[出典] "Utilization of CRISPR interference to investigate the contribution of genes to pathogenesis in a macrophage model of Mycobacterium tuberculosis infection" Cheung C-Y, McNeil MB, Cook GM. J Antimicrob Chemother. 2021-11-28. https://doi.org/10.1093/jac/dkab437
 University of Otago/University of Aucklandの研究チームが,結核菌に感染したヒト単球性マクロファージ様THP-1細胞株において,結核菌の遺伝子,mmpL3とqcrB,を標的とするCRISPRiによって,結核菌の生存数が減少することを示した.また,生存コロニーの減少は,CRISPRiを介した抑制のレベルと抑制の期間の両方に依存していた.
 宿主細胞内でも結核菌の遺伝子を標的とするCRISPRiが有効なことが実証されたことから,宿主の感染に関連する様々な条件下で結核菌の遺伝子の機能と必須性を解析するツールが得られたことになる.