2022-01-26 22:10 2月10日以後のデータ更新停止がアナウンスされているGoogle感染予測は,25日版のままであった [挿入図左カラム上参照].
都の日別陽性者数は14,086人,その7日間移動平均 (週平均)は10,633.4人と前週の~2.3倍相当となった.週平均は前週の2倍以上であるが,1月9~10日時点の前週の10倍以上と比較して,感染拡大の勢いが衰えてつつあると思いたい [挿入図左カラム下参照].都の感染者の年代分布は,20代 3,225人 30代 2,442人, 40代 2,213人, 10歳未満 1,829人, 10代 1,600人, 50代 1,334人, 60代 671人, 70代 414人, 80代 250人, 90代 102人, 100歳以上 5人 (不明 1人)と年代分布の傾向は昨日と同一であった.
都の定義による都の重症者は昨日から4人増の18人 {挿入図右カラム上参照],全国の重症者は前日から26人増の470人 (26日0:00現在)となった.都の死亡日別死亡は1月の19日 (90代/17日), 22日 (40代/20日, 70代/18日, 80代/14日, 90代/12日,各1名)の5例が加わった [/診断日].若年層は軽症と喧伝されている中で,医療従事者は感染が拡大して高齢者におよべば重症者が増えると危惧していたが,その通りになった.なお,COVID-19で亡くなられた場合は,非透過性納体袋に収容し,外側を消毒した上で火葬へと搬送される.通常禁止されている24時間以内の火葬が例外的に認められている [厚生労働省のガイドライン (令和2年7月29日版) ]
都のPCR・抗原検査の陽性率,都の新規陽性者における接触歴等不明者数/前週比,および自宅療養者数は,それぞれ,30.5% (上昇), 6,892.1人 (上昇)/228.6% (下降),および42,833人(上昇)であった.
全国の日別陽性者は昨日の6万人台から7万人台 (71,633人)へと増加した.沖縄県も611人, 1175人,そして本日1256人へと増加した.1月19日ごろから下降し始めた7日間移動平均が明日にでも下げ止まりしそうだ.[挿入図右カラム下参照],南アフリカ,ニュヨーク市,ロンドン市などに見られた急激な減少は,望み薄かもしれない.また,ロンドン市英国の急激な減少は下げ止まり,高止まりしている [crisp_bio “南アフリカ由来変異株オミクロン (B.1.1.529系統)をめぐる状況”の「2022-01-26 09:58 オミクロン株の多様性」の項の挿入グラフ参照].
2022-01-25 20:50 2月10日以後のデータ更新停止がアナウンスされているGoogle感染予測が久々に更新され現実に追いついた.予測期間は1月23日から2月19日であった.東京都の日別感染者数は期間中増加し続けるが,沖縄県は1月下旬からゆるやかに下降しその後停滞する予測となった [挿入図左カラム上下参照].
都の日別陽性者数は12,813人,その7日間移動平均 (週平均)は9,675人と前週の~2.5倍相当となった.週平均は前週の2倍以上になっているが,1月9~10日時点の10倍以上と比較して,感染拡大の勢いが衰えてつつあると思いたい [挿入図右カラム上参照: 2022-01-16に図中の日付の誤りを修正].都の感染者の年代分布は,20代 3,126人 30代 2,257人, 40代 1,876人, 10歳未満 1,562人, 10代 1,463人, 50代 1,259人, 60代 538人, 70代 356人, 80代 264人, 90代 104人, 100歳以上 7人と年代分布の傾向は昨日と同一であったが,65歳以上が過去最多の928人となり,今後の重症者増が懸念される.都の定義による都の重症者は昨日から2人増の14人であったが,全国の重症者は前日から5人増の444人 (25日0:00現在)になった.都の死亡日別死亡は遡及例も本日もゼロであった.
都のPCR・抗原検査の陽性率,都の新規陽性者における接触歴等不明者数/前週比,および自宅療養者数は24日の数字になるが,それぞれ,28.1% (上昇), 5,526.6人 (上昇)/257.3% (下降),および31,963人(上昇)であった.各種報道によると,抗原検査のキットやPCR検査の試薬が不足がちになり始めたとのことなので,これまで以上に,実際の感染状況を把握するのが難しくなるかもしれない.
全国の日別陽性者は昨日の4万人台から6万人台 (62,612人)へと増加した.沖縄県も昨日の611人から1,175人へと増加し,1月19日ごろから下降し始めた7日間移動平均が下げ止まりし,上向きに転じる気配を見せ始め[挿入図右カラム下参照],南アフリカ,ニュヨーク市,ロンドン市などに見られた急激な減少は,Google予測のように,望み薄かもしれない.
2022-01-24 18:05/19:10修正 2月10日以後のデータ更新停止がアナウンスされているGoogle感染予測の表示は1月4日表示版のままであった [18:00時点].
都の報告数は,日別陽性者数は8,503人,その週平均は前週の~2.64倍に相当する8.585.3人となった. [挿入図左カラム参照].都の感染者の年代分布は,20代 2,248人 30代 1,456人, 40代 1,222人, 10歳未満 1,068人, 10代 1,001人, 50代 746人, 60代 350人, 70代 241人, 80代 123人, 90代 47人, 100歳以上 1人と昨日と同傾向であった.
都の定義による都の重症者は昨日から1人減の12人であったが [挿入図中央カラム],全国の重症者は前日から9人増の439人 (24日0:00現在)になった.都の死亡日別死亡は,それまでほぼゼロが続いたところから,14日60代,19日70代,20日60代に続いて本日20日 (診断は19日)1例 (80代)が加わることになった.これは,高齢者のオミクロン株感染者数の絶対数が増えてきたことの結果だろうか.
都のPCR・抗原検査の陽性率,都の新規陽性者における接触歴等不明者数/前週比,および自宅療養者数は23日の数字になるが,それぞれ,26.9% (横這い), 5,091.6人 (上昇)/268.3% (下降),および26,556人(上昇)であった [このところ都によるこれらの数字は20時過ぎてからの更新が続いている].
全国の日別陽性者は,月曜日効果もあってか,5万人台から22,374人へと急減した 44,810人へと減少した [18:05時点では,集計新規感染者数がまだ出ていない府県の数字をゼロとして集計していこと数字を不注意にも引用したため,過小になっていたところを,19:10に修正].全国に先駆けて第6波が始まった沖縄県は1月15日ごろから7日間移動平均 (実線)にて高原状態が続いてきていたが,下り坂に入った感がまた一歩強まった[挿入図右カラム参照] [NHK特設サイト 新型コロナウイルス 17:00時点].
2022-01-23 19:39 2月10日以後のデータ更新停止がアナウンスされているGoogle感染予測の表示は1月4日表示版のままであった [19:35時点].
都の報告数は,日別陽性者数は1万人を切り9,468人,その週平均は前週の~2.77倍に相当する7,901.9人となった. [挿入図左カラム参照].都の感染者の年代分布は,20代 2,411人 30代 1,694人, 40代 1,362人, 10歳未満 1,155人, 10代 1,141人, 50代 823人, 60代 397人, 70代 255人, 80代 170人, 90代 58人, 100歳以上 2人と昨日と同傾向であったが,僅かではあるが,10歳未満の感染者数が10代を超えた.
都の定義による都の重症者は13人に [挿入図中央カラム],全国の重症者は前日から6人増の430人 (23日0:00現在)になった.都の死亡日別死亡は昨日の3例以後はゼロであった.都のPCR・抗原検査の陽性率,都の新規陽性者における接触歴等不明者数,および自宅療養者数は22日の数字のまま更新されていなかった [19:30時点]
全国の日別陽性者は昨日に続く5万人台ではあったが,4,546人減の50,030人となった.全国に先駆けて第6波が始まった沖縄県は1月15日ごろから7日間移動平均 (実線)にて高原状態が続いてきていたが,下り坂に入った感がさらに強まってきた[挿入図右カラム参照] [NHK特設サイト 新型コロナウイルス].南アフリカ,ロンドン市,およびニューヨーク市では,日々の感染者数や入院者数が明確にピークアウトしているので,国内でも,沖縄県をはじめとしてピークアウトしていくことを期待したい [crisp_bio "南アフリカ由来変異株オミクロンをめぐる状況"参照]
ところで,分科会の尾身会長の”人流抑制ではなく人数制限がキーワード"との発言 [NHK NEWS WEB 2022-01-19 12:00]が物議を醸しているが,尾身会長は,2020年7月16日の経団連でのフォーラムで「旅行自体が感染を起こすことはないですから,もしそれが起きていれば日本中は感染者だらけ」とコメントなさっていたので [日テレNEWS 24 2020-07-16 11:45],1年半かけてぐるりと一周して元に戻った感がある.
なお,尾身会長は今回,人数制限の具体的な在り方について,「4人くらいで静かに、話すときはマスクをしていれば店を閉める必要はない。例えば飲食店では、1グループ当たりの人数を制限することと、同じ空間にどれだけの人がいるのだか、グループごとの距離が保たれているか、換気がしっかりできているかということが重要だ。」と続けている.つまり,人数制限といっても,実は「密を避けよ」と繰り返されたのだと思う.しかし,聞いた側には「4人なら外食OK」という印象だけが残されてしまったのではないだろうか.都側も,人流抑制か人数制限かに拘っているよりも,認証店の必須条件を,「(換気が十分かどうかの目安を示す)警報付き二酸化炭素(CO2)濃度測定器を設置し,24時間データを記録し,都の問い合わせに対して何時でもデータを開示する」として,営業時間の制限は緩和してもよいのではなかろうか.そうこうしているうちに,リアルタイムでCO2濃度をリアルタイムでネット配信するお店が出てくかもしれない.
2022-01-22 23:56 2月10日以後のデータ更新停止がアナウンスされているGoogle感染予測の表示は1月4日表示版のままであった [22:40時点].
都の報告数は,日別陽性者数は1万人を超え11,227人,その週平均は前週の~2.9倍に相当する7,145.3人となった. [挿入図左カラム参照].都の感染者の年代分布は,20代 3,234人 30代 2,070人, 40代 1,524人, 10代 1,313人, 10歳未満 1,171人, 50代 964人, 60代 471人, 70代 266人, 80代 151人, 90代 58人, 100歳以上 5人と昨日と同傾向であった.
都の定義による都の重症者は昨日の11人から12人に [挿入図中央カラム],全国の重症者は前日から20人増の424人 (22日0:00現在)になった.都の死亡日別死亡は1月14日 (5日, 60代), 19日 (18日, 70代), 20日(18日, 60代)の3例が加わった [()内は診断日と年代].
都のPCR・抗原検査の陽性率は,昨日の24.8%から26.9%へと上昇が続いた.都の新規陽性者における接触歴等不明者数 (週平均)の前週比は昨日の316.2%から290.0%へと下落し [上の挿入図右カラム],自宅療養者数は昨日の23,270人から24,350人へと増加した.
全国の日別陽性者は3日間連続の4万人台から5万人台半ば(54,5767人)へと増加した.全国に先駆けて第6波が始まった沖縄県は1月15日ごろから7日間移動平均 (実線)にて高原状態が続いてきていたところ,20日から21日にかけて高原から下り始めたように見えるが,日別陽性者数は21日から22日にかけて若干増加した[右挿入図] [NHK特設サイト 新型コロナウイルス].数日前からの各種報道によると,ニューヨークでは3週間ほどの急増が続いた後,ピークアウトしたようだ.
2022-01-21 20:55/21:03 Google感染予測の表示は1月4日表示版のままであった [22:40時点].
都の報告数は,日別陽性者数 9,699人,その週平均は前週の~3.2倍に相当する6193人となった. [挿入図左カラム参照].都の感染者の年代分布は,20代 2,973人 (~30%), 30代 1,835人 (~19%), 40代 1,333人 (~14%), 10代 1,078人 (~11%), 10歳未満 880人 (9%), 50代 847人, 60代 381人, 70代 218人, 80代 117人, 90代 34人, 100歳以上 3人と昨日と同じ傾向であった.
都の定義による都の重症者は昨日10人から9人へと減少したが本日11人に [挿入図中央カラム],全国の重症者は前日から117人増の404人 (21日0:00現在)となった.オミクロン株は感染から3日のうちに発症するとされてきたが,比較的早い時期にオミクロン株に感染された方々の中から重症者が増えてきたということなのだろか.都の死亡日別死亡は遡及例も本日もゼロであった.
都のPCR・抗原検査の陽性率,都の新規陽性者における接触歴等不明者数 (週平均)の前週比,および自宅療養者数は,20:44の時点では昨日のデータから更新されていなかった [21時ごろに更新され,自宅療養者数23,270人 (昨日から5,357人増),陽性率 24.8%,新規陽性者における接触歴等不明者数 (週平均)と前週比がそれぞれ4,017.6人と316.2%と発表された.自宅療養者への医療は間に合っていくのだろうか].
全国の日別陽性者は3日間連続の4万人台 (49,854人)となり,16都県では1月21日からまん延防止等重点措置が取られることになった.どのような措置が取られるにせよ,「口が見えたら感染リスクあり」という意識で過ごすしかない.
全国に先駆けて第6波が始まった沖縄県は1月15日ごろから7日間移動平均 (実線)にて高原状態が続いてきていたところ,昨日からそれが下がり始めたように見える [挿入図右カラム] [NHK特設サイト 新型コロナウイルス].
2022-01-20 22:52 Google感染予測の表示は1月4日表示版のままであった [22:40時点].
都の報告数は,日別陽性者数 8,638人,その週平均は前週の~3.6倍に相当する5,386.1人となった. [挿入図左カラム参照].都の感染者の年代分布は,20代 2,617人 (~30%), 30代 1,550人 (~18%), 40代 1,251人 (~14%), 10代 976人 (~11%), 10歳未満 781人 (9%), 50代 775人, 60代 340人, 70代 201人, 80代 111人, 90代 34人, 100歳以上 2人と昨日と同じ傾向であった.政府はファイザー・ビオンテックの5~11歳へのワクチン接種を21日に正式承認予定と報道された[NHK NEWS WEB 2022-01-20 20:43].承認の根拠となったメーカー由来のデータは,オミクロン株が登場する以前の株を対象としていたと思われるが,オミクロン株にブレークスルー感染しても軽症で済む可能性が高まるというメリットはありそうだ.
都の定義による都の重症者は10人から9人へと減少したが [挿入図中央カラム],全国の重症者は前日から6人増の287人 (20日0:00現在)となった.都の死亡日別死亡は遡及例も本日もゼロであった.
都のPCR・抗原検査の陽性率は16%, 18%, 19.2%, 21.3%,そして本日は23.4%に達した.都の新規陽性者における接触歴等不明者数 (週平均)の前週比は,昨日の406.5%から357.0%へと下落したが [上の挿入図右カラム参照],自宅療養者数は昨日の15,458人から18,913人へと増加した.全国の日別陽性者は4日間連続の2万人超えから一昨日に3万人を超え,昨日4万人を超えたが本日は4万人台の46,199人であった.
全国に先駆けて第6波が始まった沖縄県は1月15日ごろから高原状態が続いているように見える.これが検査が追いつかなくなったことを意味しているのではなく,ピークを過ぎる予兆であればよいのだが [右図参照] [NHK特設サイト 新型コロナウイルス]
2022-01-19 22:08 Google感染予測の表示は1月4日表示版から更新されていない [21:02時点].
都の報告数は,日別陽性者数7,377人,その週平均は前週の~4.0倍に相当する 4,598.4人となった. [挿入図左カラム参照].都の感染者の年代分布は,20代 2,120人 (~29%), 30代 1,305人 (~18%), 40代 1,043人 (~14%), 10代 939人 (~13%), 10歳未満 700人 (9%), 50代 654人, 60代 301人, 70代 171人, 80代 98人, 90代 44人, 100歳以上 2人と,20代と30代の感染拡大が続いているところに,10代と10歳未満の増加が目立ってきた.政府は5~11歳へのワクチン接種に踏み切るようだ [NHK NEWS WEB 2022-01-13 17:37].
都の定義による都の重症者は5人, 7人から10人へ [挿入図中央カラム],全国の重症者も前日から20人増の281人 (19日0:00現在)へと,増加した.都の死亡日別死亡例には,遡及して1月15日の1例 (70代)と16日の1例 (50代)が加わった.診断日はいずれも1月15日であった.
都のPCR・抗原検査の陽性率は16%, 18%, 19.2%, そして本日20%を超え (21.3%),検査が足りていない雰囲気が出始めた.都の新規陽性者における接触歴等不明者数 (週平均)の前週比は,昨日の449.2%から406.5%へと下落したが [挿入図右カラム参照],自宅療養者数は昨日の13,338人から15,458人へと増加した.
全国の日別陽性者は曜日に依存する変動がある中で4日間連続の2万人超えから昨日3万人超え,本日4万人超えの41,485人となった.全国に先駆けて第6波が始まった沖縄県はこのところ感染拡大が停滞してきたように見えるのは,気のせいだろうか [右図参照] [NHK特設サイト 新型コロナウイルス]
2022-01-18 22:00 Google感染予測の表示は1月4日表示版から更新されていない [21:08時点].
都の報告数は,日別陽性者数 5,185人,その週平均は 3,858.6人,前週の~4.3倍となり,このところの前週比の下落が止まった [挿入図左カラム参照].都の感染者の年代分布は,20代 1,611人 (~31%), 30代 829人 (~16%), 10代 769人 (~15%), 40代 678人, 50代 491人, 10歳未満 406人, 60代 212人, 70代 102人, 80代 71人, 90代 16人と,昨日と同じ順であった.
都のPCR・抗原検査の陽性率は一昨日から,16%, 18%,そして本日の19.2%へと上昇が続いた.都の定義による都の重症者は2連続の5人から7人へ [挿入図中央カラム],全国の重症者も前日から18人増の261人 (18日0:00現在)へと,増加した.都の死亡日別死亡例には,遡及例も本日もゼロであった.
都の新規陽性者における接触歴等不明者数 (週平均)の前週比は,昨日の430.7%から449.2%へと,下落が止まり [挿入図右カラム参照],自宅療養者数は昨日の10,814人から13,338人へと増加が加速した.
全国の日別陽性者は曜日に依存する変動がある中で4日間連続の2万人超えから一気に3万人超えの32,197人となった. [NHK特設サイト 新型コロナウイルス].
本日は,密かに楽しみしていた日々の新規陽性者の7日移動平均前週比の減少も止まってしまったが,オミクロン株の市中感染が認識されて以後の感染拡大は,諸外国の先例から想定の範囲内であり,これから,第5波収束以後,48都道府県がどれだけ周到に準備をしてきたかが顕になっていく.大阪府の新規陽性者数は5,396人と東京を超えた.
2022-01-17 21:40 Google感染予測(日本版)のトップページに,「[2022年1月]お知らせ:2022年2月10日以後の予測データ更新の停止」と掲示されていたことに本日気づいた.現在の表示も1月4日表示版から更新されていない [21:24時点].明日からは,感染予測グラフは更新があった時に限り引用することにしよう.
都の報告数は,日別陽性者数 3,719人,その週平均は 3,255.3人,前週の~4.2倍となった [挿入図左カラムと中央カラム参照].都の感染者の年代分布は,20代 1,232人 (~33%), 30代 603人 (~16%), 10代 533人 (~14%), 40代 419人, 50代 359人, 10歳未満 285人, 60代 129人, 70代 92人, 80代 48人, 90代 19人となった.都のPCR・抗原検査の陽性率は昨日の16%から18%へと上昇した.
都の定義による都の重症者は昨日に続く5人,全国の重症者は前日から8人増の243人となった (17日0:00現在).都の死亡日別死亡例には,遡及して12日 (診断日13日)の1例が加わった.
都の新規陽性者における接触歴等不明者数 (週平均)の前週比は,昨日の438.3%から430.7%と辛うじてではあるが減少傾向が続き [挿入図右カラム参照],一方で,自宅療養者数は10,814人と1万人を超えた.
全国の日別陽性者は曜日に依存する変動がある中で20,991人と14日から4日間連続の2万人超えとなった. [NHK特設サイト 新型コロナウイルス].
ところで,これから1週間で,都内で初のCOVID-19感染者が確認されてからまる2年になる.その間の日別新規陽性者数とその7日間移動平均 (週平均)のグラフをながめながら,過ぎし日々を思い返すことにしよう.
2022-01-16 21:03 Google感染予測は,1月4日表示版と期間 (1月1日~1月28日)と推移も変わりがなかった [20:40時点].
都の報告数は,日別陽性者数 4,172人,その週平均は 2848.4人,前週の~4.3倍相当となった [挿入図左カラムと中央カラム参照].都の感染者の年代分布は,20代 1,477人, 30代 661人, 10代 565人, 40代 504人, 50代 339人, 10歳未満 294人, 60代 162人, 70代 107人, 80代 44人, 90代 19人と,昨日同様に20代と30代が大半を占めた.
都の定義による都の重症者は昨日から1人増えて5人となり,全国の重症者は前日から2人増の235人となった (16日0:00現在).都の死亡日別死亡例は遡及分も本日もゼロであった.
都の新規陽性者における接触歴等不明者数 (週平均)の前週比は,昨日の489.8から438.3%へと減少傾向が続き [挿入図右カラム参照],一方で,自宅療養者数は前日から1,700人近く増え8,242人に至った.都のPCR・抗原検査の陽性率は16%を維持した.
全国, 北海道, 大阪, および沖縄の日別陽性者数がそれぞれ,25483人 (25,630人) , 692人 (695人), 3760人 (3692), 1226人 (1829人) [括内は前日の日別陽性者] となったが,過去最高の感染者数を記録した県も複数存在した [NHK特設サイト 新型コロナウイルス].
2022-01-15 22:06 Google感染予測は,1月4日表示版と期間 (1月1日~1月28日)と推移も変わりがなかった [21:40時点].
都の報告数は,日別陽性者数 4,561人,その週平均は 2427.1人,前週の~4.8倍相当となった [挿入図左カラムと中央カラム参照].都の感染者の年代分布は,20代 1,743人, 30代 759人, 40代 568人, 10代 568人, 50代 348人, 10歳未満 266人, 60代 142人, 70代 95人, 80代 51人, 90代 19人, 100歳以上 2人と昨日と全く同じ並びとなった.
都の定義による都の重症者は昨日から1人増えて4人となり,全国の重症者は前日から12人増の233人となった (15日0:00現在).都の死亡日別死亡例は遡及して1月12日の一例が記録されたが,本日の死亡例はゼロであった.
都の新規陽性者における接触歴等不明者数 (週平均)の絶対数は増加したが,前週比は,昨日の576.0%から489.8へと減少傾向が続き [挿入図右カラム参照],一方で,自宅療養者数は8日の849人から本日の6,550人まで増え続ける結果となった.都のPCR検査などの陽性率は16%と検査が不足する状況が近づいているようにも見える [参考 “新型コロナのPCR検査陽性率 数値をどう解釈すべきか.忽那賢志. YAHOO!ニュース 2020-08-01 10:51].
全国, 北海道, 大阪, および沖縄の日別陽性者数がそれぞれ,25,630人 (22,045人), 695人 (467人), 3692人 (2826人), 1829人 (1596) [括内は前日の日別陽性者] となった [NHK特設サイト 新型コロナウイルス].
2022-01-14 21:37 Google感染予測は,1月4日表示版と期間 (1月1日~1月28日)と推移も変わりがなかった [20:40時点].
都の報告数は,日別陽性者数 4,051人,その週平均は 1950.4人,前週の~5.8倍相当となった [挿入図左カラムと中央カラム参照].都の感染者の年代分布は,20代 1,474人, 30代 714人, 40代 515人, 10代 483人, 50代 354人, 10歳未満 236人, 60代 132人, 70代 66人, 80代 84人, 90代 16人, 100歳以上 2人と昨日までの傾向が続いた.
都の定義による都の重症者は6日連続の4人から1人減じて3人となったが,全国の重症者は前日から96人増の221人となった (14日0:00現在).都の死亡日別死亡例は遡及して1月10日の一例が記録されたが,本日の死亡例はゼロであった.
都の新規陽性者における接触歴等不明者数 (週平均)の絶対数は増加したが,前週比は,昨日の682.7%から576.0%へと減少傾向が続き [挿入図右カラム参照],一方で,自宅療養者数は560人,849人, 1148人, 1661人, 2416人, 2779人,3,874人, そして本日は5,453人と拡大が続いている.都のPCR検査などの陽性率が2.5 %の1月5日から1週間後の12日には9.7%,その2日後の本日14日には13.7%と,急上昇が続いているのも気がかりである.
全国の感染者数は22,045人に達し,北海道,大阪,沖縄の日別陽性者数がそれぞれ,467人 (328人), 2826人 (2452人),1596人 (1817人) [括内は前日の日別陽性者] となった [NHK特設サイト 新型コロナウイルス].
2022-01-13 20:49 Google感染予測は,1月4日表示版と期間 (1月1日~1月28日)と推移も変わりがなかった [20:42時点].
都の報告数は,日別陽性者数 3,124人,その週平均は 1503.4人,前週の~6.9倍相当となった [挿入図左カラムと中央カラム参照].都の感染者の年代分布は,20代 1,093人, 30代 616人, 40代 413人, 10代 310人, 50代 275人, 10歳未満 187人, 60代 120人, 70代 66人, 80代 35人, 90代 8人, 100歳以上 1人の順になり,引き続き20 代が最多で10代と10歳代が以前に比べて増えている感を否めない.
都の定義による都の重症者は6日連続の4人であったが,全国の重症者は前日から20人増の125人となった (13日0:00現在).都の死亡日別死亡例は遡及して12月30日 (診断日1月4日)の一例が記録されたが,本日の死亡例はゼロであった.
都の新規陽性者における接触歴等不明者数 (週平均)の絶対数は増加したが,前週比は,昨日の808.6%から682.7%へと減少傾向が続き [挿入図右カラム参照],一方で,自宅療養者数は560人,849人, 1148人, 1661人, 2416人, 2779人,そして本日は3,874人と拡大が続いた.
北海道,大阪,沖縄の日別陽性者数はそれぞれ,328人 (197人), 2452人 (1711人),1817人 (1644人) [括内は前日の日別陽性者] となり,全国の感染者数は18,673人に達した [NHK特設サイト 新型コロナウイルス].沖縄県の感染状況は,13日までのPCR陽性率の週平均が13.1%となり [NHK特設サイト 新型コロナウイルス],本日,人口10万人あたりの新規陽性者数が~655人と,国内では突出した状況に至った.今後,この爆発的感染拡大によってPCR検査が追い付かなくなってくると,新規陽性者数が過小評価される事態に至る.
ところで,日別新規感染者週平均の前週比と接触歴など不明者の前週からの増加比の双方が,この4日間減少してきている.これが何を意味するかよく分からないが,COVID-19の感染に関するグラフについては右肩下がりになるパターンはとにかく喜ばしいので,週平均 (7日間移動平均)の前週比の推移グラフを掲載しておこう.
2022-01-12 21:40 Google感染予測は,1月4日表示版と期間 (1月1日~1月28日)と推移も変わりがなかった [21:10時点].
都の報告数は,日別陽性者数 2,198人,その週平均 890.4人となり前週の~8.5倍となった [挿入図左カラムと中央カラム参照].都の感染者の年代分布は,20代 745人, 30代 436人, 40代 302人, 50代 228人, 10代 201人, 10歳未満 107人, 60代 91人,70代 51人, 80代 28人, 90代 8人の順になり,引き続き20 代が最多であることと,10代と10歳未満の感染者が第5波以前に比べて比較的多い傾向が続いている.
都の定義による都の重症者は5日連続の4人であったが,全国の重症者は前日から5人増の105人と増加傾向が続いた (12日0:00現在).都の死亡日別死亡例は遡及しての報告も本日もゼロであった.
都の新規陽性者における接触歴等不明者数 (週平均)の絶対数は増加したが,前週比は,昨日の953.7%から808.6%へと減少傾向が続き [挿入図右カラム参照],一方で,自宅療養者数は560人,849人, 1148人, 1661人, 2416人, そして本日の2779人へと拡大が続いた.
北海道,大阪,沖縄の日別陽性者数はそれぞれ,197人 (117人), 1711人 (613人),1644人 (775人) [括内は前日の日別陽性者] となった.全国の感染者数で見ると,1月4日におよそ3ヶ月ぶりに1000人を超え,その1週間後あまり後の12日におよそ4ヶ月ぶりに1万人を超えた [NHK特設サイト 新型コロナウイルス].オミクロン株とヒトの移動の活発化による感染拡大は,日本も例外ではなかったようだ (日本の場合は年末年始のヒトの移動).
なお,日別新規感染者週平均の前週比と接触歴など不明者の前週からの増加比の双方が,この3日間減少してきている.
2022-01-11 20:47 Google感染予測は,1月4日表示版と期間 (1月1日~1月28日)と推移も変わりがなかった [19:30時点].
都の報告数は,日別陽性者数 962人,その週平均 890.4人となり前週の9.8倍となった [挿入図左カラムと中央カラム参照].都の感染者の年代分布は,20代 383人, 30代 163人, 40代 113人, 10代 100人, 50代 79人, 10歳未満 55人, 60代 30人,70代 20人, 80代 15人, 90代 4人の順になり,このところの傾向が続いて20代と30代で新規感染者の半数以上を占めた.
都の定義による都の重症者は4日連続の4人であったが,全国の重症者は前日から10人増の100人となった (11日0:00現在).都の死亡日別死亡例は遡及しての報告も本日もゼロであった.
都の新規陽性者における接触歴等不明者数 (週平均)の前週比が,昨日の1,082.5%から1,045.2%から953.7%と減少したが [挿入図右カラム参照],自宅療養者数は560人,849人,1,148人,1,661人そして本日の2,416人へと拡大が続いた.北海道,大阪,沖縄の日別陽性者数はそれぞれ,117人 (106人),613人(499人),775人(779人) [括内は前日の日別陽性者] であった [NHK特設サイト 新型コロナウイルス].
日別新規感染者の前週比と接触歴など不明者の増加比が昨日よりも減少したが,これが感染縮小の兆し,ということにはならないだろな~.
2022-01-10 19:18 Google感染予測は,1月4日表示版と期間 (1月1日~1月28日)と推移も変わりがなかった [18:30時点].
都の報告数は,日別陽性者数 871人,その週平均 774.6人となり,日曜日に続いて週平均が前週の10倍を超えた [挿入図左カラムと中央カラム参照].都の感染者の年代分布は,20代 326人, 30代 145人, 10代 112人, 40代 111人, 50代 69人, 10歳未満 41人, 60代 38人,70代 17人, 80代 9人, 90代 3人の順になり,このところ,20代と30代の最多が続いている.
都の定義による都の重症者は3日連続の4人,全国の重症者も前日同の90人となった (10日0:00現在).都の死亡日別死亡例は遡及しての報告も本日もゼロであった.
都の新規陽性者における接触歴等不明者数 (週平均)の前週比は668.2%,883.0%,1,082.5%そして本日の1,045.2%と昨日よりは若干減少したが [挿入図右カラム参照],自宅療養者数は560人,849人,1,148人,そして本日の1,661人と上昇が続いた.北海道,大阪,沖縄の日別陽性者数はそれぞれ,106人 (117人),499人(880人),779人(1,533人) [括内は前日の日別陽性者] と「曜日効果」で前日よりは減少した [NHK特設サイト 新型コロナウイルス].
ところで,本記事内の1月8日の投稿で南アのオミクロン株を主とした感染の推移を引用して「これから2ヶ月の間にピークを超えて収束に向かう」ことを期待したが,都が発表している変異株の新規感染者数の推移を振り返ってみると,都ではデルタ株も12月始めから1月始めにかけて目に見えて増えていた.
挿入図の左側のゲノム解析結果のグラフにあるように,昨年は,5月から9月かけてアルファ株が相対的に減り続ける一方でデルタ株が増え続け,11月にはゲノム解析した株の100%がデルタ株になっていた.デルタ株対オミクロン株の場合も,挿入図の右側のグラフから見て取れるように,12月下旬からオミクロン株 (パープル色)が急速に増え,新規感染者に占めるデルタ株 (マゼンダ色)の比率が相対的に下がってきたところは,アルファ株とデルタ株の入れ替わりと同傾向であるが,オミクロン株よりも重症化のリスクが高いデルタ株の絶対数が年末から年始にかけて増えたことも見て取れる.「オミクロン株は重症化しにくい」という空気の中で,換気,マスク,手洗い,三密避けが緩まないよう願う.
都の報告数は,日別陽性者数 1,223人,その週平均 664.9人となり,週平均は前週の10倍を超えた [挿入図左カラムと中央カラム参照].都の感染者の年代分布は,20代 504人, 30代 232人, 40代 159人50代 102人, 10代 100人, 10歳未満 43人, 70代 35人, 60代 32人, 80代 13人, 90代 3人の順になった.
都の定義による都の重症者は昨日同の4人,全国の重症者は前日からは1人増えて90人となった ( 9日0:00現在).都の死亡日別死亡例は遡及しての報告も本日もゼロであった.
都の新規陽性者における接触歴等不明者数 (週平均)の前週比は668.2%,883.0%,そして本日の1,082.5%へと上昇が続いた [挿入図右カラム参照],都の自宅療養者数も560人,849人そして本日の1,148人へと上昇が続いた.全国の新規感染者数は8,078人と昨日の8,480人に続いて8,000人を超えた [NHK NEWS WEB 2022-01-09 19:02],北海道,大阪,沖縄の日別陽性者数はそれぞれ,117人 (132人),880人(891人),1,533人(1,759人) [括内は前日の日別陽性者] となった [NHK特設サイト 新型コロナウイルス].
国内でも諸外国の状況が示唆してきたようにオミクロン株を主因として新型コロナウイルス感染の再拡大が急速に進行しているが,オミクロン株感染による重症化は従来の流行株に比べてかなり抑制されることも信じてよさそうだ.
2022-01-08 21:50 Google感染予測は,1月4日表示版と期間 (1月1日~1月28日)と推移も変わりがなかった [20:30時点].
都の報告数は,日別陽性者数 1,224人,その週平均 502.1人と双方とも,予測数を大きく上回り,週平均は前週の8倍を超えた [挿入図左カラムと中央カラム参照].都の感染者の年代分布は,20代 517人, 30代 261人, 40代 121人まで昨日と同じ順になり, 50代 107人,10代 96人, 10歳未満 49人, 60代 27人, 70代 22人,80代 17人,90代 7人,と続いた.都の定義による都の重症者は3日連続の3人から1人増えて4人となったが,全国の重症者は前日からは2人減って89人となった ( 8日0:00現在).都の死亡日別死亡例は遡及しての報告も本日もゼロであった.
都の新規陽性者における接触歴等不明者数 (週平均)の前週比が668.2%から883.0%へと,このところの上昇傾向に変わりない [挿入図右カラム参照].無症状の感染者を介したオミクロン感染が広がっている様子が目に浮かぶようだ.都の自宅療養者数も,オミクロン感染者の濃厚接触者や軽症者の自宅待機・療養を認める前から,560人へ849人へと上昇が続いている.
全国では,新規感染者数が8,480人と去年の9月11日以来の8,000人超え [NHK NEWS WEB 2022-01-08 20:33],北海道,大阪,沖縄の日別陽性者数もそれぞれ,132人 (94人),891人(676人),1,759人(1,414人) [括内は前日の日別陽性者] と拡大した [NHK特設サイト 新型コロナウイルス].沖縄は,感染者を受け入れている21の病院に勤務している医師,看護師,事務員の中で,感染または濃厚接触で欠勤せざるを得ない方々が7日の313人 (7日午後3時現在)から124人増えて437人 (8日正午現在)に達した [沖縄NEWS WEB 2022-01-08 19:02].
日本の感染状況は,Our World In Data (ourworldindata.org)のデータを見ると,オミクロン株が初めて認識された南アフリカの状況をおおよそ2ヶ月遅れて追いかけることになりそうだ.とすれば,これから1ヶ月程度は感染者数が急上昇すると覚悟し,その後の2ヶ月の間に急速に収束へ向かうことに期待しよう [右図参照].
2022-01-07 21:40 Google感染予測は,1月4日表示版と期間 (1月1日~1月28日)と推移も変わりがなかった [20:25時点].
都の報告数は,日別陽性者数 922人,その週平均 338.6人と双方とも,予測数を大きく上回り,週平均は前週の6倍を超えた [挿入図左カラムと中央カラム参照].次回のGoogle予測にはオミクロンの市中感染の影響が加えられると予測しておこう.都の感染者の年代分布は,20代 385人, 30代 186人, 40代 110人まで昨日と同じ順になり, 10代 70人,50代 69人, 10歳未満 42人, 60代 32人, 70代 16人,80代 9人,90代 2人,と続いた.なお,北海道,大阪,沖縄の日別陽性者数はそれぞれ,94人 (74人),676人(505人),1,414 人(981人)となった [括弧内は前日の日別陽性者] [NHK特設サイト 新型コロナウイルス].
都の定義による都の重症者は3日連続の3人であったが,全国の重症者は前日から一気に27人増えて91人となった (7日0:00現在).都の死亡例は遡及しての報告も本日もゼロであった.一方で,都の新規陽性者における接触歴等不明者数の増加比が488.8%から668.2%へと上昇を続け [挿入図右カラム参照],都の自宅療養者数も311人から560人へと増加を続け,感染拡大を止めようとしても止まらないオミクロンによる第6波対応に若干の不安を感じさせる状況になってきた.
欧米が見せていたオミクロン株感染拡大影響下での新規感染者数の急増と感染や濃厚接触による医療従事者をはじめとするエッセンシャルワーカーの離脱による社会基盤の脆弱化が,ここ数日の間に沖縄県で再現され,これから米軍基地と大都市をハブとして全国で再現されていきそうだ.それにしても,昨年は「ブースター接種は2回接種完了から8ヶ月後」にこだわっていたな〜.結局その理由はワクチンの調達具合にあったようなのだが [朝日新聞アピタル (枝松佑樹) 2021-12-17 21:37].
2022-01-06 20:51 Google感染予測は,昨日の表示と期間 (1月1日~1月28日)と推移から変わりがなかった [20:42時点].
都の報告数は,日別陽性者数が390人,その週平均が前週の~4.5倍の218.0人と双方とも,前日の報告数も,予測数も大きく上回った [挿入図左カラムと中央カラム参照].年代分布は,20代254人, 30代131人, 40代99人, 50代42人, 10代37人, 10歳未満27人, 60代26人, 70代13人,80代8人,90代4人, 100歳以上1人となり,本日も20代最多が続くことになった.なお,北海道,大阪,沖縄の日別陽性者数はそれぞれ,74人 (34人),505人(244人),981人 (623人)と拡大が加速し始めた [括弧内は前日の日別陽性者].都道府県ごとの新規感染者数の地図上での白地の県も消えた [NHK特設サイト 新型コロナウイルス].
都の定義による都の重症者は昨日同の3人,全国の重症者は前日から4人増えて64人となった (56日0:00現在).都の死亡例は遡及しての報告も本日もゼロであった.一方で,都の自宅療養者数は早くも311人と前日から127人増え,都の新規陽性者における接触歴等不明者数の増加比も336.1%から488.8%へと急上昇し,感染経路の追跡がますます困難になっていることをうかがわせた [挿入図右カラム参照].
オミクロン株の疫学的データ,実験データ,臨床データ,およびその解釈が毎日のように更新されているが,これまでに概ねコンセンサスが得られたオミクロン株の特徴が,NHK NEWS WEBの「オミクロン株 “感染拡大 目の前に”わかってきたこと 」 (2020-01-05 19-04) にまとめられている.オミクロン株の感染が予想されていたように感染拡大に関わり始めた中で,1月末までの「まん延防止等重点措置」が沖縄県,広島県,および山口県に適用されることが明日7日に決定されることになった.3県はいずれも米軍基地関係者から感染が広がったと見られている [JIJI.COM 2022-01-06 19:04].
第6波では,せめても,自宅療養中または入院前の死亡例ゼロが達成されますよう.
2022-01-05 21:16 Google感染予測は,昨日の表示と期間 (1月1日~1月28日)と推移から変わりがなかった [20:35時点].
都の報告数は,日別陽性者数が昨日の~2.6倍の390人,その週平均が前週の~3倍の135.6人と双方とも予測を大きく上回った [挿入図左カラムと中央カラム参照].年代分布は,20代153人, 30代70人, 40代55人, 50代41人, 10代24人, 60代, 19人, 10歳未満14人, 70代10人,80代3人,90代以上1人となり,ここしばらく20代最多が続くことになった.なお,北海道,大阪,沖縄の日別陽性者数はそれぞれ,34人 (26人),244人(124人),623人 (225人)と約1.3倍〜2.8倍へと増加した [括弧内は前日の日別陽性者].中でも,沖縄の79人, 124人,225人,そして623人という増加は尋常ではない.都道府県ごとの新規感染者数の地図,富山県と秋田県の白地が目に染みる [NHK特設サイト 新型コロナウイルス].
都の定義による都の重症者は昨日から1人増えて3人,全国の重症者は6人増の60人となった (5日0:00現在).都の死亡例は遡及しての報告も本日もゼロであった.一方で,都の自宅療養者数は184人と前日から21人増え,都の新規陽性者における接触歴等不明者数の増加比も254.3%から336.1%へと急上昇した [19:05時点 挿入図右カラム参照].
昨日の本記事投稿で,沖縄県と山口県の類似性に触れたが,本日記者会見で松野博一官房長官が米軍基地の感染状況に言及した [毎日新聞 2022-01-05 14:11]:在沖縄米海兵隊 4日時点での累積412名 (キャンプ・ハンセン 259人を含む), 岩国基地 242人, 三沢基地 82人, 横須賀基地 80人.こうした感染者数も,地方自治体からの報告の遅れもあったが,3日の日別感染者数が100万人を超えた米国 [Hong J. Bloomberg 2022-01-05 4:24 JST]から見れば問題ない数なのかもしれない.
2022-01-04 21:52 Google感染予測が,12月26日~1月22日の期間から1月1日~1月28日の期間へと更新された.予測期間最終日の日別と週平均がそれぞれ291人と260人と前回予測から一見増加したように見えるが,1月22日までの予測に見られた拡大傾向をそのまま素直に延ばした結果に相当している.
都の報告数は,日別陽性者数が151人,その週平均が90.7人と双方とも新規予測を上回り [挿入図左カラム参照],週平均は前週の128.5%増と,前週の2.3倍近くになった [挿入図中央カラム参照].年代分布は,20代59人, 30代37人, 40代16人, 50代15人, 10代10人, 10歳未満8人となり,60~90代の各世代が1~2人に納まった.なお,北海道,大阪,沖縄の日別陽性者数はそれぞれ,26人 (10人),124人 (79人),225人 (130人)といずれも急増した (括弧内は前日の日別陽性者数) [NHK特設サイト 新型コロナウイルス].
都の定義による都の重症者は6日連続の1人から2人へ,全国の重症者は2人増の54人となった.(4日0:00現在).都の死亡例は遡及しての報告も本日もゼロであった.一方で,都の自宅療養者数は163人と前日から40人増えた.都の新規陽性者における接触歴等不明者数の増加比も前日の206.2%から254.3%へと増加した [19:05時点 挿入図右カラム参照].
振り返ってみると,日別陽性者数の週平均 (7日間移動平均)の前週比には11月24日以来,上昇圧力がかかり続けていた [右図参照].
ところで,オミクロン株を含めて新型コロナウイルスには全て,感染しても症状が出ない期間があり,また,無症状のまま済んでしまう場合もある.しかし,その無症状の期間でも他に感染させる可能性がある.この感染の連鎖を断ち切るには,症状が出てからの検査では間に合わない.症状がなくても無料でPCR検査を受けられる自治体が広がったきたことは,オミクロン株の「功績」と言えそうだ.もともと,一部ではウイルスに対する感染抑制効果が無いことが知られており,その作り方を解説したYouTubeが多数あげられていた布製マスクを配るよりも,また,GOTOトラベルや GOTOイートにおまけをつけるよりも,無症状でも,いつでも,どこでも,何回でも [*],無料で検査できる仕組みに投資することが,遠回りではあるが安定した経済活性化にも有効であったのではなかろうか.それに,GOTOトラベルにしても旅行前後のPCR検査または抗原検査をおまけにすることができたはず. [*検査結果の有効期間は唾液などを採取してから72時間程度と言われてきたが,感染性が高いオミクロン株の場合は,この有効期間が短くなっていると思われる].また,感染連鎖を断つには,検査の結果が出るまで自己隔離するのがのぞましい.PCR検査にしても,抗原定量検査にしても,今では,30分以内で結果を出すとうたっている一般の検査サービスが複数存在しているので,この自己隔離もなんとか受け入れられそうだ.一方で,ネット検索してみると多くのクリニックが,「判定結果は通常翌日渡し,追加料金を支払うと当日渡し」とし,しかも,3万円前後の値をつけている.中には,一定の書式にデータを記入するだけにもかかわらず,英文証明書に割増料金を設定しているクリニックまである.昨年は,大阪府をはじめとして自宅待機中に医療を受けられないままお亡くなりになる方が相次いだ中で,こうしたビジネスチャンスは逃さないクリニックが少なからず存在する ["PCR検査 即日"でググると約2,010,000件ヒットする (重複を除いていない結果)].
さて,米軍基地内での感染拡大と基地外への感染の広がりについて,沖縄県と同じようなことが,山口県でも進行しているようだ.山口県の発表によれば,12月23日からの累計で県内142人感染者のうち98人が岩国市在住者であり,1月3日の新規感染者数56人のうち44人が岩国市在住で,また,市内の飲食店10店舗で31人感染していたが,その飲食店のうち一部はクリスマスシーズンに多くの米軍関係者が利用していた [中国新聞デジタル 2022-01-04] .沖縄県は2日から,日別感染者数がほぼ倍増している.
都の報告数は,日別陽性者数が103人,その週平均が75.7人と引き続き双方とも先の予測を上回り [挿入図左カラム参照],週平均は前週の96.1%増と,前週のほぼ2倍になるに至った [挿入図中央カラム参照].

都の定義による都の重症者は6日連続の1人,全国の重症者は1人減の52人となった.(3日0:00現在).都の死亡例は遡及しての報告も本日もゼロであった.一方で,都の自宅療養者数は123人と前日から23人増えた.都の新規陽性者における接触歴等不明者数の週平均の増加比も前日の189.2%から206.2%へと増加した [19:05時点 挿入図右カラム参照].
市中感染を含めてオミクロン株の感染が全国的に広がってきたが,沖縄県では,本日,新型コロナウイルスの新規感染者が前日の51人から130人へと激増した.直近1週間の人口10万人あたりの感染者数も17.37人から25.79人へと急上昇した (なお,2日時点で,2位の群馬県は5.87人).その中で沖縄県における基地関係者の感染が,31日 98人,1日235人,2日70人と推移していた [琉球新報 2022-01-03 15:33].国立感染研でのゲノム解析により,キャンプ・ハンセンでクラスターが発生した当時,同基地内には遺伝子レベルで違いのある2種類の株があり,そのうち一つが嘉手納基地や市中感染でも見つかっていたことも明らかになった [稲福政俊 琉球新報 2022-01-03 10:02 ].基地内でのクラスター発生と基地から基地外への感染の広がりをみると,日本での新型コロナウイルスの感染の広がりが米国に比べて圧倒的に抑制されているのは,一義的には,遺伝的要因よりも,マスク着用などの"普段の行い"の違いによるもと思えてしまう.
2022-01-0
都の報告数は,日別陽性者数が84人,その週平均が66.0人と双方とも先の予測を上回り [挿入図左カラム参照],週平均は前週の88.0%増と,12月28日から5日間 前週比上昇が続いた [挿入図中央カラム参照].

都の定義による都の重症者は5日連続の1人となったが,全国の重症者は2人増の53人となった.(2日0:00現在).都の死亡例は遡及しての報告も本日もゼロであった.一方で,都の自宅療養者数は100人と前日から15人増え,都の新規陽性者における接触歴等不明者数の週平均の増加比は前日と同レベルの189.2% となった [挿入図右カラム参照].
オミクロン株の国内市中感染については,茨城県 (1例: ワクチン2回接種, 事前に県外に滞在)と香川県 (感染疑いであった2例が確定: 事前に大阪府に滞在)から報告があった [茨城新聞クロスアイ 2022-01-02; NHK NEWS WEB 2022-01-02 15:36].また、京都府はオミクロン株の13人感染と会食でのクラスター発生を確認し、その中には市中感染疑いが含まれていた [NHK NEWS WEB 2022-01-02 17:37].
2022-01-01 21:12 Google感染予測は,昨年末から引き継いだ12月26日~1月22日の予測のままであった.
都の報告数は,日別陽性者数が79人,その週平均が60.1人と双方とも先の予測を上回り [挿入図左カラム参照],週平均は前週の78.3%増となった [挿入図中央カラム参照].年代分布は,30代21人, 20代20人, 40代14人,50代10人,10歳未満6人,その他の世代0~3人となった.なお,北海道,大阪,沖縄の日別陽性者数はそれぞれ,23人 (21人),70人 (78人),52人 (44人)であった (括弧内は前日の日別陽性者数)[NHK特設サイト 新型コロナウイルス].
都の定義による都の重症者は4日連続の1人となったが,全国の重症者は2人増の51人となった.(1日0:00現在).都の死亡例は遡及しての報告も本日もゼロであった.一方で,都の自宅療養者数は85人と前日から6人増え,都の新規陽性者における接触歴等不明者数の週平均の増加比は180.6%から189.1%へと上昇した [挿入図右カラム参照].
オミクロン株の国内市中感染については,千葉県で初めて,2名 (1名はワクチン2回接種,1名はワクチン未接種)が判明した [首都圏 NEWS WEB 2022-01-01 17:18].
2021-12-30 21:18 Google感染予測のWebサイトには「2021年12月は予測データ更新頻度が低下する可能性がある」と掲示されていたが,年内は一昨日からの12月26日~1月22日の予測で締められたようだ.
都の報告数は,日別陽性者数が78人,週平均が54.3人と週平均が予測を上回り [挿入図左カラム参照],週平均は前週の68.1%増となった [挿入図中央カラム参照].年代分布は,30代22人, 20代18人, 40代11人,50代10人,60代6人,10歳未満5人,70代3人,10代2人,80代1人となった.なお,北海道,大阪,沖縄の日別陽性者数はそれぞれ,21人 (32人),78人 (52人),44人 (55人)であった [括弧内は前日の日別陽性者数][NHK特設サイト 新型コロナウイルス].
都の定義による都の重症者は3日連続の1人,このところ増加傾向にあった全国の重症者は前回は前々回から3人減少していたが,今回3人増の49人に戻した(31日0:00現在).本日の都の死亡例は遡及しての報告も本日もゼロであった. 都の自宅療養者数は79人と前日から1人減じたが,都の新規陽性者における接触歴等不明者数の週平均の増加比は180.6%へと上昇した [挿入図右カラム参照].
オミクロン株の国内市中感染については,本日,山形市でも市中感染疑いが1名判明した.ワクチン接種は2回完了し,発症前の2週間以内に海外渡航や県外への移動がなかった.東北では初のことになる [NHK NEWS WEB 2021-12-31 17:45].なお,香川県では29日に1名の市中感染が判明していた [香川 NEWS WEB]
2021年の締めくくりとして,2021年12月30日~1月26日の期間のGoogle感染予測推移グラフを貼り付けておこう.オミクロン株の市中感染が広がりつつあるが,1年前に比べれば,穏やかな年末年始になったようだ.
2021-12-30 19:45 Google感染予測は期間(12月26日~1月22日)も推移予測も昨日同であった [19:15時点].
都の報告数は,日別陽性者数が64人,週平均が48.7人と予測とほぼ一致した [挿入図左カラム参照],週平均は前週の64.5%増となった [挿入図中央カラム参照].年代分布は,30代15人, 20代13人, 40代10人,10歳未満と50代がそれぞれ6人, 10代5人, 80代4人,60代3人, 90代1人となった.なお,北海道,大阪,沖縄の日別陽性者数はそれぞれ,32人 (26人),52人 (61人),50人 (27人)であった [括弧内は前日の日別陽性者数][NHK特設サイト 新型コロナウイルス].
都の定義による都の重症者は2日連続の1人,このところ増加傾向にあった全国の重症者は前回から3人減の(30日0:00現在)46人となった.本日の都の死亡例は遡及しての報告も本日もゼロであった.
都の自宅療養者数は前日から16人増の80人になり,都の新規陽性者における接触歴等不明者数の週平均の増加比は前日並みの176.1%となった [挿入図右カラム参照].
オミクロン株の国内感染について,本日,新たに兵庫県で3人の市中感染が判明した [神戸新聞NEXT 2021-12-30 14:00 ].
2021-12-29 20:31 Google感染予測は12月26日~1月22日の期間へと更新された [19:30時点].
都の報告数は,日別陽性者数が76人,週平均が44.9人といずれも予測を若干上回り [挿入図左カラム参照],週平均は前週の57.0%増となった [挿入図中央カラム参照].年代別日別陽性者数は,今回も20代が最多の23人となり,30代20人,40代11人,10歳未満と10代6人, 50代5人,60代以上の世代はそれぞれ0~2人となった.なお,北海道,大阪,沖縄の日別陽性者数はそれぞれ,26人,61人,27人であった.
都の定義による都の重症者は6日連続2人から1人まで減少したが,このところ増加傾向にあった全国の重症者は本日も(29日0:00現在)前回から3人増の49人となった.
本日の都の死亡例は遡及しての報告も本日もゼロであった.都の自宅療養者数は前日から3人増の64人になり,都の新規陽性者における接触歴等不明者数の週平均の増加比も175.2.0%と前日からやや増加した [挿入図右カラム参照].
2021-12-28 19:48/21:13 Google感染予測は予測期間 (12月24日~1月20日)も予測推移も昨日同であった [19:30時点].
都の報告数は,日別陽性者数が46人,週平均が39.7人といずれも予測を上回り [挿入図左カラム参照],週平均は前週の47.0%増となった [挿入図中央カラム参照].年代別日別陽性者数は,今回も20代が最多の16人となり,30代8人,40代と50代がそれぞれ6人,10代5人となり,その他の世代は0~2人となった.
都の定義による都の重症者は6日連続の2人となり,このところ増加傾向にあった全国の重症者は本日も(28日0:00現在)前回から2人増の46人となった. 本日の都の死亡例は遡及して12月2日の1例が加わったが本日はゼロであった.都の自宅療養者数は昨日から7人減の61人になり,都の新規陽性者における接触歴等不明者数の週平均の増加比も165.7.0%と前日からやや低下した [挿入図右カラム参照]. 国内のオミクロン株市中感染については,富山県の市中感染が27日中に確定し (ワクチン2回接種済み),その濃厚接触者9人のうち1人のオミクロン株感染が確認された [富山新聞 2021-12-27 18:20],沖縄県では,28日に基地との関わりが確認されない市中感染疑い1例が判明した [沖縄タイムスプラス 2021-12-28].京都府では新たに3人 (ワクチン2回接種)の市中感染が確認され,4人の感染疑いが判明した [NHK 関西 NEWS WEB 2012-12-24 16:06].大阪府は、新たに40代~80代の男女4人のオミクロン株感染と高齢者施設のおミクロン株感染クラスター発生を発表した [YAHOO! ニュース (MBS NEWS) 21-28 19:16].国内の市中感染も各都道府県を個人ては追いかけきれない状況になってきた.
国内のオミクロン株対策については,水際対策の一環としてこれまで,オミクロン株感染者の同乗者全員を濃厚接触者として認定して指定施設に2週間停留させてきたが,感染者の前後2列計5列 [*]の乗客と同行者の停留に変更した.また,オミクロン株感染者が発生した都府県および隣接県での無料PCR検査を開始した [*] 参考:crisp_bio 新型コロナウイルス: 旅客機内クラスターの発生事例.
2021-12-27 20:40 Google感染予測は予測期間 (12月24日~1月20日)も予測推移も昨日同であった [20:00時点].
都の報告数は,日別陽性者数が35人,週平均が38.6人といずれも予測を上回り [ 挿入図左カラム参照],週平均は前週の54.4%増となった [挿入図中央カラム参照].年代別日別陽性者数は,20代が13人となり,その他の世代は0~6人となった.このところ,20代が最多になる日が多いようだ.
都の定義による都の重症者は5日連続の2人であったが,全国の重症者(27日0:00現在)は前回から6人増の44人となった.本日の都の死亡例はゼロであった.都の自宅療養者数は昨日から4人減の68人になり,都の新規陽性者における接触歴等不明者数の週平均の増加比は182.0%へと増加した [挿入図右カラム参照].
国内オミクロン株の市中感染については,本日,広島県にて1人確定した (ワクチン2回接種,発症前に関西訪問) .また,富山県で市中感染疑1例が発表された [讀賣新聞オンライン 2021-11-37 ; 2021-12-27 18:25].
2021-12-26 19:28 Google感染予測は“12月18日~1月14日”の期間から,12月24日~1月20日の期間へと更新され,予測内容も極めて緩やかな減少モードから拡大モードへと切り替わった.都の日別陽性者数の週平均の予測推移を見ると,12月24日の予測31人から1月20日の予測177人へと上昇するとされた [挿入図左カラム参照]
都の報告数は,日別陽性者数が43人,週平均が35.1人といずれも予測を上回り,週平均は前週の約44%増となった [挿入図中央カラム参照].年代別日別陽性者数は,20代11人, 30代9人, 50代6人, 40代5人,その他の世代が0~4人に納まった.
都の定義による都の重症者は4日連続の2人であったが,全国の重症者(256日0:00現在)は前回から1人増の38人となった.本日の都の死亡例はゼロであった.都の自宅療養者数は昨日から4人増の72人になり,都の新規陽性者における接触歴等不明者数の週平均の増加比は昨日とほぼ同じ166.3%となった [挿入図右カラム参照].
国内のオミクロン株の市中感染:大阪府 (7人),京都府 (7人),東京都 (1人),福岡県 (1人)に続いて,本日,愛知県で2名の市中感染が判明し,その他に,オミクロン株感染疑い5名の検査が進められている [NHK NEWS WEB 2021-12-26 18:37].また,沖縄県では,3人のオミクロン株感染疑いの検査が進められている [沖縄タイム・プラス 2021-12-26 08:20].
2021-12-25 21:45 Google感染予測は“12月18日~1月14日”の期間のまま,予測内容にも変わりがなかった[21:00確認; 挿入図左カラム参照].
本日の都の日別陽性者は38人で,30代 8人,20代 7人,10歳未満 6人,その他の世代は0~4人に納まった.週平均は33.7人で前週に対する比率は156%であった [挿入図の中央カラム参照].都の定義による都の重症者は3日連続の2人であったが,全国の重症者(24日0:00現在)は前回から3人増の37人となった.本日の都の死亡例はゼロであったが,遡って12月22日の死亡一例が発表された.
都の自宅療養者数は昨日から3人増の68人になり,都の新規陽性者における接触歴等不明者数の週平均の増加比は昨日から若干低下した167.1%となった [挿入図右カラム参照].
国内のオミクロン株の市中感染:福岡県の1名は,先に市中感染が判明していた大阪と京都を4日前から2日前まで訪れていたとのことで,この期間は,オスロでのクリスマスパーティーでのオミクロン株アウトブレイクの分析から導かれた感染から発症までの日数の中央値3日と,奇しくも符合する [NHK NEWS WEB 2021-12-25 18:53]; 大阪府で新たに2名の感染が判明した [NHK NEWS WEB 2021-12-25 20:09]; 京都府では新たに4名 (全員ワクチン2回接種済み)の感染が判明した [京都新聞 2021-12-25].オミクロン株感染は「まだ点から線や面までは広がっていない」のではなく「すでに面まで広がったから点が見えてきた」のではなかろうか.
2021-12-24 18:45 Google感染予測は“12月18日~1月14日”の期間のまま,予測内容にも変わりがなかった[17:33確認; 挿入図左カラム参照].
本日の都の日別陽性者は39人で,30代 11人,20代 9人,50代 5人,その他の世代は0~3人に納まった.週平均は32.3人で前週に対する比率は158.3%であった [挿入図の中央カラム参照].
都の定義による都の重症者は昨日同の2人であったが,全国の重症者(24日0:00現在)は前回から6人増の34人となった.本日の都の死亡例はゼロであり,遡っての死亡例の発表も無かった.
都の自宅療養者数は昨日から4人増の65人になり,都の新規陽性者における接触歴等不明者数の週平均の増加比は176.7%へと上昇した [挿入図右カラム参照].
国内のオミクロン株の市中感染が,大阪府と京都府でそれぞれ新たに判明し,東京都と山口県で初めて判明した.
- 大阪府ではこれまでの市中感染と独立な感染者一人 [関西 NEWS WEB 12-23 18:50]
- 京都府では昨日の市中感染1人とは独立に新たに3人 (ワクチン2回接種済み; 無症状または軽症) [京都新聞 12-24 14:09]
- 山口県では岩国基地勤務1人 [NHK NEWS WEB 12-24 17:35]
- 東京都では,都内クリニックの医師1人が16日に発熱の症状があり翌日の検査で新型コロナウルス陽性判定,24日になってオミクロン株感染が確定した.診療にあたってはマスクとフェースガードを併用するなど,感染防止策をとっていたことから,濃厚接触認定は勤務先と家族の5人に留まっている.5人は現時点では陰性とのことであるが,都はクリニックの~20人と患者~100人に検査を呼びかけている [NHK NEWS WEB 212-24 17:28].
- 沖縄県では新型コロナウイルス新規感染者数が33人に達したが,新規オミクロン感染は報告されていない [NHK NEWS WEB 12-24 18:13]
2021-12-2223 22:18 Google感染予測は“12月18日~1月14日”の期間のまま,予測内容にも変わりがなかった[21:45確認; 挿入図左カラム参照].
本日の都の日別陽性者は37人で,20代 15人,30代と40代が7人,その他の世代は0~3人に納まった.週平均は29.6人で前週に対する比率は140.3%であった [挿入図の中央カラム参照].
都の定義による都の重症者は8日連続の3人から2人と1人減ったが,全国の重症者(2223日0:00現在)は前回から2人増の28人となった.本日の都の死亡例はゼロであり,遡っての死亡例の発表も無かった.
都の自宅療養者数は昨日から10人増の61人になり,都の新規陽性者における接触歴等不明者数の週平均の増加比は158.1%へと上昇した [挿入図右カラム参照].
国内のオミクロン株感染については,海外渡航歴が無く,海外から入国したオミクロン株感染者との接触歴も無い感染者が,大阪府で4人,京都府で1人,確認された.これらの事例は,市中感染の氷山の一角が顔を出したことに相当するのだろう.なお,航空便で濃厚接触者と判定されたのが22日午前0時時点では3,510人であったところ,23日午前0時時点には7,819人にまで急増している[NHK BEWS WEB 2021-12-23 20:31].これからも航空便での濃厚接触者を指定宿泊施設の停留され続けられるのだろうか.
沖縄県では市中感染ではなく,米軍キャンプ従業員と家族の中から本日までに10人の感染が判明し,また,新型コロナウイルス感染者数が2ヶ月ぶりの25人を記録した [琉球新報DIGIAL 2021-12-23 16:29 ].なお,沖縄米軍は,来日にあたり米国出国時にも日本入国後も検査を全くしていなかったとのことである [沖縄タイム+プラス 2021-12-23 07:40 ].米国政府は,米国への入国者全員に出発24時間前 (運用上,出発の前日から当日まで)の検査を要求し,入国後の検査と自己検疫を推奨しているにもかかわらずだ.
2021-12-22 20:14 Google感染予測は“12月18日~1月14日”の期間のまま,予測内容にも変わりがなかった[19:28確認; 2番目の挿入図左カラム参照].
本日の都の日別陽性者は40人で,30代 11人,20代 7人, 40代6人となり,その他の全世代が0~4人に納まった.週平均は28.6人で前週に対する比率は148.2%になった [挿入図の中央カラム参照].
都の定義による都の重症者は8日連続の3人,全国の重症者(22日0:00現在)は前回から2人減の26人となった.都の死亡日別死亡者数は12月3日から昨日までゼロが続いていたが,本日11月25日陽性判定の方お一人が亡くなられた.
都の自宅療養者数は昨日から4人増の51人になり,都の新規陽性者における接触歴等不明者数の週平均の増加比は153.5%へと上昇した [挿入図右カラム参照].
国内のオミクロン株感染については,沖縄県では,先のキャンプ・ハンセン基地関係者4人に続いて,キャンプ・ハンセンとキャンプ・シュワブの基地従業員の日本人2名の感染が判明し,オミクロン株感染が計6例になった [琉球新報DIGITAL 2021-12-22 15:40].また,大阪府では市中感染が疑われる事例が公になった.22日大阪の吉村知事が,「府内に住む4人がオミクロン株に感染」と発表した.このうち1人は,海外渡航歴あり,空港検疫陰性,濃厚接触者としてホテル停留中にオミクロン株感染が判明した.しかし,残る3人は5人家族のうちの成人男女2人と子供1人であり,海外渡航歴無し,感染経路不明であった.成人男女はワクチン2回接種済みであり,また,オミクロン株感染が確定した子1人の他の子2人も新型コロナウイルス感染が確認されている.なお,3人は軽症で入院中である [NHK NEWS WEB 2021-12-22 18:53].
2021-12-21 21:01 Google感染予測は“12月18日~1月14日”の期間に更新された[20:34確認].前々回と前回よりは感染抑制傾向となり,1月14日の日別陽性者の週平均が12人になった [17:15確認; 2番目の挿入図左カラム参照].
本日の都の日別陽性者は38人で,30代 10人,20代 8人となり,その他の全世代が0~4人に納まった.週平均は27.0人で前週に対する比率は149.2%になった [挿入図の中央カラム参照].
都の定義による都の重症者は7日連続の3人,全国の重症者(21日0:00現在)は前回から1人増の28人となった.
都の死亡日別死亡者数は昨日まで同様にゼロが続いた.都の自宅療養者数は47人と昨日から大きく減少したが,都の新規陽性者における接触歴等不明者数の週平均の増加比は143.5%と上昇した [挿入図右カラム参照].
国内のオミクロン株感染については,沖縄県の例を除いては海外から帰国した中の感染者とその濃厚接触者にとどまっているが,空港検疫の抗原検査では陰性で待機施設で「停留」中,または自宅待機中に陽性判定を経てオミクロン株感染が判明する例が出ていることが気がかりである.また,感染者が搭乗した便の乗客全員が濃厚接触者とされることから,都内だけでも1,000人が「停留」または自宅待機中とのことである [NHK NEWS WEB 2021-12-20 19:56]
2021-12-20 19:30 Google感染予測の期間は“12月17日~1月13日”へと更新された.前回と比べると,予測期間中の増加傾向が消え,13日の日別陽性者の週平均が45人から17人へと減少した [17:15確認; 2番目の挿入図左カラム参照].
本日の都の日別陽性者は11人で,30代と40代が3人の他は全世代は0~2人に納まった.週平均は25.0人で前週に対する比率は143.7.%になった [挿入図の中央カラム参照].
都の定義による都の重症者は6日連続の3人,全国の重症者(20日0:00現在)は前回同の27人となった.都の死亡日別死亡者数は昨日まで同様にゼロが続いたが,都の自宅療養者数は61人と昨日から2人増え,都の新規陽性者における接触歴等不明者数の週平均の増加比は前日同様に127.1%となった [挿入図右カラム参照].
国内のオミクロン株感染については,沖縄県でキャンプ・ハンセン基地の勤務者や家族4人の感染が確認された[*] ことが気がかりである [* 琉球新報 DIGITAL 2021-12-20 16:52].
2021-12-19 18:15 Google感染予測の期間は“12月15日~1月11日”のままで,予測推移も昨日同であった [17:47確認; 2番目の挿入図左カラム参照].
本日の都の日別陽性者は33人で,40代7人, 20代6人, 30代5人となり,その他の世代は0~4人であった.週平均は24.4人で前週に対する比率は140.2%になった [挿入図の中央カラム参照].
都の定義による都の重症者は5日連続の3人,全国の重症者(19日0:00現在)は前回から1人増えて27人となった.都の死亡日別死亡者数は昨日まで同様にゼロが続いたが,都の自宅療養者数は59人と昨日から8人増え,都の新規陽性者における接触歴等不明者数の週平均の増加比が127.1%となった [挿入図右カラム参照].
オミクロン株に関しては,英国では現地の専門家が警告していた通り感染が急増しまた死者も増えてきた.幸にして日本国内では市中感染はまだ広がっていないとされているが,日本の空港検疫では新たに13人がオミクロン株の感染者で,そのうち米国から入国した1人はファイザー・ビオンテックのmRNAワクチンを3回接種していた,と報道されている [テレ朝news 2021-12-10 06:47]
2021-12-18 19:08 Google感染予測の期間は“12月15日~1月11日”のままであったが,昨日公開版よりやや悪化し,11日の週平均予測が39人から45人へと増加した [18:30確認; 2番目の挿入図左カラム参照].
ここで,2021年6月17日から2021年12月16日の期間の人口100万人あたりの日別感染者数 (週平均)推移を,英,仏,独,南ア,米国および韓国と比較してみた ["ourworldindata.org”から引用; 1番目の挿入図参照].オミクロン株感染者が増え続けている英,仏および南アは急上昇し,それに対して,オミクロン感染のひろがりが報道されているが,独は12月第2週から感染抑制方向へ変わり,米も国全体としては16日の時点まではもちこたえているように見える.韓国も感染拡大が続いているが,それでも欧米と南アよりは抑制されている.日本はこの夏の第5波を乗り越えてから感染抑制が続いているが,11月11日前後は南アも日本と同じく週平均1桁であったところ24日に2桁になって以来,急増した.南アと日本では諸条件が異なっているが,他山の石としたい.
本日の都の日別陽性者は28人で,40代90人, 20代7人, 10歳未満5人,30代4人となり,その他の世代は0~1人であった.週平均は21.6人で前週に対する比率は117.4%になった.[挿入図の中央カラム参照].都の定義による都の重症者は4日連続の3人,全国の重症者(18日0:00現在)は 26人と前回同となった.
都の死亡日別死亡者数は昨日まで同様にゼロが続いたが,都の自宅療養者数は51人と昨日から6人増え,都の新規陽性者における接触歴等不明者数の週平均の増加比は109.3%となった [挿入図右カラム参照].
オミクロン株の国内感染は,今のところ,帰国または入国者とその濃厚接触者にとどまっていたようだが,先に基地に勤務している日本人1人のオミクロン株感染が判明していた沖縄県では,新たに基地外に居住する米国人軍属1人とその日本人家族1名のオミクロン感染と判明した [琉球新報 DIGITAL 2021-12-18 16:32].
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