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科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

[出典] "Highly efficient activation of endogenous gene in grape using CRISPR/dCas9-based transcriptional activators" Ren C, Li H, Liu Y, Li S, Liang Z. Hortic Res. 2022-01-18. https://doi.org/10.1093/hr/uhab037
 転写活性化因子であるCRISPRaは,植物においてはシロイヌナズナとイネで利用された例があるが,果菜類ではまだ報告されていない.Institute of Botany (Beijing)の研究グループは今回,ブドウの細胞において,dCas9-VP64 および dCas9-TV の2種類のCRISPRaを試行し,UDP-グルコース・フラボノイド糖転移酵素(UFGT)遺伝子の転写活性化に,それぞれ,約1.6-5.6倍 および 約5.7-7.2倍の活性化を達成した.また,ブドウ科植物において,dCas9-TVによって,寒冷応答性転写因子遺伝子CBF4の発現が野生型の3.7~42.3倍へと亢進し,低温処理後の電解質漏出が抑制された.
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