[出典] "Automation and Expansion of EMMA Assembly for Fast-Tracking Mammalian System Engineering" Patrick Cai and 5 others (Enteral authors Joshua James, Sally Jones, Andrea Martella, Yisha Luo, David I. Fisher). The University of Manchester Webサイト (Accepted/In Press 2021-12-21) https://www.research.manchester.ac.uk/portal/en/publications/automation-and-expansion-of-emma-assembly-for-fasttracking-mammalian-system-engineering(a85e44c3-934f-4b1a-b78e-89c5cfdb4278).html
 Patrick Caiらは今回,先行研究 [*]で開発していたEMMA (Extensible Mammalian Modular Assembly)ツールキットの柔軟性と堅牢性を生かして,哺乳類発現ベクターのライブラリー・スケールの設計・構築・検証のための自動化ワークフローを発表した.
  • ベクターの設計を,EMMAのコンピュータ支援設計ツール (EMMA-CAD)によって簡素化し,ベクターアセンブリに音響液滴射出 (acoustic droplet ejection)技術の精度と速度を生かした.
  • この自動化パイプラインは,手動でのベクターアッセンブリーに比べて,試薬の使用量と研究者の作業時間の双方を大幅に削減することが可能である.
  • EMMAの自動化性能を実証するため、CRISPRiまたはCRISPRaをコードする48種類のプラスミドベクターのライブラリーを作成したところ,様々なサイズや複雑な設計のベクターでも高いアセンブリ効率が維持されていた.
  • ここでは,自動化パイプラインとともに,gRNAとCas9をEMMAプラットフォームに統合し,有用なゲノム編集資源の設計と製造を可能にするための簡単な戦略を提示した.
[*] Yizhi Caiらによる先行論文:哺乳類ベクター合成ガイド "EMMA assembly explained: A step-by-step guide to assemble synthetic mammalian vectors" Jones S, Martella A, Cai Y. Methods Enzymol. 2019-02-13. https://doi.org/10.1016/bs.mie.2018.12.017
 著者らは,標準化されたDNAのパーツライブラリーから機能的に多様な哺乳類発現ベクターの構築を容易にする効率的で汎用性の高いツールとして,EMMA)を開発した.EMMAは,階層的アセンブリとコンビナトリアル・アセンブリの双方をサポートし,自動化可能である.Methods in Enzymologyの本章では,EMMAを用いて、DNAのパーツライブラリーを構築し,これらのパーツを哺乳類発現ベクターに組み 込むためのプロトコルを説明する.