[出典] "Engineering T4 Bacteriophage for In Vivo Display by Type V CRISPR-Cas Genome Editing" Dong J [..] Rao VB, Tao P. ACS synth Biol. 2021-09-21. https://doi.org/10.1021/acssynbio.1c00251
 華中農業大学とCatholic University of Americaの研究グループは今回,そのゲノムのシトシンがヒドロキシメチル化とグルコシル化されている (ghmC)ことで遺伝子操作が困難であるT4バクテリオファージに対して,Cas9と異なりCas12aが効率的に切断し,かつ,組み換え体を効率よく生成に利用可能なことを発見した.
  • T4ファージのアウター・カプシドタンパク質Hoc(highly antigenic outer capsid protein)とSoc(small outer capsid protein)が,生体内で外来のペプチドやタンパク質をT4カプシドに結合させ,ファージ感染時にそれらを正常に発現・ディスプレイーすることを同定した.
  • この際,短いペプチドが完全長のタンパク質よりもはるかに高いコピー数で存在するが,後者も,強力なT7ポリメラーゼ発現システムを使用して導入遺伝子の発現を駆動することで,増加させることに成功した.