google感染予測は“10月10日~11月6日”の期間のままであった [17:40確認].2021-10-13 17.59.29
 都の陽性者報告数は,日別72人,週平均88.7人であり,週平均は前週の53.8%へと減少した [都の報告数を予測グラフに記入, 挿入図左グラフ参照].年代別は,20代14人, 30代12人, 50代10人, 40代8人, 10代8人, 10歳未満7人, 60代4人, 70代4人, 90代3人, 80代2人となった.
 都定義の
都の重症者は43人と昨日から12人減じ[挿入図右グラフ参照],全国の重症者も413人と前日から31人減じた.
 都の死亡者報告数は13人(死亡日は9月2日 ~ 10月11日の間)であった.死亡日別の仮集計は、自宅療養者数ともに,昨日引用した12日17:45更新版のままであった [17:50確認].
 感染が抑制されている間に,検査・保護・治療・リハビリの流れが確立されれば,年末年始の感染爆発を繰り返すことなく「
新型コロナウイルスはもはや,我々の多くにとって危険ではない」と宣言できると思うのだが.シンガポールでは,GOTOトラベルに類したオマケ政策を取っているのだろうか.

2021-10-12 20:15 Google感染予測は“10月10日~11月6日”の期間へと更新され,最終日の日別陽性者数の週平均は、全国364人,東京都2人、となった[19:19確認].
 都の陽性者報告数は,日別77人,週平均99.7人であり,週平均は前週の54.8%へと減少した [都の報告数を予測グラフに記入, 挿入図左グラフ参照].2021-10-12 19.39.05年代別は,20代18人, 30代13人, 10歳未満/10代/40代/50代 いずれも9人, 70代と90代2人, 80代1人となった.20代と30代が相対的に高い状態は続いている.
 都定義の都の重症者は55人と昨日から7人減じ[挿入図右グラフ参照],全国の重症者は前日から34人減の444人と安定した減少を維持していた.都の自宅療養者数も11日集計から84人減じ407人であった [10月12日17:45更新].
 都の死亡者報告数は10人(死亡日は9月7日 ~ 10月9日の間)であった.死亡日別の仮集計は、8月23日のピーク30人から、概ね減少が続き、10月5日から10月9日までは,2人,0人,0人,1人, 1人となった.
 ところで,10月6日にワクチン接種率が~80%に達したシンガポールでの感染拡大を取り上げた.8日に最多の3,590人の感染を確認したのち,リー・シェンロン首相は「感染者の98%以上は無症状か軽症者だ.新型コロナウイルスはもはや,我々の多くにとって危険ではない」と述べた [NHK NEWS WEB 2021-10-09 23:23].人口あたりの日本の検査数が圧倒的に少なく,そもそも検査がはっきりとした症状があることが前提なので,リー・シェンロン首相のロジックが使えない思われるが,シンガポールは新型コロナウイルスと共存するモデルにはなりそうだ.
 そのほかにも新型コロナウイルスとの共存の可能性を広げるニュースがあった.中外製薬は,抗体カクテル療法ロナプリーブを,COVID-19の予防薬と無症状の感染者に対する治療薬としての適応拡大を厚生労働省に申請した.同時に,これまでの点滴注入に加えて,皮下投与を可能にする用法追加の申請もした [中外製薬ニュースリリース 2021-10-11].また,メルクは飲み薬モルヌピラビルの緊急使用許可を米国FDAに申請し [NHK NEWS WEB 2021-10-11 23:45],国内での年内特例承認を期待しても良さそうになって来た. 

2021-10-11 20:45 Google感染予測は“10月9日~11月5日”の期間へと更新され,最終日の日別陽性者数の週平均は、全国401人,東京都7人、となった[20:20確認].
 2021-10-11 20.42.51都の陽性者報告数は,日別49人,週平均109人であり,週平均は前週の55.6%へと減少した [都の報告数を予測グラフに記入, 挿入図左グラフ参照].日別が50人を下回ったのは昨年6月25日以来のことであった。年代別は,20代10人, 30代10人, 50代8人, 40代7人, 10歳未満6人, 10代4人, 70代2人,  90代2人, 60代0人, 80代0人となった.
 都定義の
都の重症者は62人と昨日から5人減じ[挿入図右グラフ参照],全国の重症者は前日から5人減の478人と減少が続いている.
 都の死亡者報告数は6人(死亡日は8月9日 ~ 10月4日の間)であった.死亡日別の仮集計は、8月23日のピーク30人から、概ね減少が続き、10月1日から10月5日までは,3人,1人,0人,3人, 2人となった.なお、都の自宅療養者数は491人であった [10月11日18:15更新].

2021-10-10 18:04  Google感染予測は昨日公開から“10月8日~11月4日”の期間へと更新され,最終日の日別陽性者数の週平均は全国で603人で,東京都は15人となった[17:50確認].
 都の陽性者報告数は,日別60人,週平均115人であり,週平均は前週の55.6%へと減少した [都の報告数を予測グラフに記入, 挿入図左グラフ参照].2021-10-10 18.01.35年代別は,20代11人, 40代9人, 10歳未満8人, 30代8人, 50代7人, 70代7人, 10代6人,  80代2人, 60代1人, 90代1人となり.10歳未満から中高年層の間で平準化してきたように感じる.一時期,20代, 30代,に続いて,10代と10歳未満が比較的多数を占めたが,後遺症 (long COVID)が,特にこの年齢層に,広がっていないことを願う.
 都定義の
都の重症者は67人と昨日から1人減じた.都ではここ数日足踏みしているが [挿入図右グラフ参照],全国の重症者は前日から18人減の483人と,はっきりとした減少傾向が続いている.
 都の死亡者報告数は7人(死亡日は8月20日 ~ 10月5日の間)であった.死亡日別の仮集計は、8月23日のピーク30人から、概ね減少が続き、9月30日から10月4日までは,7人,2人,1人,ゼロ, 1人となった.なお、都の自宅療養者数は586人であった [10月9日17:30更新].

2021-10-09 20:40 本記事の9月15日投稿にて,「自宅や外出先で亡くなった新型コロナウイルス感染者数について都の発表数と警視庁発表数に差がある」とする報道に触れたが,厚生労働省の第52回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード (令和3年9月27日)資料2-3 新規陽性者数の推移等 (HER-SYSデータ)の92頁に警察庁「新型コロナウイルス陽性したい取り扱い状況 (令和3年4月~8月)」の一覧表が掲載されていた [挿入図参照].2021-10-09 20.43.16
 この一覧表は,自宅療養中に亡くなった方のほか,死後又は搬送後に検査を行っ た結果,陽性であった方や死因が 新型コロナウィルス感染症以外であった方を含んでおり,カッコ内が新型コロナウィルス陽性死体のうち死因が新型コ ロナウィルス感染症と特定された死亡例数である.
全国的 (大阪府と兵庫県を除く)に新型コロナウイルスが死因であった例数が,4月から7月までに比べて,8月に急増した.大阪府も7月はゼロを達成したところで8月に12名 (うち自宅4名)と増加したが,それでも4月よりは抑え込んだところで,首都圏,中でも東京は,4月の2人 (うち生前1人)から7月8人 (うち生前4人)を経て,8月に55人 (うち生前48人)と急増した.東京都の中で,大阪府の医師から情報収集した墨田区では8月中重症者をゼロに抑え込んでいた [本記事9月23日参照]

2021-10-09 17:54  Google感染予測は昨日公開から“10月7日~11月3日”の期間へと更新され,最終日の日別陽性者数の週平均は全国で4434人で,東京都は8人となった[17:14確認].
 都の陽性者報告数は,日別82人,週平均129人であり,週平均は前週の57.1%へと減少した [都の報告数を予測グラフに記入, 挿入図左グラフ参照].週平均は奇しくも予測と一致した.年代別は,20代20人, 30代16人, 10代11人, 10歳未満8人, 40代8人, 50代5人, 60代5人, 70代5人, 80代3人, 90代1人となった.都の自宅療養者数は586人であった.2021-10-09 17.50.23
 都定義の
都の重症者は昨日と同じ68人であった [挿入図右グラフ参照].全国の重症者は501人と前日から25人減じた.
 都の死亡者報告数は9人(死亡日は9月2日 ~ 10月4日の間)であった.死亡日別死者数は9月27日から10月1日まで,7人,2人,7人,および2人と変動したが,8月23日のピーク30人から大きく減少したことに変わりはない [10月8日18:00更新].
 10月7日に開催された都のモニタリング会議の総括は [*],感染状況については,昨年末の第3波と同じ経過を辿らないようにという趣旨で「改善傾向にあるが,注意が必要である」,医療提供体制については「通常の医療が一部制限されている」であった [*]https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/corona_portal/info/monitoring.html.TVの各種ニュースショーでの一般の方がを対象とした街頭インタビューからは「慎重に緩めていく」という声が多い印象を受けるが,一方で,"オマケ"による行動活性化も目論まれているようだ."オマケ"をつけるなら,これまでに実績があり信頼できる民間検査につけるとよいと思うのだが.

2021-10-08 17:53  Google感染予測は昨日公開から“10月5日~11月1日”の期間へと更新され,最終日の日別陽性者数の週平均は全国で239人で,東京都は10人となった[18:07確認].
 都の陽性者報告数は,日別138人,週平均145人であり,週平均は前週の57.6%へと減少した [都の報告数を予測グラフに記入, 挿入図左グラフ参照].2021-10-08年代別は,20代33人, 30代26人, 40代21人, 10代14人, 10歳未満16人, 50代12人, 70代7人, 60代4人, 80代4人, 90代1人の順となった.
 都定義の
都の重症者は68人と昨日から2人減少した [挿入図右グラフ参照].全国の重症者も526人にまで減少した.
 都の死亡者報告数は18人(死亡日は8月2日 ~ 9月30日の間)であった.
 
死亡日別死者数と自宅療養者数は昨日引用からは更新されていなかった. 

2021-10-07 19:31 Google感染予測は昨日公開から“10月4日~10月31日”の期間へと更新され,最終日の日別陽性者数の週平均は全国で248人で,東京都は3人となった[18:07確認].
 都の陽性者報告数は,日別143人,週平均154人であり,週平均は前週の59.9%へと減少した [都の報告数を予測グラフに記入, 挿入図左グラフ参照].年代別は,30代32人, 20代31人, 50代17人, 40代15人, 60代11人, 10歳未満11人, 10代9人, 70代8人,  80代7人, 90代2人の順となった.2021-10-09 17.47.50都の定義による都の重症者は昨日から7人減少し70人と,5月のピークを下回った [挿入図右グラフ参照],都の自宅療養者数は1,072と減少傾向が続いている [10月3日17:45更新] .全国の重症者は595人まで減少した.
 都の死亡者報告数は19人 (死亡日は7月30日 ~ 9月30日の間)であった.20代の女性が9月27日診断日で同日死亡と報告されている.死亡日別死亡者数は8月23日のピーク30人から9月30日6人と10月1日2人までおおむね減少している.なお,東京都の自宅療養者数が631人まで減少した [いずれも10月7日18:00更新の数字]
 ところで,7月からの感染の急拡大と8月下旬過ぎてからの急激な感染抑制 [下図参照],スクリーンショット 2021-10-07 19.27.00デルタ株の勢いが,オリンピックとともに来たり,パラリンピックとともに去っていた,ようにも見えるが,元プロ野球選手であり監督であった野村克也氏の座右の銘「勝ちに不思議の勝ちあり,負けに不思議の負けなし
を借りれば,新型コロナウイルスの「抑制に不思議の抑制あり,拡大に不思議の拡大なし」といったところだろうか [* もともとは,肥前国第9代平戸藩主松浦清の言葉].

2021-10-06 17:28 Google感染予測は一昨日公開の“10月2日~10月29日”の期間から更新されていなかった [16:53確認].都の陽性者報告数は,日別149人,週平均165人であり,週平均は前週の54.6%へと減少した [都の報告数を昨日公開の予測グラフに記入, 挿入図左グラフ参照].スクリーンショット 2021-10-06 17.03.40年代別は,20代41人, 30代29人, 40代19人, 50代16人, 10歳未満16人, 10代14人, 80代7人,60代3人, 70代3人, 人, 80代4人, 90代1人の順となった.都の定義による都の重症者は昨日から3人増加し77人となった [挿入図右グラフ参照].全国の重症者は612人と昨日から43人減少した.
 都の死亡者報告数は10人 (死亡日は8月8日 ~ 9月29日の間)であった.死亡日別の推移と自宅療養者数は本記事投稿時までには更新されていなかった.2021-10-07 8.26.55
 ところで,8月下旬から国内で感染が急激に収まってきた一連の要因がはっきりしないと,第6波への感染拡大を抑制できるのか一抹の不安を拭えない.一時,ワクチン接種で世界に先行していたイスラエルで繰り返された感染拡大,接種率が80%近くまでいったシンガポールのここ数日の急な感染拡大を見ると,ワクチン接種の広がりだけでは,日本の感染抑制を説明しきれないように思える.なお,グラフには最近ゼロコロナ戦略を断念したニュージーランドのデータも盛り込んだ [出典: https://ourworldindata.org/coronavirusにて公開されている"ワクチン接種完了者が全人口に占める割合"と,"人口100万人あたりの日別感染者数の推移"の2つのグラフ] .

2021-10-05 19:25 Google感染予測は昨日公開の“10月2日~10月29日”の期間から更新されていなかった [18:50確認].都の陽性者報告数は,日別144人,週平均182人であり,週平均は前週の53.4%へと減少した [都の報告数を昨日公開の予測グラフに記入, 挿入図左グラフ参照].スクリーンショット 2021-10-05 18.56.16年代別は,20代33人, 30代28人, 40代23人, 10歳未満22人, 50代19, 60代7人, 10代6人, 人, 80代4人, 70代2人の順となった.
 都の定義による都の重症者は昨日から3人減少し74人と,5月のピークを下回った [挿入図右グラフ参照],都の自宅療養者数は1,072と減少傾向が続いている [10月3日17:45更新] .全国の重症者は655人と昨日から38人減少した.
 都の死亡者報告数は5人 (死亡日は8月7日 ~ 9月30日の間)であった.自宅療養者数は809人まで減少し,死亡日別死亡者数は8月23日のピーク30人から9月30日5人と10月1日2人までおおむね減少している [いずれも10月5日18:30更新の数字]

 ところで,政府はCOVID-19の感染が国内で広がり始めてから一貫してPCR検査についても抗原検査についても極めて慎重であり,何回かの連休前には,民間のPCR検査センターに行列ができる状態になっていた.GOTOトラベルを旅行費用の補助に使うのではなく,ツアー会社などでの無料PCR検査にまわしていれば,沖縄や北海道など全国への感染拡大を相当に抑制できたのではなかろうか.当初,信頼性と感染と発症の時期との関係から疑問視されていた抗原検査は,海外では有効利用がだいぶ以前から始まっていたところ [*],国内でもようやく小中高などへの普及を始めたようだ [* crisp_bio [20210822更新] 新型コロナウイルス:抗原検査は使い物になるのか?].以下に,神奈川県のでの活用例を引用した [“新型コロナ抗原検査キット 神奈川県が子供いる家庭に配布開始" NHK NEWS WEB 10-04 16:46]:
・5月から6月にかけて県民~14万人を対象とするアンケート調査で,およそ30%が発熱や咳などの症状があっても医療機関を受診せず、仕事や学校に行くと回答した.
・神奈川県内の高校2年の女子生徒は,今年7月、発熱や関節の痛みを感じたため県が試験的に配った抗原検査キットで調べ陽性の反応が出たことをきっかけに,登校をとりやめ、医療機関を受診して陽性の診断を受け, 家族も自宅内隔離の工夫することができた.
・神奈川県が,7月末から8月に抗原検査キットを4万人に配布して調べたところ,陽性の反応が出た人のうち88%が医療機関を受診し,98%は外出を控えていた.
・神奈川県は9月から,ワクチンを打つことができない小学生以下の子どもがいる家庭を対象に,保育園や小学校を通じて先月からおよそ77万人分の配布を始めた.
神奈川県の阿南英明医療危機対策は「症状があっても陰性だった場合は、少なくとも翌日もう1回検査をして欲しいし」とコメントした.

2021-10-04 18:35 Google感染予測は昨日公開から“10月2日~10月29日”の期間へと更新され,最終日の日別陽性者数の週平均は全国で481人で,東京都は4人となった[18:04確認].10月中順調に減少することはするが,最終日の週平均は昨日公開予測よりは悪化した.

スクリーンショット 2021-10-04 18.19.15 都の陽性者報告数は,日別87人,週平均198人であり,週平均は前週の57.6%へと減少した [都の報告数を予測グラフに記入, 挿入図左グラフ参照].年代別は,20代24人, 40代17人, 30代13人, 60代11人, 10代16人, 50代10人, 10歳未満5人, 10代3人, 70代2人,  80代2人, の順となった.多少の出入りはあったが8月から20代が最多の日が多いままである.
 都の定義による都の重症者は昨日から11人減少し77人と,5月のピークを下回った [挿入図右グラフ参照],都の自宅療養者数は1,072と減少傾向が続いている [10月3日17:45更新] .全国の重症者は693人と昨日から3人減少した.
 都の死亡者報告数は6人 (死亡日は8月31日 ~ 10月1日の間)であった.自宅療養者数は1,072人であり,死亡日別死亡者数は8月23日のピーク30人から9月30日3人と10月1日1人までおおむね減少している [いずれも10月3日17:45更新の数字]
 ところで, 
 岸田新首相は衆議院 解散・総選挙 19日公示 31日投開票の意向と報道された [NHK NEWS WEB 2021-10-4 17:57] .2017年9月25日の前回解散総選挙は「子育て世代への投資拡充に向けた消費税の使い道の見直しと北朝鮮への対応」について国民の真を問う「国難突破解散」であった [安倍首相記者会見全文掲載: 吉川 慧. HUFFINTONPOST. 2017-09-25 21:06 JST].2017年に設定された国難は,2021年の今,突破されたのだろうか.今回の解散総選挙は何を突破することになるのだろうか.

2021-10-03 22:06 Google感染予測は昨日公開から”9月30日~10月27日”の期間へと更新され,最終日の日別陽性者数の週平均は全国で106人で,東京都はゼロとなった[20:58確認].スクリーンショット 2021-10-03 22.16.41
 都の陽性者報告数は,日別161人,週平均206人であり,週平均は前週の56.9%へと減少した [都の報告数を予測グラフに記入, 挿入図左グラフ参照].年代別は,20代49人, 30代32人, 40代19人, 10代16人, 50代12人,80代11人, 60代8人, 70代6人, 10歳未満5人, 90代3人の順となった.多少の出入りはあったが8月から20代が最多の日が多いままである.
 都の定義による
都の重症者は昨日と同数の88人であったが [挿入図右グラフ参照],都の自宅療養者数は1,072と減少傾向が続いている [10月3日17:45更新] .全国の重症者は696人と昨日から23人減少した.
 都の死亡者報告数は7人 (死亡日は7月12日 ~ 9月27日の間),死亡日別死亡者数は10月1日まで仮の数字が公表されているが,8月23日30人のピークから9月29日0人, 9月30日3人, 10月1日の1人と減少傾向が続いていた [10月1日18:00更新].

2021-10-02 18:01 Google感染予測は昨日公開の”9月29日~10月26日”の期間ままであった [17:35確認].
 
都の陽性者報告数は,日別196人,週平均226人であり,週平均は前週の56.4%へと減少した [都の報告数を前回予測グラフに記入, 挿入図左グラフ参照].2021-10-02 17.56.52年代別は,20代53人, 50代26人, 30代と40代25人, 70代11人, 10代/60代/90代10人, 80代7人, 100歳以上1人の順になった.7月9日には都知事が会見で「50代問題への重点的な対応」に言及し,その後,都内夜間滞人口の中で,中高年層 (40~64歳)の割合が最も高い時期があった .その年齢層のなかで60代はワクチン接種が比較的進んでいたとすると,今回の順位の一部にその結果が反映されたということだろうか.
 都の自宅療養者数は1,244人と前日の集計から減少した [10月1日18:00更新] .都の定義による都の重症者は昨日から5人減の88人と,ほぼ第4波のピークにまで辿り着いた [挿入図右グラフ参照].全国の重症者数も719人まで減少した.
 都の死亡者報告数は14人 (死亡日は8月13日 ~ 9月27日の間),死亡日死亡者数は9月28日まで仮の数字が公表されているが,8月23日29人のピークから9月28日の2人まで減少傾向であった [10月1日18:00更新]. 

2021-10-01 17:30/18:07更新 Google感染予測は”9月29日~10月26日”の期間へと更新された [17:40確認].日別陽性者の週平均数は順調に減少して予測期間最終日の10月26日には,都は8人,全国は205人に到る[都の数字について挿入図左グラフ参照].2021-10-01 17.27.05
 都の陽性者報告数は,日別200人,週平均253人であり,週平均は前週の53.8%へと減少した.年代別は,20代51人, 30代35人, 40代25人, 50代20人, 10代18人, 10歳未満17人, 60代16人, 70代8人, 80代7人, 90代3人の順になった.昨日同様,20代から50代が上位を占めた.
 都の定義による
都の重症者は昨日から7人減の93人と,ようやく第4波のピーク近くまで減少した [挿入図右グラフ参照].全国の重症者数も778人まで減少した.[全国重症者数は厚労省の該当Webページメンテナンス中のため未確認].自宅療養者数は1,304人であった[9月30日18:00更新] .

 都の死亡者報告数は14人 (死亡日は8月13日 ~ 9月27日の間),死亡日死亡者数は8月23日29人のピークから9月28日の2人まで減少傾向であった [9月30日18:00更新].スクリーンショット 2021-10-01 18.00.00
 10月1日から
緊急事態宣言とまん延防止等重点措置がない生活に入った.2020年10月1日から2021年10月1日までの都の日別陽性者数と週平均の推移を記録してみた.2021年9月30日時点で都は,感染状況と医療提供体制についてそれぞれ「感染の再拡大に警戒が必要と思われる」, 「通常の医療が大きく制限されていると思われる」と分析していた.11月末に,どのような推移グラフが立ち現れるであろうか.

2021-09-29 18:16 Google感染予測は”9月28日~10月25日”の期間へと更新された [17:40確認].都の日別陽性者の週平均予測数は宣言解除予定の9月30日の235人までなだらかに減少し,全国の週平均予測も10月6日に1,000人を下回るまで順調に減少する [挿入図左グラフ参照].2021-09-30 18.20.29
 
都の陽性者報告数は,日別218人,週平均258人であり,週平均は前週の47.1%へと減少した.年代別は,20代63人, 30代37人, 40代29人, 50代26人, 10代18人, 10歳未満14人, 60代12人, 70代9人, 80代5人, 90代4人, 100歳以上1人の順となり,20代から50代が上位を占めることになった.
 都の定義による
都の重症者は昨日から7人減の100人であった [挿入図右グラフ参照].全国の重症者も932人へと66人減となった.
 都の死亡者報告数は12人 (死亡日は8月17日 ~ 9月28日の間),都の自宅療養者数死亡日死亡者数は昨日の引用から更新されていなかった [16:16時点].
 Google予測通りに感染が抑制されている間に,COVID-19経口薬の臨床試験で安全性と有効性が次々に認められていくことを期待したい [参考: crisp_bio 2021-09-30 新型コロナウイルス: 飲み薬が見えてきた.
https://crisp-bio.blog.jp/archives/27545704.html].一方で,東京都におけるこの間の検査体制と,治療法が確立されていないlong COVID (COVID後遺症)対応も含む医療体制の整備は,期待できるのだろうか.自宅療養中に医療を受けられないまま亡くなられる例を生じさせてしまったことについて,都が省みている感がしない.

2021-09-29 1943 Google感染予測は”9月27日~10月24日”の期間へと更新された [19:15確認].都の日別陽性者の週平均予測数は宣言解除予定の9月30日の235人までなだらかに減少し,2021-09-29 19.20.22全国の週平均予測も30日 1,828人へと同様に減少したが,いずれも前回予測からは若干増加した [挿入図左グラフ参照].
 都の陽性者報告数は,日別267人,週平均302人であり,週平均は前週の51.2%へと減少した.年代別は,30代63人, 20代60人,  40代39人, 50代29人, 10代22人, 10歳未満19人, 60代15人, 70代10人, 80代67人, 90代3人の順となった.
 都の定義による
都の重症者は昨日から10人減の107人であった [右上図右グラフ参照].全国の重症者も64人減り998人と, 1,000人を切った.都の自宅療養者数は前回集計より135人減って1,374人になった [29日18:30更新].
 都の死亡者報告数は17人 (死亡日は8月17日 ~ 9月28日の間),死亡日別の死者数は仮の数字にはなるが [29日18:30更新],9月の25, 26, 27日にそれぞれ,0人, 4人, 1人と変動があるが,8月23日のピーク 29人のピークからは大きく減じている.
 ここまで抑制されてきたことからには,新型コロナウイルスは目には見えないが煙のようにただようものだと意識して,不織紙マスクを隙間なくするなどの感染回避行動を続けて,Google予測を現実にしていきたいものだ.

2021-09-28 20:01 Google感染予測は”9月26日~10月23日”の期間へと更新された [19:15確認].都の日別陽性者の週平均予測数は宣言解除予定の9月30日の197人までなだらかに減少し,全国の週平均予測も30日 1,560人へと同様に減少した[挿入図左グラフ参照].2021-09-28 19.58.00
 
都の陽性者報告数は,日別248人,週平均341人であり,週平均は前週の51.3%へと減少した.年代別は,20代80人,  40代41人, 30代38人, 50代28人, 10代19人, 10歳未満と80代13人, 70代9人, 60代6人, 90代1人の順と40代が20代に次ぐことになった.
 都の定義による都の重症者は昨日から8人減の117人であった [右上図右グラフ参照].全国の重症者も44人減り1,062人となった.
 都の自宅療養者数3,000人をわずかに下回った2,919人であった (9月2
34日18:00更新).自宅療養者は,前回集計より301人減って1,509人になった [28日17:45更新]
 都の死亡者報告数は8人 (死亡日は7月29日 ~ 9月11日の間),死亡日別の死者数は仮の数字にはなるが,8月23日 29人のピークから9月26日までおおむね減少してきた.
 政府は,19都道府県の緊急事態宣言と8県のまん延防止等重点措置を30日をもって全て解除することに決した [NHK NEWS WEB 2021-09-28 19:35].昨年9月30日の都の日別陽性者数と週平均はそれぞれ194人と183人と,奇しくもGoogleが予測する今年の9月30日の131人と197人と同レベルである.昨年10月1日にGOTOトラベルキャンペーンに東京が追加され,11月には年末年始にピークを迎えることになる第3波が認識され始めた時系列を思い出すが,ワクチン接種が進んだことが,昨年と大きく異なっている.また,今夏,デルタ株が蔓延する中で,新規陽性者数がピークから劇的に減少したことは,COVID-19に対する理解が全世代に広がり,然るべき感染回避行動をとる人が増えてきたことを示唆しているように思う.Google予測は,10月22日には都の新規陽性者がゼロになると言っている

2021-09-27 19:34 Google感染予測は前回の”9月24日~10月21日”のままであった [18:29確認].挿入図左グラフは前回の予測グラフに本日の都の報告数と予測数を書き込み,2021-09-27 19.28.04右グラフに都の定義による重症者の報告数推移を示した.
 
都の陽性者報告数は,日別154人,週平均342人であり,週平均は前週の44.3%にまで減少した.年代別は,20代37人,  40代31人, 30代29人, 50代16人, 10代16人, 10歳未満9人, 60代5人, 70代5人, 80代5人, 90代1人の順となり,50代以下で入れ替わりがあった.
 都の定義による
都の重症者は昨日から4人減の125人となった. [右上図右グラフ参照].全国の重症者も52人減り1,133人となった.
 都の死亡者報告数は,8月15日から9月26日の間の11人であった.都の死亡日別死亡者数は8月23日のピークがお一人増えて29人となったが26日まで概ね減少する傾向は維持され,都の自宅療養者数は1,810人まで減少した(27日18:00更新).

2021-09-26 18:00 Google感染予測は”9月24日~10月21日”へと更新された [17:09確認].
 9月30日の全国の新規陽性者の週平均予測が1,252人と前回予測から700人以上減少した.スクリーンショット 2021-09-26 17.40.009月30日の都の日別陽性者と週平均の予測も,それぞれ,208人と180人と前回予測から減少し, 週平均の10月5日二桁入りと18日一桁入りが示唆された [挿入図左グラフ参照, Y軸の最大値が前回の5,000人から4,000人へと低下した].
 都の陽性者報告数は,日別299人,週平均363人であり,週平均は前週の44.5%にまで減少した.年代別は,20代74人, 30代60人, 40代40人, 10歳未満35人, 10代31人, 50代28人, 60代16人, 70代12人, 80代2人, 90代1人の順となり,50代以上が10代未満と10代をも下回った.都の定義による都の重症者は昨日から2人減の129人となった. [右上図右グラフ参照].全国の重症者も52人減り1,133人となった.
 都の死亡者報告数は,8月23日から9月23日の間の11人であった.都の自宅療養者数と死亡日別死亡者数は前日引用した9月25日17:45更新のままであった.都の死亡者報告数は,8月23日から9月23日の間の11人であった.都の自宅療養者数と死亡日別死亡者数は前日引用した9月25日17:45更新のままであった.

2021-09-25 19:23/19:37更新 Google感染予測は”9月21日~10月18日”の期間のままであった [18:14確認].2021-09-25 19.15.10挿入図左グラフは前回の予測グラフに本日の都の報告数と予測数を書き込んだ.
 
都の陽性者報告数は,日別382人,週平均401人であり,週平均は前週の45.2%にまで減少した.年代別は,20代94人, 30代68人, 40代55人, 50代48人, 10歳未満33人, 10代31人, 60代22人, 70代18人, 80代9人, 90代4の順と10代未満が10代をわずかであるが上回った.
 都の定義による
都の重症者は昨日から8人減の131人となった. [右上図右グラフ参照].全国の重症者も43人減り1,228人となった.都の自宅療養者数は昨日から575人減って2,344人となった (9月25日17:45更新).都の重症者数については,第3波の推移を重ねて見ると,重症者数が25日のレベルから底に至るまで1ヶ月程度かかることになる.
 ところで,mRNAワクチンの実現に貢献したお二人が,科学界で最高額の賞金と言われるブレイクスルー賞に続いて,その受賞者から多数のノーベル賞受賞者が輩出しているラスカー賞を受賞 [*]なさった.ハンガリー出身で米国で研究を続けドイツのビオンテック社に参画してファイザー・ビオンテックのmRNAワクチンを実現したカタリナ・カリコ氏と,mRNAワクチン実現の鍵となる技術を開発したペンシルベニア大学のドリュー.ワイスマン氏のお二人である[*] NHK NEWS WEB 2021-09-25 15:36

2021-09-24 17:46 Google感染予測は”9月21日~10月18日”の期間へと更新された [17:03確認].都の日別陽性者の週平均予測数は宣言解除予定の9月30日の273人までなだらかに減少し,全国の週平均予測も30日 1,975人へと同様に減少した[挿入図左グラフ参照].スクリーンショット 2021-09-24 17.42.56
 都の陽性者報告数は,日別235人,週平均469人であり,週平均は前週の49.6%にまで減少した.年代別は,20代62人, 30代39人, 40代36人, 50代30人, 10代26人, 10歳未満16人, 60代 13人, 70代7人, 80代6人の順とこれまでと同傾向であった.
 都の定義による都の重症者昨日から4人減の139人であった [右上図右グラフ参照].全国の重症者も45人減り1,228人となった.都の自宅療養者数は3,000人をわずかに下回った2,919人であった (9月234日18:00更新).
 都の死亡者報告数は15人 (死亡日は7月27日 ~ 9月20日の間),死亡日別の死者数は仮の数字にはなるが,8月23日 28人のピークから9月22日までおおむね減少してきた.
 本日開催された第64回東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議の資料は,感染状況および医療提供体制についてそれぞれ,「新規陽性者数の7日間平均は,第5波 のピーク時から減少を続けている。 感染の拡大が懸念される冬に備え、 感染防止対策及びワクチン接種を推進し、新規陽性者数をさらに減少させる必要がある」および「新規陽性者数は減少したものの、入院患者数と重症患者数は、未だ第5 波のピーク時の約50%と高い水準で ある。この状況下で新規陽性者数が 増加に転じれば、医療提供体制は、 再び危機的状況となる」と総括した.また,このところの新規感染者数の減少について,「ワクチン接種が進んだことや、多くの都民と事業者が自ら感染防止対策に取り組んだこと等によるものと考えられる」という専門家のコメントが見られた.ワクチン接種以外に特段の予防強化策は見られないようなので,これからも,多くの都民と事業者が自ら感染防止対策に取り組んでいくことが,肝要と思われる.

2021-09-23 18:18 Google感染予測は”9月20日~10月17日”の期間へと更新された [17:37確認].2021-09-23 18.02.05都の日別陽性者の週平均予測数は宣言解除予定の9月30日の248人までなだらかに減少し,全国の週平均予測も30日 2,421人と同様に減少した[挿入図左グラフ参照].ただし,昨日公開の前回予測よりは感染レベルが高く予測期間中に週平均が一桁まで下がる事は無かった.
 都の陽性者報告数は,日別531人,週平均547人であり,週平均は前週の54.1%にまで減少した.年代別は,20代132人, 30代99人, 40代85人, 50代63人, 10代50人, 10歳未満46人, 60代 21人, 70代20人, 80代15人の順と前日と同傾向であった.都の重症者は昨日から3人減の143人であった [右上図右グラフ参照].全国の重症者も前回から大きく110人減り1,273人となった.都の自宅療養者数も昨日から480人減少したがまだ3千人台である (9月22日18:15更新).一方で,墨田区が,8月中の重症者ゼロということで注目を集めている [朝日新聞DIGITAL (抜井規泰 2021-09-05 12:52 https://www.asahi.com/articles/ASP947GKJP92UTIL038.html)] .新型コロナウイルスに対する墨田区の検査-隔離 (保護)-治療をめぐる周到な対応については「GoogleのCOVID-19感染予測 (日本版)を見て思うこと (4)」の2021-08-13 18:05投稿にて取り上げた.
 都の死亡者報告数は18人 (死亡日は7月23日 ~ 9月22日の間),死亡日別の死者数は20日までの仮の数字にはなるが,8月23日 28人のピークから減少する傾向は変わっていない.

2021-09-22 18:25 Google感染予測は”9月19日~10月16日”の期間へと更新された [17:42確認].都の日別陽性者の週2021-09-22 18.21.02平均予測数は宣言解除予定の9月30日の142人までなだらかに減少し,全国の週平均予測も30日 1,741人と同様に減少した[下図左グラフ参照].2021-09-22 18.04.46都の日別陽性者予測数は10月2日に2桁台に入り,15日には1桁台へと,ニュージーランドや台湾の今が東京にやってくると予測されている [左グラフ参照].
 都の陽性者報告数は,日別537人,週平均590人であり,週平均は前週の52.1%にまで減少した.年代別は,20代136人, 30代104人, 40代90人, 50代69人, 10代48人, 10歳未満38人, 60代 26人, 70代以上26人の順であった.都の重症者は昨日から6人減の146人まで来た [右上図右グラフ参照].全国の重症者も前回から46人減り1,383人となった.都の死亡者報告数は16人 (死亡日は8月20日 ~ 9月19日の間),死亡日別の死者数は17日までの仮の数字にはなるが,8月23日 28人のピーク以後の減少傾向は変わっていない.なお,都の自宅療養者数は3,565人と昨日から367人減少したが,ここはもっと加速してほしい (9月21日18:00更新).

2021-09-21 18:54 Google感染予測は昨日公開の”9月18日~10月15日”の期間のままであった [18:06確認].2021-09-21 18.48.58挿入図左グラフにはその予測を再掲し,21日の報告数を記入し,予測と報告数が比較的あっていたことを示した.
 都の陽性者報告数は,日別253人,週平均664人であり,週平均は前週の53.4%にまで減少した.年代を見ると20代 87人, 30代 53人, 40代 33人, 10代 21人, 10歳未満16人, 50代 15人, 60代 13人, 70代以上15人となり,ワクチン接種が反映されているかに見える.
 都の重症者は昨日から17人減の152人 と,ようやく第3波のピークを下回るところまできた [挿入図右グラフ参照].全国の重症者も前回から25人減り1,429人となった.
 都の死亡者報告数は3人 (8月17日1人, 9月18日2人), 50代, 60代, 80代がそれぞれお一人であった.死亡日別の死者数は17日までの仮の数字にはなるが,8月23日 28人のピーク以後の減少傾向は変わっていない.なお,都の自宅療養者数は3,932人であった(9月20日18:00更新).
 都では10歳未満の割合の一時の増加傾向が収まりつつあるように見えるが,報道[*1]によると,ファイザー・ビオンテックは
5歳から11歳までを対象とする臨床試験 [*2]にて,mRNAワクチンBNT162b2 (製品名 COMIRNATY/コミナティ)の12歳未満5歳以上への安全性と有効性を確認した.
[1] "COVID Vaccine For Kids Ages 5 To 11 Is Safe And Effective, Pfizer Says" Diaz J. NPR News 2021-09-20 10:31 EST.
[2] NCT04816643 Study to Evaluate the Safety, Tolerability, and Immunogenicity of an RNA Vaccine Candidate Against COVID-19 in Healthy Children <12 Years of Age
: 処方は,12歳以上向けの3分の1の量 (10μg)の21日間隔・2回投与である.2021年7月以降,米国ではCOVID-19の小児症例が約240%増加していたが,実社会での処方には,両社からFDAへの申請とFDAによる審査と承認を待つ必要があり,NIHのフランシズ・コリンズ所長はNPRに「COVID-19ワクチンが5歳から11歳までの幼児に完全に承認されるのは、2021年末まで待たなければならないだろう」と述べた.なお,この臨床試験では,6ヶ月以上2歳未満と,2歳以上5歳未満の,2種類の年齢層を対象とする試験も行われており,その試験結果の報告が待たれる.

2021-09-20 17:45 Google感染予測が,”9月18日~10月15日”の期間へと更新された [17:26確認].都の日別陽性者の週平均予測数は宣言解除予定の9月30日の175人までなだらかに減少した.2021-09-21 18.29.45グラフY軸の最大値も6,000人から5,000人に下がった[挿入図左グラフ参照].全国の週平均予測も同様に減少し30日の予測数は2,050人となった.
 都の陽性者報告数は,日別302人,週平均771人となり,週平均の減少率は前週の58.9%に対して57.8%に止まった.なお,10歳未満と10代を合わせた比率は16%と昨日より低下した.報道によると [*],8月1日~9月13日の3~18歳の感染者10万2759人のうち感染場所が特定できた1万5619人の75.1%が家庭内感染であったが,9月に入ってからは,福祉施設や学校での感染割合が増え始めているそうだ [*] Yahoo!ニュース. 2021-09-19 18:37 (毎日新聞) https://news.yahoo.co.jp/articles/b849c9626de0e5c8d28af00b4eba44855717ab89
 都の重症者は昨日から2人減の169人 [挿入図右グラフ参照],全国の重症者も前回から42人減り1,454人となった.都の死亡者報告数は4人 (9月8日3人, 9月17日1人), 40代, 80代, 90代がそれぞれ1人, 2人, 1人であった.死亡日別の死者数は17日までの仮の数字にはなるが,8月23日 28人のピーク以後の減少傾向は変わっていない.なお,自宅療養は都のサイトで4,435人と表示されていた (9月19日18:45更新).
2021-09-19 17:50/18:13更新 Google感染予測が,”9月17日~10月14日”の期間へと更新された [17:26確認].都の日別陽性者の週平均予測数は宣言解除予定日の9月30日の240人までなだらかに減少した[挿入図左グラフ参照].全国の週平均予測数も同様に減少したが,30日の予測数は3,734人と限界前回予測からやや下げ渋った.

スクリーンショット 2021-09-19 18.09.57 都の陽性者報告数は,日別565人,週平均815人となり,週平均の減少率は前週の59.3%に対して58.9%に止まった.なお,10歳未満と10代を合わせた比率が22.8%とやや上昇したが10代よりも10歳未満の方が少数になった.都の重症者は昨日から6人減の171人 [挿入図右グラフ参照]全国の重症者も昨日から63人減り1,496人となった.都の死亡者報告数は16人 (8月9日~9月17日の間), 70代以上が12人を占めた.死亡日別の死者数は16日まで仮表示されていたが8月23日 28人のピーク以後の減少傾向は続いていた.
 これまで折に触れて自宅療養中に亡くなる例が報道されてきた.8月中に1都3県で自宅療養中に亡くなった方は,報道によると [*1]東京 24 人, 埼玉 5人, 千葉 6人, 神奈川 3人と,東京は3県の4倍から8倍という結果になった.確かに,自宅療養者数は東京が最多であり,3県のピークが1万人余り,東京のピークは2.6万人余りであった[*2] .ただし,その比率は2.6倍であった. 

7月24日,小池都知事は「ワクチン接種が進んでおり、新型コロナの強さや(感染や変異の)スピードとの戦いとなっているが、ぜひ東京大会は新型コロナとの戦いで金メダルを取りたいと思っている」と述べた [*3].
7月28日,小池都知事は,「病院の病床を効率的に生かすかが鍵になる」と強調し,その上で、自宅療養者の健康状態を確認する体制も整えているとして、「特に1人暮らしの方々などは、自宅も、ある種、病床のような形でやっていただくことが、病床の確保にもつながるし、その方の健康の維持にもつながる」と述べた [*4].
8月2日,菅首相は「重症患者や重症化リスクの高い人には、必要な病床を確保するとともに、それ以外の人は、自宅療養を基本とし、症状が悪化すれば、すぐに入院できる体制を整備する」の方針を発表した [*5].
8月8日にオリンピック東京大会が閉会した後,8月23日になって,都と厚生労働省が,いわゆる野戦病院を稼働するために,都内の医療機関に医師や看護師の派遣を要請した [*6].

[*1] 毎日新聞オンライン. 2021-09-04 18:54. https://mainichi.jp/articles/20210904/k00/00m/040/241000c
[*2] 讀賣新聞オンライン. 2021-09-19 09:00. https://www.yomiuri.co.jp/national/20210918-OYT1T50272/
[*3] Yahoo!ニュース (スポーツ報知) 2021-07-24 14:32. https://news.yahoo.co.jp/articles/6e1fdcb8f4a1eefec211deb7e781a8eda4fe1273
[*4] 東京新聞 TOKYO WEB 2021-07-28 12:49. https://www.tokyo-np.co.jp/article/119947
[*5] NHK NEWS WEB 2021-08-02 19:06. https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210802/k10013176831000.html
[*6] 東洋経済 2021-09-19 05:00 https://toyokeizai.net/articles/-/456121

2021-09-18 17:50/18:38更新 Google感染予測が,”9月16日~10月13日”の期間へと更新された [17:21確認].都の日別陽性者の週平均予測数は期間中なだらかに減少し,緊急事態宣言の解除予定日の9月30日は282人に [挿入図左グラフ参照],スクリーンショット 2021-09-18 17.38.30全国週平均予測数も2,806人へとなだらかに減少した.

 都の陽性者報告数は,日別862人,週平均887人となり,週平均の減少率が前週の57.2%から59.3%へと上昇した.なお,10歳未満と10代の比率が昨日からやや低下して19%となったが,昨日に続いて10歳未満が83人と10代の81人を超えた.都の重症者は昨日から2人減の177人 [挿入図右グラフ参照]全国の重症者も昨日から56人減り1,559人となった.都の死亡者報告数は20人 (8月9日~9月16日の間), 30代 2名, 40代 2名, および50代 4名が含まれていた.死亡日別では8月23日のピークは昨日と同じ28人に,直近では,12日6人,13日3人,14日2人, 15日1人と表示された.2021-09-18 18.34.16
 [以下,
18:38追記]ところで,肥満が新型コロナウイルスの重症化のリスク因子とされている.人口比を考慮しても,OECD諸国の中で,米国のCOVID-19死亡者数は日本よりも圧倒的に多く,一方で,OECD加盟国の肥満比率 (BMI30以上の人口比率)ランキング[*1]を見ると,米国がトップで日本は最下位である.そこで,OECD加盟国内での,人口100万人あたりのCOVID-19死亡者数 [*2]と肥満比率の相関を見てみようと思いついたが,数カ国のサンプリングで相関しないことが分かった.米国と日本に加えて,肥満比率4位ニュージーランドと7位のオーストラリア,および,肥満比率が最下位から2番目の韓国の人口100万人あたりのCOVID-19死亡者数推移グラフを右図に引用した.相関があるとすれば,グラフの中で,米国,ニュージーランド,オーストラリア,韓国,日本の順に並ぶはずだったのだが.[*1] 社会実情データ図録.本川 裕 (OECD Health Data 2015に基づくグラフ).http://honkawa2.sakura.ne.jp/2220.html [*2] Our World in DataサイトのCoronavirus (COVID-19) Deaths. https://ourworldindata.org/covid-deaths 

2021-09-17 18:09 Google感染予測は,9月13日に公開された”9月11日~10月8日"のままであった [17:55確認].スクリーンショット 2021-09-17 17.54.51この予測では,本日17日の都の日別陽性者 647人,週平均 872人とされていたが,報告数は,日別陽性者 782人,週平均945.7人 (前週の57.2%)となった.感染抑制傾向が維持され,55%台で足踏みしていた週平均の減少率も57%台へと動いた.なお,10歳未満と10代の比率が昨日からやや上昇して21%になり,昨日に続いて10歳未満が85人と10代の78人を超えた.
 都の重症者は179人と昨日から3人減じ,第3波の重症者数のピークへとまた一歩下がった[挿入図参照]全国の重症者も昨日から128人減り1,615人となった.
 都の死亡者報告数は25人と第5波で最多とされたが死亡日が8月8日から9月15日までに分散しているため,この最多には意味が無い.年代を見ると70代が8名と最多であり,30代 1人, 40代 1人と50台 4人が含まれていた.死亡日別では8月23日時点最多であったピークが昨日の集計から一人増えて28人に,その後,直近では,12日3人,13日2人,14日1人と表示されていた.

2021-09-16 18:09 Google感染予測は,9月13日に公開された”9月11日~10月8日"のままであった [15:54確認].

2021-09-16 18.02.07 都の報告数は,日別陽性者 831人,週平均1,011人 (前週の55.1%)と減少が続いているが,週平均の減少率は55%台に留まった.また,10歳未満と10代の比率は16%におさまった一方で,10歳未満が77人と10代の61人を超えた.子供は感染・発症しないというのはデルタ株の登場とともに都市伝説となった.

 都の重症者は182人と昨日から16人減じ,第3波の重症者数のピークへと下がりつつある[挿入図参照]全国の重症者も昨日から91人減の1,743人であった.都の死亡者報告数は7月31日から9月13日の間に亡くなられた24人であり,60代が最多の7人,40代がお一人含まれていた. 死亡日別は8月23日の27人がピークであったことは変わりないが,9日9日が7人に増え,10日と13日それぞれお一人が記録されていたが,本日報告のあった11日 1人, 12日 4人, 13日 2人は未だ反映されていなかった.
 今年のシルバーウイークは,飛び石を有給休暇で埋めると9連休になるそうだ. 本記事14日投稿で記したような行動抑制傾向が維持されると良いが.

2021-09-15 17:30 Google感染予測は一昨日公開の"9月11日~10月8日"のままであった.このところの状況の変化の定量化の見直しを進めているのだろうか [16:47確認].

 都の報告数は,日別陽性者1,052人,週平均1,132人 (前週の55.5%)と減少が続いてるが,週平均の減少率が55%台で足踏みしている感がなきにしもあらずである.10歳未満と10代の比率が昨日からやや減少した.2021-09-15 17.07.59重症者も198人と昨日から10人減じた [挿入図参照]全国の重症者は1,834人へと71人減じた.都の死亡者報告数は7月20日から9月14日の間に亡くなられた20人であった (死亡日別は都のサイトでは9日9日が5人のまま,10日 1人と表示されていた).

 第1波から第5波まで,遅すぎる宣言と早すぎる解除,ゆったりとした検査体制や医療体制の整備,が続いてきたが,第5波の始末はどうするのだろうか.この8月,自宅や外出先で亡くなった新型コロナウイルス感染者は警視庁発表では112人,都発表の「自宅療養中の死者」は8月から9月13日までの時点で39人,と報道された [*1].ここでは,警視庁発表と都の発表数に大差があることはさておき,せめて,医療を受けられないままなくなる人がゼロになるような体制の整備を,都は進めているのだろうか.ゼロつながりで.「7つのゼロ」の選挙公約 [*2]を思い出した .
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*1] TBS NEWS 2021-09-14 10:45 https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4359660.htm]
[*2}【都知事選】「7つのゼロ」だけじゃない 小池知事は27の公約をいくつ実行したか〈上〉楊井人文. YAHOO!ニュース. 2020-07-01 12:54 https://news.yahoo.co.jp/byline/yanaihitofumi/20200701-00185938]

2021-09-14 17:25 Google感染予測は昨日公開の"9月11日~10月8日"のままであった [16:52確認].

 都の報告数も,日別陽性者1,004人,週平均1,243人 (前週の55.7%)と順調に減り続け第4波のピーク近くまで低下した.じわじわと増加してきた10歳未満 (94人)と10代(80人)の割合が昨日の30.7%から17.0%へと減少した.重症者も208人と昨日から17人減じたが,右図スクリーンショット 2021-09-14 17.04.59のグラフにあるように第3波のピークをまだ~ 50人ほど超えている.全国の重症者は1,905人へと70人減じた.

 都の死亡者報告数は7月22日から9月10日の間に亡くなられた14人であった (死亡日別は都のサイトでは9日9日が5人と1人増え10日以後は未発表である).

 各種報道によると都の人流は増加傾向にあるが急拡大はして来なかったようだ.日別陽性者数5,000人超えのアナウンス効果に,自宅療養にて医療の手が届かないまま死亡する例や,年代によらず感染し・発症し・重症になり後遺症も続くことが浸透し,「・・・をしたいが我慢しておこう」とか「・・・をするとしても不織紙マスクにしよう」といった一人一人のちょっとした行動変容が,こうした感染抑制をもたらしているのだろうか.なお,日本の人口の50%を超える人々が2回目のコロナワクチン接種を完了したそうだ [JIJI.COM 2021-09-13 19:51https://www.jiji.com/jc/article?k=2021091300706]

2021-09-13 18:04 Google感染予測は9月11日~10月8日の期間へと更新された [17:00確認].2021-09-13 17.35.03都の日別陽性者の週平均予測数は減少し続け,緊急事態宣言の解除予定日 (9月30日)288人に,感染拡大パターンが続いていた愛知県もほぼフラットになり9月30日に1,277人に収まり,全国でみても5,507人へとなだらかに減少した [都の推移について挿入図左グラフ参照].

 都の報告数も,日別陽性者611人,週平均1,330人 (前週の55.2%)と順調に減り続けた (ただし,10歳未満 (61人)と10代(165人)の割合が昨日の20.4%から37.0%へと上昇した).重症者も225人と昨日から3人減じ [挿入図右グラフ参照],全国の重症者も1,975人へと昨日から35人減じた.

 都の死亡者報告数は8月7日から9月9日の間に亡くなられた12人であった (死亡日別は都のサイトでは9日9日 4人となっていた).9月18-20日のシルバーウイークと授業再開の影響や行動制限緩和のアナウンス効果を乗り越えて,Goole予測が現実になることを願う.

2021-09-12 19:26 Google感染予測は一昨日の”9月8日~10月5日の期間”のままであった[17:35確認].

 都の新規陽性者報告数 1,067人,週平均1,384人 (前週の54.3%)と抑制が続いた (ただし,10歳未満 (111人)と10代(137人)の割合が23%にまで上昇).都の重症者は230人と昨日から3人減じ,スクリーンショット 2021-09-12 18.00.53全国の重症者も2,010人と昨日から47人減じた.都の日別陽性者と重症者の報告数はピークを超え[挿入図参照],

 自宅療養者は未だ8,000人を超えているが減少傾向にある.東京都の死亡者数も死亡日ごとの推移を見ると,8月23日の27人をピークとして一進一退しつつも減少してきた.こうした抑制傾向をもたらした要因が何なのか,ワクチン接種なのか,ウイルスに対する付き合い方が上手になったからか,気候なのか,などなど明らかになれば,より安心できるのだが.


[注] 本記事は,
GoogleのCOVID-19感染予測 (日本版)を見て思うこと (6) の続き