[注] 2022年4月20日分から「COVID-19感染状況を見て思うこと (12)」へ
2022-04-19 22:25 本日の都のCOVID-19患者数は5,583人,7日間移動平均は6,377.1.4人となり,前週比は低下が続き84.0%となった [挿入図左上グラフ参照].都の感染者の年代分布は, 10歳未満 1,041人, 30代 1,041人, 20代 947人, 40代 853人, 10代 754人, 50代 471人, 60代 219人, 70代 130人, 80代 89人, 90代 36人, 100歳以上 2人の順となり最多側に 入れ替わりがあった.みなし陽性者は一昨日 6人, 昨日 4人から9人へと, 一桁台で推移した.
19日更新の都のPCR・抗原検査の陽性率は25.0% (17日更新 27.5%)と低下したが,自宅療養は43,166人 (17日更新 43,135人)となかなか減少傾向が進まない.都の定義による都の重症者は昨日同の15人であった [挿入図左下グラフ参照] .全国の重症者数は,213人と一昨日までの減少傾向に戻った.本日の都の死亡日別死亡例報告は2月24日から4月14日の間の4例 (40代 1例, 80代 2例, 100歳以上 1例)であった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].
全国の感染者数は一昨日 34,291人, 昨日 24,258から40,893人へと反転したが, 前週火曜日からは9,000人近く減少し, 7日間移動平均も16日から18日にかけて,48,925人, 47,513人, 46,237人と下り始めた.沖縄県の感染者数は一昨日1,315人, 昨日月曜日 575人から1,547人へと推移し (前週月曜日は1,509人),その7日間移動平均は,18日付は 1,350人と小数点以下の違いがあるが17日付けとかわらず,依然として膠着している [挿入図右上のグラフ参照].
ところで、定点観察の一つとして、ゼロコロナ対策を維持して上海を始めとした多くの大都市がロックダウンされている中国と,パンデミック初期に迅速検査や接触者の徹底した追跡などの対策で優等生であった台湾の新規感染者数のグラフ (2月1日から4月17日)をOur World in Dataから採ってみた [右のグラフ参照].台湾は2021年5月から6月にかけて感染急拡大を経験し7月から12月までは抑え込んだきたが,3月初旬から昨年の感染急拡大を超える感染拡大を経験することになった.台湾のワクチン接種は,Google検索によると4月18日時点で必要回数完了とブースター接種済みがそれぞれ人口の~78%と~56%である.今回の感染急拡大は,3月上旬に入境制限を緩和して以後のタイミングで始まっている.報道によると,感染者の99%以上が軽症や無症状のためか,市民生活は平静が保たれており,蔡英文総統は経済との両立を図ることもあり「重症者をゼロに,軽症者を効果的に管理する」との方向性を示している [讀賣新聞オンライン 04/14 23:24]
2022-04-18 22:52 本日の都のCOVID-19患者数は3,479人,7日間移動平均は6,568.4人となり,前週比は低下が続き86.5%となった [挿入図左上グラフ参照].都の感染者の年代分布は, 20代 694人, 30代 641人, 40代 561人, 10歳未満 543人, 10代 472人, 50代 316人, 60代 116人, 70代 60人, 80代 51人, 90代 18人, 100歳以上 1人の順に不明 6人が加わった.みなし陽性者は一昨日 11人, 昨日 6人から4人へと推移した.
17日更新の都のPCR・抗原検査の陽性率は27.5% (16日27.5%)と前日同,自宅療養は43,135人(16日 45,489人)と前日からやや減少した.都の定義による都の重症者は一昨日と昨日の17人から15人へと推移した [挿入図左下グラフ参照] .全国の重症者数は,222人と昨日から3人増加とやや反転した.本日の都の死亡日別死亡例報告は4月7日から4月9日の間の3例 (70代 1例, 80代 1例, 90代 1例)であった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].
全国の感染者数は一昨日 47,598人, 昨日 34,291人から24,258と減少が続いている (前週月曜日は33,194人).沖縄県の感染者数も一昨日 1,439人, 昨日 1,315人から月曜日特異的ではあるが575へと減少した (前週月曜日は577人).その7日間移動平均は,15日付 1,339人, 16日付 1,327人と17日付 1,350人とこの3日間は膠着状態といったところである [挿入図右上のグラフ参照].
ところで, 通常の冷蔵庫で保存可能であり日本国内で生産予定のノババックス社の組み換えタンパク質ワクチン [*]を厚生労働省が承認を予定し,5月下旬から接種にまわる見込みと報道された [NHK NEWS WEB 2022-04-18 22:37 ].厚労省は,これまでのワクチンに対してアレルギー反応が出た人などに使用することを想定しているそうだ.
[*]crisp_bio記事 “[20211226更新] 新型コロナウイルス: J&Jに続いてノババックス (NOVAVAX)のワクチンも第3相試験で好成績 - WHOとEU承認”参照.
2022-04-17 21:25 本日の都のCOVID-19患者数は5,220人,7日間移動平均は6,723.1人となり,前週比は一昨日 98.1%, 昨日 94.3%から88.8%へと低下した [挿入図左上グラフ参照].都の感染者の年代分布は, 30代 981人, 20代 937人, 10歳未満 867人, 40代 846人, 10代 732人, 50代 437人, 60代 199人, 70代 127人, 80代 68人, 90代 24, 100歳以上 2人となり,最多は30代と20代に続いて10歳未満と20代と30代が入れ替わった.みなし陽性者は一昨日 7人, 昨日 11人から6人へと推移した.
16日更新の都のPCR・抗原検査の陽性率は27.5% (15日27.9%)と低下が続き,自宅療養も45,489人(15日 49,403人)と減少した.都の定義による都の重症者は昨日に続き17人であった [挿入図左下グラフ参照] .全国の重症者数は,219人と昨日から3人減じた.本日の都の死亡日別死亡例報告は2月17日から4月14日の間の5例 (60代 1例, 70代 1例, 80代 1例, 90代 2例)であった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].
全国の感染者数は一昨日 49,761人, 昨日47,598人から34,291人と減少が続いた (前週日曜日は49,165人).沖縄県の感染者数も一昨日 1,530人, 昨日 1,439人から1,315人へと減少した (前週土曜日は1,153人).その7日間移動平均も,14日付 1,310人, 15日付 1,339人から16日付 1,327人と上昇が収まった [挿入図右上のグラフ参照].
4月29日の昭和の日まで10日あまり,第6波がどこまで収まっているか.
2022-04-16 20:42 本日の都のCOVID-19患者数は6,797人,7日間移動平均は7,124.0人となり,前週比は一昨日 100.9%,昨日 98.1%から94.3%へと再び低下し始めた[挿入図左上グラフ参照].都の感染者の年代分布は,20代 1,397人, 30代 1,286人, 10歳未満 1,098人, 40代 1,085人, 10代 804人, 50代 557人, 60代 235人, 70代 174人, 80代 99人, 90代 50人, 100歳以上 1人, 不明 1人となり,最多は20代と30代に続いて10歳未満の順に戻った.みなし陽性者は一昨日 9人, 昨日 7人から11人へと反転した.
15日更新の都のPCR・抗原検査の陽性率は27.9%(14日 28.8%)と低下が続いたが,自宅療養は49,403人(14日 47,161人)と2日にわたる増加となった.都の定義による都の重症者は8日以後の減少が続き昨日から3人減の17人となった [挿入図左下グラフ参照] .全国の重症者数は,昨日からは8人減って222人になった.本日の都の死亡日別死亡例報告は1月26日から4月13日の間の9例 (70代 1例, 80代 3例, 90代 5例)であった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].
全国の感染者数は一昨日 55,294人, 昨日 49,761人から47,598人へと (前週金曜日は52,729人)推移した.沖縄県の感染者数は一昨日 1,426人, 昨日1,530人から1,439人へと推移し (前週金曜日は1,524人),7日間移動平均は,12日付 1,265人, 13日付 1,300人,14日付 1,339人と上昇傾向が持続した [挿入図右上のグラフ参照].政府は,リエゾンチームの派遣期間を延長し,新たにワクチン接種の担当者をチームに加えた (第3回接種率が全国平均47%に対して沖縄県は35%) [NHK NEWS WEB 2022-04-16 06:17]
2022-04-15 20:14 本日の都のCOVID-19患者数は6,768人,7日間移動平均は7,310.4人となり前週比は,一昨日102.4%, 昨日100.9%から,98.1%へと4日ぶりに100%を切った[挿入図左上グラフ参照].都の感染者の年代分布は,20代 1,364人, 30代 1,334人, 40代 1,113人, 10歳未満 1,015人, 10代 826人, 50代 603人, 60代 232人, 70代 143人, 80代 94人, 90代 41人, 100歳以上 2人, 不明 1人となり,最多は20代と30代に続いて40代の順になった.みなし陽性者は一昨日と昨日の9人から7人へと減少した.
14日更新の都のPCR・抗原検査の陽性率は28.8% (13日 30.0%)と低下が継続したが,自宅療養は47,161人(13日 44,429人)と昨日までから反転した.都の定義による都の重症者は8日以後の減少傾向が継続し昨日から1人減の20人となった [挿入図左下グラフ参照] .全国の重症者数は,昨日からは237人減って230人になった.この前日からのほぼ半減は,大阪府が本日の発表から独自の基準の重症者を国に報告するようになったためと報道されている [FNNプライムオンライン 2022/4/15 16:14].一方で,死の定義は変えられないので,第6波 (12月17日~3月6日)の間のCOVID-19死亡件数で,大阪府が1,041人と突出し (全国2位の東京都は637人),人口10万人あたりに換算しても大阪府は全国最多の11.78人 (全国平均 5.2人; 東京都 4.53人)であったことは変わらない.さらに,重症者の死亡率が過去の報道よりもかなり上昇することになる [讀賣新聞オンライン 2022/03/08 06:13].
本日の都の死亡日別死亡例報告は3月1日から4月8日の間の7例 (60代 1例, 70代 2例, 80代 3例, 90代 1例)であった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].全国の感染者数は一昨日 57,758人, 昨日 55,294人から49,761人へと (前週金曜日は51,943人)推移した.沖縄県の感染者数は一昨日 1,650人, 昨日 1,426人から1,530へと推移し (前週木曜日は1,355人),7日間移動平均は,11日 1,222人, 12日 1,265人から13日 1,300人と上昇傾向が持続した [挿入図右上のグラフ参照].
2022-04-14 20:09 本日の都のCOVID-19患者数は8,540人,7日間移動平均は7,502.4人となり前週比は,一昨日 昨日 101.4%, 昨日 102.4%から100.9%へと推移した[挿入図左上グラフ参照].みなし陽性者は一昨日 6人, 昨日 9人から9人が維持された.都の感染者の年代分布は,20代 1,689人, 30代 1,645人, 10歳未満 1,370, 40代 1,324人, 10代 1,107人, 50代 721人, 60代 296人, 70代 201人, 80代 130人, 90代 50人, 100歳以上 7人となり,20代, 30代, 10歳未満の順は変わらず,この3世代で感染者数の55%を占めた.13日更新の都のPCR・抗原検査の陽性率は30.0% (12日 31.9%)とこのところ徐々に低下し,自宅療養も44,429人(12日 52,742人)と減少した.
都の定義による都の重症者は8日以後の減少傾向が継続し21人となり [挿入図左下グラフ参照] ,全国の重症者数は,昨日からは一人減じて467人となった.都の死亡日別死亡例は2月25日から4月12日の間の7例 (60代 2例, 70代 1例, 80代 2例, 90代 2例)であった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].
全国の感染者数は一昨日 49,773人, 昨日 57,758人から55,294人へと (前週木曜日は54,979人)推移した.沖縄県の感染者数は一昨日 1,509人, 昨日 1,650人から1,426人へと推移し (前週木曜日は1,355人),7日間移動平均は,11日 1,222人, 12日 1,265人から13日 1,300人と上昇傾向が持続した [挿入図右上のグラフ参照].
ところで,第3回ワクチン接種後の従来株に対する抗体の値の変化が,厚生労働省の研究班から報告された.第3回接種の1ヶ月前の値に対して,ファイザー・ビオンテック3回接種440人では平均52.1倍から27.5倍へ,ファイザー・ビオンテック2回接種に3回目にモデルナ接種の92人では70.3倍から36倍へと,いずれもほぼ半減した.しかし,専門家によると,ウイルスに対する抗体の値自体としては高く維持されており,3ヶ月経過しても,SARS-CoV-2従来株に対して一定の有効性は保たれるようだ [NHK NEWS WEB 2022-04-13 21:16].
2022-04-13 20:58 本日の都のCOVID-19患者数は8,253人,7日間移動平均は7,532.9人となり前週比は,一昨日 99.9%, 昨日 101.4%から102.4%へと推移した[挿入図左上グラフ参照].みなし陽性者は一昨日 8人, 昨日 6人から9人へと推移した.都の感染者の年代分布は,20代 1,576人, 30代 1,554人, 10歳未満 1,423, 40代 1,262人, 10代 1,045人, 50代 712人, 60代 297人, 70代 220人, 80代 119人, 90代 42人, 100歳以上 3人となり,最多は引き続き20代, 30代, 10歳未満の順であった.
12日更新の都のPCR・抗原検査の陽性率は31.0% (10日 32.9%)とやや低下したが,自宅療養は52,742人(10日 41,855人)と増加した.都の定義による都の重症者は昨日から23人へと4人減じたが [挿入図左下グラフ参照] ,全国の重症者数は,昨日から一人増えて468人へと推移した.都の死亡日別死亡例は2月25日から4月12日の間の5例 (50代 1例, 60代 1例, 80代 2例, 90代 1例)であった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].
全国の新たに確認された感染者数は一昨日 33,205人, 昨日 49,773人から57,758人へと増加した (前週水曜日は54,871人)へと推移した.沖縄県の感染者数も一昨日 577人, 昨日 1,509人から1,650人へと増加し (前週水曜日は1,410人),7日間移動平均は,10日 1,212人, 11日 1,222人から12日 1,265人へと上昇傾向が持続した [挿入図右上のグラフ参照].
ところで,オミクロン系列におけるゲノム組み換え変異株はこれまでのところXAからXSまで17種類が報告されている.日本ではオミクロン系列組み換え変異株XEへの感染が空港検疫で1例判明したが,韓国ではXL感染が判明した.ワクチン3回接種済み, 無症状であるが,海外渡航歴が無いことから,現時点では,韓国内でのオミクロン株BA.1とBA.2の組み換えが進行した可能性を否定はできない状況のようだ ["Korea is 2nd country to detect Omicron recombinant XL after UK" Lee H-S. Korea Biomedical Review. 2022.04.12 18:00].いずれにしても,多くの感染者が無症状または軽症 (といっても39度台が連日続いても酸素供給や人工呼吸器の必要がなければ軽症)で済むとしても,ウイルスの蔓延状態が続いていれば,遅かれ早かれ新たな変異を帯びたコロナウイルスが発生する.
2022-04-12 22:00 本日の都の日別陽性者数は6,922人,7日間移動平均は7,589.9人となり前週比は,一昨日99.2%, 昨日 99.9%から101.4%へと推移した[挿入図左上グラフ参照].みなし陽性者は一昨日 8人, 昨日 8人から6人へと推移した.都の感染者の年代分布は,20代 1,313人, 30代 1,275人, 10歳未満 1,212人, 40代 1,111人, 10代 882人, 50代 588人, 60代 235人, 70代 173人, 80代 97人, 90代 31人, 100歳以上 3人, 不明 2人となり,最多は引き続き20代, 30代, 10歳未満の順であった.
12日更新の都のPCR・抗原検査の陽性率は31.0% (10日 32.9%)とやや低下したが,自宅療養は52,742人(10日 41,855人)と増加した.都の定義による都の重症者は昨日から27人へと一人減じた [挿入図左下グラフ参照] .全国の重症者数は,1昨日 489人, 昨日 484人から465人へと19人減じた.都の死亡日別死亡例は3例であった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].
全国の新規感染者数は一昨日 49,172人, 昨日 33,205人から49,773人 (前週5日(火)は31,151人)へと推移した.沖縄県の日別感染者数も一昨日 1,153人,“月曜日効果”のあった昨日 577人から1,509人へと増加し (前週火曜日は1,209人),7日間移動平均は,9日 1200人, 10日 1212人から11日 1222人へと上昇傾向が持続した [挿入図右上のグラフ参照].政府は,沖縄へ「リエゾンチーム」を派遣し官邸や各省の幹部と直接連絡を取りながら,迅速な情報共有にあたることにした [NHK 特設サイト 新型コロナウイルス 2022-04-12].また,後藤厚労大臣が,空港検疫でオミクロン株「XE」が確認されたことを受けて,「検疫で陽性が判明した全検体について国立感染症研究所でゲノム解析を行うとともに、国内におけるゲノムサーベイランスにより、変異株の動向などの監視を続けていきたい」と述べた [NHK NEWS WEB 2022-04-12 11:43] [XE参考 crisp_bio 新型コロナウイルス:南アフリカ由来変異株オミクロン (B.1.1.529系統)をめぐる状況 2022-03-27投稿分].
2022-04-11 21:48 本日の都の日別陽性者数は4,562人,7日間移動平均は7,596.4人となり前週比は,一昨日 99.1%, 昨日 99.2%から99.9%へと推移した[挿入図左上グラフ参照].みなし陽性者は一昨日 6人, 昨日 8人から昨日同の8人となった.都の感染者の年代分布は,20代 885人, 30代 828人, 10歳未満 776人, 40代 735人, 10代 615人, 50代 401人, 60代 148人, 70代 104人, 80代 47人, 90代 20人, 100歳以上 3人となり,最多は昨日同様20代, 30代, 10歳未満の順であった.10日更新の都のPCR・抗原検査の陽性率は32.9% (9日 32.9%)と下がる気配が見られなかったが,自宅療養は41,855人(9日 42,948人)とやや減少した.
都の定義による都の重症者は昨日から28人へと一人減じた [挿入図左下グラフ参照] .全国の重症者数は,1昨日 489人, 昨日 484人から465人へと19人減じた.都の死亡日別死亡例は80代2例であった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].
全国の新規感染者数は一昨日 52,741人, 昨日 49,172人から33,205人 (前週4日(月)は31,151人)へと推移したが,これは“月曜日効果”のためであり,7日間移動平均は4日付の46,523人から10日付の48,504人へと上昇気配であった.沖縄県の日別感染者数も一昨日 1,328人, 昨日 1,153人から,“月曜日効果”のため577人へと減少し (前週月曜日は508人),7日間移動平均は,8日 1150人, 9日 1200人, 10日 1212人へと上昇傾向が持続した [挿入図右上のグラフ参照].
東京都はこのところ感染拡大要素と感染抑制要素が拮抗しているように見えるが,4月からは小中高から大学まで対面授業が感染拡大要素に加わる.
2022-04-10 21:28 本日の都の日別陽性者数は8,026人,7日間移動平均は7,571.0人となり前週比は,一昨日 97.7%, 昨日 99.1%から99.2%へと推移し,感染の拡大要因と抑制要因が拮抗しているようだ[挿入図左上グラフ参照].みなし陽性者は一昨日 9人, 昨日 6人から8人へと推移した.都の感染者の年代分布は,20代 1,576人, 30代 1,576人, 10歳未満 1,352人, 40代 1,267人, 10代 1,024人, 50代 723人, 60代 285人, 70代 178人, 80代 89人, 90代 46人, 100歳以上 5人, 不明 1人となり,最多は昨日同様20代, 30代, 10歳未満の順であった.
9日更新の都のPCR・抗原検査の陽性率は32.9% (7日 32.4%)と相変わらず30%台から抜けきらなかったが,自宅療養も42,948人(7日 43,562人)と5日ぶりに5万人を切った.都の定義による都の重症者は昨日同の29人であった [挿入図左下グラフ参照] .全国の重症者数は,1昨日 484人, 昨日 489人から484人へと再び減少した.都の死亡日別死亡例の報告は無かった. [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].
全国の新規感染者数は一昨日 51,953人, 昨日 52,741人から49,172人へと久しぶりに4万人台に入った.沖縄県の日別感染者数は一昨日 1,355人, 昨日 1,328人から1,153人と減少し (前週日曜日は986人),7日間移動平均は, 7日 1121,8日 1150人, 9日 1200人へと上昇傾向が持続した [挿入図右上のグラフ参照].
2022-04-09 22:32 本日の都の日別陽性者数は8,102人,7日間移動平均は7,552.9人となり前週比は,一昨日 98.7%, 昨日 97.7%から99.1%へと推移した[挿入図左上グラフ参照].みなし陽性者は一昨日 13人, 昨日 9人から6人へと推移した.都の感染者の年代分布は,20代 1,691人, 30代 1,482人, 10歳未満 1,320人, 40代 1,255人, 10代 1,030人, 50代 704人, 60代 289人, 70代 185人, 80代 93人, 90代 47人, 100歳以上 4人, 不明 2人となり,最多の20代から30代に続いて10歳未満の順となった.
9日更新の都のPCR・抗原検査の陽性率は32.9% (7日 32.4%)と相変わらず30%台から抜けきらず,自宅療養も42,948人(7日 43,562人)と相変わらず4万人台から抜けきらない.都の定義による都の重症者は昨日から29人へと減じた [挿入図左下グラフ参照] .一方で,このところ順調に減少していた全国の重症者数は,1昨日 494人, 昨日 484人から489人へと推移し停滞した.
都の死亡日別死亡例は2月2日から4月5日までの6例 (50代 1例, 70代 2例, 80代 1例, 90代 2例)であった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].
全国の新規感染者数は一昨日 54,995人, 昨日 51,953人から52,741人へと推移し5万人台から抜けきらなかった.沖縄県の日別感染者数は一昨日 1,410, 昨日 1,355人から1,328人へと減少気配であったが(前週金曜日は1,125人),7日間移動平均は,6日 1,089人, 7日 1,121から8日 1,150人へと上昇傾向が継続した [挿入図右上のグラフ参照].
ところで,上海市はロックダウンを始めてからも過去最多を更新し [テレ朝news 2022-04-08 14:00],台湾も3月中旬ごろから感染拡大が顕著になってきた [Our World In Dataサイトから引用した右図の『人口100万人あたりの新規感染者数7日間移動平均の推移グラフ』参照; 左側のグラフは中国と台湾の比較,右のグラフは中国, 台湾に日本を加えた比較].中国のゼロ・コロナ戦略も台湾のコロナ対策も,オミクロン株の揺さぶりを受けているように見える.台湾のワクチン接種は,モデルナ,ファイザー・ビオンテック,タンパク質組み換えワクチン (高端),およびアストラゼネカが,併用されてはいるが,1月7日からCOVID-19ワクチンの2回目接種から12週以上経過した18歳以上へのブースター接種が開始され [日本台湾交流協会 2022-01-11],2回接種~78%,ブースター接種 ~51%と,日本の2回接種 ~80%とブースター接種~44%と似た状況にあるようだ [ワクチン接種状況 Google検索結果].感染が日本よりも桁違いに抑制され,しがたって感染によって免疫を獲得した人が相対的に少ない台湾の今後の感染状況が気になる.
2022-04-08 22:06 本日の都の日別陽性者数は8,112人,7日間移動平均は7,451.9人となり前週比は,一昨日 96.5%, 昨日 98.7%から97.7%へと推移した[挿入図左上グラフ参照].みなし陽性者は一昨日 24人, 昨日 13人から9人へと推移した.都の感染者の年代分布は,20代 1,785人, 30代 1,576人, 40代 1,256人, 10歳未満 1,165人, 10代 990人, 50代 725人, 60代 274人, 70代 166人, 80代 117人, 90代 57人, 不明 1人となり,最多の20代からの順位は変わらなかった.
東京都の4月7日までのワクチン接種実績のデータから 3回目ワクチン接種率の低さ順に年代を並べてみると,12~19歳 (7.1%),20代 (26.3%), 30代 (31.2%), 40代 (40.4%), 50代 (57.1%), 60代 (74.6%), 70代 (83.0%),80歳以上 (85.2%)と,10代と10歳未満および80歳以上を除き,新規感染者の多い年代の順と一致した.どのTVニュースであったかメモし忘れたが,インタビューに対する若い女性の答え「2回目の副反応がひどかったので,3回目接種よりも軽くコロナに感染する方がよいかと」には「刮目」させられた.
7日更新の都のPCR・抗原検査の陽性率は32.4% (6日 31.9%)と30%台から抜けきらず,自宅療養も43,562人 (6日41,560人)とこもところ4万人台から抜けきらない.都の定義による都の重症者は昨日から一人増え30人となった [挿入図左下グラフ参照] .全国の重症者数は,1昨日 508人昨日 494人から484人へと10人減少した.都の死亡日別死亡例は3月22日から4月6日までの9例 (80代 4例, 90代 5例)であった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].
全国の新規感染者数は一昨日 54,884人, 昨日 54,995人から51,953人へと推移した.沖縄県の日別感染者数は一昨日 1,410, 昨日 1,355人から1,328人へと推移し(前週金曜日は1,125人),7日間移動平均は,5日 1,039人, 6日 1,089人から7日 1,121へと上昇傾向が継続した [挿入図右上のグラフ参照].
沖縄県玉城知事は7日夕の記者会見で「もはや第7波に突入したものと認識せざるを得ない」と強い危機感を示したそうだ [琉球新報DIGITAL 2022-04-08 05:10].また,「人口少ない宮崎・島根・大分,感染拡大ハイペース…第7波突入か」と題する記事が配信され,「地域差が生まれている.第6波で感染者が少なかった地域で特に感染拡大が目立っている」とする感染研脇田所長のコメントが引用されている [讀賣新聞 2022/04/08 11:34].
2022-04-07 22:03 本日の都の日別陽性者数は8,753人,7日間移動平均は7,433.3人となり前週比は,一昨日 104.2%, 昨日 96.5%から98.7%へと推移した[挿入図左上グラフ参照].みなし陽性者は一昨日 20人, 作日 24人から13人へと推移した.都の感染者の年代分布は,20代 1,970人, 30代 1,648人, 40代 1,520人, 10歳未満 1,196人, 10代 1,023人, 50代 776人, 60代 268人, 70代 204人, 80代 103人, 90代 41人, 100歳以上 3人, 不明 1人となり,最多の20代からの順位は変わらなかった.
6日更新の都のPCR・抗原検査の陽性率は31.9% (5日 32.3%)とやや低下し,一方で,自宅療養も41,560人(5日 41,927人)とやや減少した.都の定義による都の重症者は昨日同の 29人であった [挿入図左下グラフ参照] .全国の重症者数は,1昨日 508人, 昨日 508人から14人減の494人へと推移した.都の死亡日別死亡例は2月27日から4月3日までの6例 (80代 4例, 90代 2例)であった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].
全国の新規感染者数は一昨日 45,684人, 昨日 54,884人から54,995人へと推移した.沖縄県の日別感染者数は一昨日 1,209人, 昨日 1,410人から1,355人へと推移し(前週木曜日は1,058人),7日間移動平均は,4日 1,007人, 5日 1,039人から6日 1,089人へと上昇傾向が継続した [挿入図右上のグラフ参照].
オミクロン株の新たな下位系列としてXEと呼ばれる変異株が英国で発生したと報道された [NHK NEWS WEB 2022-04-07 21:25].XEはオミクロン株のBA.1とBA.2の間の組み換えに由来する [参考 crisp_bio 新型コロナウイルス:南アフリカ由来変異株オミクロン (B.1.1.529系統)をめぐる状況 2022-03-27投稿分].
2022-04-06 21:12 本日の都の日別陽性者数は8,652人,7日間移動平均は7,358.0人となり前週比は,一昨日115.9%, 昨日 104.2%から96.5%へと推移し,100%を切った[挿入図左上グラフ参照].みなし陽性者は一昨日 8人, 昨日20人から24人へと推移した.都の感染者の年代分布は,20代 1,851人, 30代 1,624人, 40代 1,410人, 10歳未満 1,367人, 10代 967人, 50代 769人, 60代 319人, 70代 192人, 80代 109人, 90代 42人, 100歳以上 2人となり,最多の20代からの順位はこのところ不動である.
5日更新の都のPCR・抗原検査の陽性率は32.3% (4日 32.5%)とやや低下し,一方で,自宅療養は41,927人(4日 40,199人)とやや増加した.都の定義による都の重症者は一昨日 29人, 昨日 30人から29人へと一人減じたが膠着状態であり [挿入図左下グラフ参照] ,全国の重症者数も,1昨日 505人,昨日 508人から508人のままと膠着状態となった.都の死亡日別死亡例は3月4日から4月4日までの6例 (70代 3例, 80代 1例, 90代 2例)であった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].
全国の新規感染者数は一昨日 30,157人, 昨日 45,684人から54,884人へと推移した.30を超える県で感染拡大傾向にあるようだ.沖縄県の日別感染者数は一昨日 508人, 昨日 1,209人から1,410人へと推移し(前週水曜日は1,058人),7日間移動平均は,3日 986人, 4日 1,007人から5日 1,039人へと上昇傾向が継続した [挿入図右上のグラフ参照].
2022-04-05 21:42 本日の都の日別陽性者数は6,968人,7日間移動平均は7,482.0人となり前週比は,一昨日 118.0%, 昨日 115.9%から104.2%へと推移した[挿入図左上グラフ参照].みなし陽性者は一昨日 21人,昨日 8人から20人へと1昨日に戻った.都の感染者の年代分布は,20代 1,525人, 30代 1,298人, 40代 1,126人, 10歳未満 1,083人, 10代 864人, 50代 667人, 60代 193人, 70代 105人, 80代 42人, 90代 20人, 100歳以上 2人, 不明 1人となり,最多はここしばらく続いている20代,30代, 40代の順であった.
5日更新の都のPCR・抗原検査の陽性率は32.3% (4日 32.5%)とやや低下し,一方で,自宅療養は41,927人(4日 40,199人)とやや増加した.都の定義による都の重症者は一昨日 31人, 昨日 29人から30人へと膠着状態となり [挿入図左下グラフ参照] ,全国の重症者数も,1昨日 510人, 昨日 505人から3人増の508人へと膠着状態となった.都の死亡日別死亡例は2月15日から4月3日までの9例 (60代 1例, 70代 4例, 80代 3例, 90代 1例)であった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].
全国の新規感染者数は一昨日 47,345人, 昨日 30,157人から45,684人へと膠着状態となった.沖縄県の日別感染者数は一昨日 1,067人, 昨日 508人から1,209人へと推移し(前週火曜日は984人),7日間移動平均は,3日時点の986人から4日時点の1,007人へと上昇傾向が継続した [挿入図右上のグラフ参照].
今後,東京都の日別陽性者数7日間平均の推移が,沖縄県の推移の後を追うのか,ここ2~3日の傾向が続いて,再び100%を切って行くのか.
2022-04-04 23:13 本日の都の日別陽性者数は4,384人,7日間移動平均は7,607.4人となり前週比は,一昨日 121.5%, 昨日 118.0%から115.9%へと推移した [挿入図左上グラフ参照].みなし陽性者は一昨日 81人, 昨日 21人から8人へと順調に減じた.都の感染者の年代分布は,20代 916人, 30代 762人, 40代 703人, 10歳未満 685人, 10代 596人, 50代 430人, 60代 150人, 70代 77人, 80代 42人, 90代 20人, 100歳以上 2人, 不明 1人となり,最多は昨日と同じく20代,30代, 40代の順となった.4月4日更新の都のPCR・抗原検査の陽性率は32.5% (3日 32.9%),自宅療養は40,199人(3日 38,970人)であった.
都の定義による都の重症者は一昨日 32人, 昨日 31人から29人へと減じ [挿入図左下グラフ参照] ,全国の重症者数は,1昨日 518人, 昨日 510人から5人減の505人へと推移した.都の死亡日別死亡例は3月2日から4月3日までの7例 (70代 1例, 80代 4例, 90代 1例, 100歳以上 1例)であった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].
全国の新規感染者数は一昨日 48,825人, 昨日 47,345人から30,157人へと減少傾向が続いた.沖縄県の日別感染者数は一昨日 1,173人, 昨日 1,067人から508人へと推移し(前週月曜日は362人),7日間移動平均は,4月2日時点の953人から3日時点の986人へと上昇が続いた [挿入図右上のグラフ参照].
韓国, EU, 英国, 米国, 台湾, 中国と日本の人口100万人あたりの日別感染者数を比較してみた [Our World in Data Webサイトから右のグラフを引用].韓国の感染拡大は,3月9日の報道では.飲食店の営業時間制限緩和,新学期の始まり,大統領選の集会などによる急増とされていた [朝日新聞DIGITAL 2022-03-09 10:44].EUとUKはオミクロン株の影響を乗り越えようとしているように見える.日本は第6波を抜けようとしているが、ここで一度気を引き締め直した方がよさそうだ.米国は1月のピークから,州ごとに大きな変動があるが,国としては順調に減少してきているようだ.日本も第6波を抜けようとしているが,米国を上回っており,ここで一度気を引き締め直すのがよさそうだ.台湾は感染抑制を堅持,中国は上海市の外出制限が報道されているが[*]中国全土で見ると比較的感染抑制が続いていると言ってよさそうだ [NHK NEWS WEB 2022-04-03 15:27].
2022-04-03 23:10 本日の都の日別陽性者数は7,899人,7日間移動平均は7,630.3人となり前週比は,一昨日 121.6%, 昨日から 121.5%から118.0%へと推移した [挿入図左上グラフ参照].みなし陽性者は一昨日 78人, 昨日 81人から21人へと大きく減じた.都の感染者の年代分布は,20代 1,689人, 30代 1,370人, 40代 1,282人, 10歳未満 1,263人, 10代 1,116人, 50代 672人, 60代 246人, 70代 152人, 80代 80人, 90代 25人, 100歳以上 2人, 不明 2人となり,最多は昨日と同じく20代,30代, 40代の順となった.4月3日更新の都のPCR・抗原検査の陽性率は32.9% (2日 32.9%),自宅療養は38,970人 (2日 42,620人)であった.都の定義による都の重症者は一昨日 30人, 昨日 32人から31人へと推移し [挿入図左下グラフ参照] ,全国の重症者数も,1昨日 533人, 昨日 518人から510人へと減少が続いた.
都の死亡日別死亡例は2月22日から30日までの9例 (60代 1例, 70代 3例, 80代 4例, 90代 1例)であった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].
全国の新規感染者数は一昨日 49,266人, 昨日 48,825人から47,345へと減少傾向が続いた.沖縄県の日別感染者数は一昨日 1,125人, 昨日 1,173人から1,067人へと推移し(前週日曜日は838人),7日間移動平均は,4月1日時点の911人から2日時点の953人へと上昇した [挿入図右上のグラフ参照].
2022-04-02 22:40 本日の都の日別陽性者数は7,395人,7日間移動平均は7,622.4人となり前週比は,一昨日 118.5%, 昨日121.6%から121.5%へと推移した [挿入図左上グラフ参照].みなし陽性者も一昨日123人, 昨日 78人から81人へと推移した.都の感染者の年代分布は,20代 1,587人, 30代 1,413人, 40代 1,156人, 10歳未満 1,123人, 10代 1,002人, 50代 602人, 60代 247人, 70代 141人, 80代 93人, 90代 29人, 100歳以上 2人となり,最多は昨日と同じく20代,30代, 40代の順となった.この状況は,活動範囲の広さとワクチンブースター接種 (第3回接種)率の低さと相関しているのだろか.
4月2日更新の都のPCR・抗原検査の陽性率は32.9% (1日 31.9%),自宅療養は42,620人 (1日 45,686人)であった.都の定義による都の重症者は一昨日 32人, 昨日 30人から32人へと戻したが [挿入図左下グラフ参照] ,全国の重症者数は,1昨日 627人, 昨日 533人から518人へと減少が続いた.
都の死亡日別死亡例は3月4日から27日までの4例 (60代 2例, 80代 1例, 90代 1例)であった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].
全国の新規感染者数は一昨日 51,913人, 昨日 49,266人から48,825人へと減少傾向になった.沖縄県の日別感染者数は一昨日1,132人, 昨日 1,125人から1,173人へと増加し(前週土曜日は879人),7日間移動平均は,31日時点の868人から4月1日時点の911人へと上昇した [挿入図右上のグラフ参照].
このシリーズでは都の「自宅療養者数」と「死亡日別死亡例」を記録してきたが,後者に診断日が死亡日の後になっている事例が少なからずあることが気になっていた.讀賣新聞オンライン記事 [読売新聞オンライン 2022-04-03 05:00]によると,第6波 (2022年1月と2月)における自宅死は全国で161人であり,第5波に比べると,自宅からの搬送段階で初めて感染が判明し,直後に亡くなる方が増えていた. 第6波で広がりつつあるオミクロン株感染は第5波をもたらしたデルタ株感染に見られた肺炎症状など特徴的な症状が出ないまま自宅療養を選択し,その間に持病が悪化する例が増えているとも考えれているようだ.「自宅死」にも5種類の類型があるとのことだが,「死亡日別死亡例」には死亡日から相当に日数がたってからの診断日の例もあり,5種類の類型にいずれにも当てはまらないように思える.
2022-04-01 23:05 本日の都の日別陽性者数は7,982人,7日間移動平均は7,628.9人となり前週比は,一昨日 121.1%, 昨日 118.5%からと121.6%へと推移した [挿入図左上グラフ参照].みなし陽性者は一昨日123人, 昨日 78人から81人へと推移した.都の感染者の年代分布は,20代 1,806人, 30代 1,410人, 40代 1,345人, 10歳未満 1,151人, 10代 1,029人, 50代 705人, 60代 258人, 70代 139人, 80代 103人, 90代 34人, 100歳以上 2人となり,最多は昨日と同じく20代,30代, 40代の順となった.4月1日更新の都のPCR・抗原検査の陽性率は31.9% (30日 31.8%),自宅療養は45,686人 (30日 43,121人)であった.
都の定義による都の重症者は一昨日 32人, 昨日 32人から30人へと推移し [挿入図左下グラフ参照] ,全国の重症者数は,1昨日 655人, 昨日 627人から94人減の533人へと推移した.都の死亡日別死亡例は2月16日から3月31日までの9例 (70代 3例, 80代 5例, 90代 1例)であった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].第6波に由来する重傷者数と死者数は減少傾向が続いている.
全国の新規感染者数は一昨日 53,753人, 昨日 51,913人から49,266人へと日別の推移は減少傾向であるが,前週の金曜日を上回った.沖縄県の日別感染者数は一昨日1,058人, 昨日 1,132人から1,125人へと推移し(前週金曜日は825人),7日間移動平均は,30日時点の847人から31日時点で868人へと推移した [挿入図右上のグラフ参照].
2022-03-31 20:45 本日の都の日別陽性者数は8,226人,7日間移動平均は7,529.9人となり前週比は,一昨日 105.1%, 昨日 121.1%から118.5%と急増が一旦止まった [挿入図左上グラフ参照].みなし陽性者も一昨日 108人, 昨日123人から78人へと減少した.都の感染者の年代分布は,20代 1,756人, 30代 1,395人, 40代 1,376人, 10歳未満 1,330人, 10代 1,164人, 50代 658人, 60代 238人, 70代 164人, 80代 108人, 90代 35人, 100歳以上 2人となり,最多は20代,30代,
10歳未満40代の順となった.ニュース番組などでの感染症の専門家の発言によると,これまで20代の増加がその後の感染拡大の先駆けとなる傾向があったそうだ.
30日更新の都のPCR・抗原検査の陽性率は31.8% (29日 31.5%),自宅療養は43,121人 (29日 42,762人)であった.都の定義による都の重症者は一昨日 33人, 昨日 32人から32人へ [挿入図左下グラフ参照] ,全国の重症者数は,1昨日 673人, 昨日 655人から28人減の627人へと推移した.都の死亡日別死亡例は3月17日から29日までの12例 (30代 1例, 40代 1例, 50代 2例, 60代 2例, 70代 3例, 80代 3例)であった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].昨日公表された3月20日の10歳未満の死亡例は,23日の検査でCOVID-19感染と基礎疾患が確認されたとのことである.本日の報告には,30代, 40代, 50代が見られた.
全国の新規感染者数は一昨日 44,466人, 昨日 53,753人から51,913人へと推移した.沖縄県の日別感染者数は一昨日 984人, 昨日 1,058人から1,132人へと増加傾向が続き(前週木曜日は981人)へと推移し,7日間移動平均は,29日時点29日時点の826人から29日の847人へと推移した [挿入図右上のグラフ参照].
2022-03-30 21:45 本日の都の日別陽性者数は9,520人,7日間移動平均は7,622.6人となり前週比は,一昨日 88.1%, 昨日105.1%, から121.1%へと,1月10日のピークへと駆け上る前の12月中旬を思わせる上昇となった [挿入図左上グラフ参照].みなし陽性者も一昨日 50人, 昨日 108人から123人へと上昇した.都の感染者の年代分布は,20代 1,831人, 10歳未満 1,790人, 30代 1,577人, 40代 1,540, 10代 1,393人, 50代 781人, 60代 286人, 70代 153人, 80代 112人, 90代 54人, 100歳以上 3人となり,最多は20代,10歳未満は~5.6%差の2番目となった.
30日更新の都のPCR・抗原検査の陽性率は31.8% (29日 31.5%),自宅療養は43,121人 (29日 42,762人)となった.都の定義による都の重症者は一昨日 37人, 昨日 33人から1人減の32人へと推移し [挿入図左下グラフ参照] ,全国の重症者数は,1昨日 691人, 昨日 673人から18人減の655へと推移した.
都の死亡日別死亡例は3月17日から29日までの11例 (10歳未満 1例, 60代 1例, 70代 3例, 80代 2例, 90代 3例, 100歳以上 1例)であった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].3月20日の10歳未満1例は,生前に感染の症状はみられずまた死因は現時点では不明であり,23日に感染が判明した [東京新聞Web 2022-03-30 16:46].
全国の新規感染者数は一昨日 43,365人, 昨日 44,466人から53,753人へと増加傾向が続いた.沖縄県の日別感染者数も一昨日 362人, 昨日 984人から1,058人へと増加傾向が続き(前週水曜日は913人)へと推移し,7日間移動平均は,28日時点の732人から29日時点 826人へと推移した [挿入図右上のグラフ参照].
2022-03-29 23:09 本日の都の日別陽性者数は7,846人,7日間移動平均は7,181.1人となり前週比は,一昨日 85.2%, 昨日 88.1%から,早くも105.1%へと転換した [挿入図左上グラフ参照].一方で,みなし陽性者は一昨日 68人, 昨日 50人へと減少が続いていたところ108人へと推移した.都の感染者の年代分布は,10歳未満 1,524人, 20代 1,454人, 30代 1,287人, 10代 1,262人, 40代 1,169, 50代 610人, 60代 225人, 70代 167人, 80代 100人, 90代 46人, 100歳以上 2人となり,引き続き10歳未満が最多となった.
29日更新の都のPCR・抗原検査の陽性率は31.5% (27日 30.9%),自宅療養は42,762人 (27日 42,402人)となった.都の定義による都の重症者は一昨日 36人, 昨日 37人から4人減の33人へと推移し [挿入図左下グラフ参照] ,全国の重症者数は,1昨日 694人, 昨日 691人から18人減の673人へと推移した.都の死亡日別死亡例は3月4日から27日までの5例 (70代 1例, 80代 3例, 90代 1例)であった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].
全国の新規感染者数は一昨日 47,338, 昨日 43,365人から44,466人へと推移した.沖縄県の日別感染者数は一昨日 838人, 昨日 362人から 984人(前週火曜日は326人)へと推移し,7日間移動平均は,3月26日時点で600人台から700人台に推移して以来700人台が28日まで3日連続することになった [挿入図右上のグラフ参照].
新規感染者数の動向を追いかける重症者数と死者数はこのところ減少傾向が続いている一方で,ここ数日の東京都と沖縄県の新規感染者数の7日間移動平均および東京都のPCR・抗原検査の陽性率は感染拡大の気配を感じさせる.
2022-03-2928 20:29 [日付の誤りを修正]本日の都の日別陽性者数は4,544人,7日間移動平均は6,565.0人となり前週比は,一昨日 80.2%, 昨日 85.2%から88.1%へと推移した [挿入図左上グラフ参照].一方で,みなし陽性者は一昨日 126人, 昨日 68人から50人へと減少が続いた.都の感染者の年代分布は,10歳未満 899人, 20代 814人, 10代 809人, 40代 714人, 30代 671人, 50代 333人, 60代 129人, 70代 93人, 80代 48人, 90代 31人, 100歳以上 3人となり,昨日に続き10歳未満が最多となった.27日更新の都のPCR・抗原検査の陽性率は30.9% (26日 30.9%),自宅療養は42,402人 (26日 44,540人)となった.
都の定義による都の重症者は一昨日35人, 昨日 36人から37人へと推移し [挿入図左下グラフ参照] ,全国の重症者数は,1昨日 707人, 昨日 694人から691人に推移した.都の死亡日別死亡例はゼロであった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].
全国の新規感染者数は一昨日 47,338, 昨日 43,365人から29,881人へと推移した.沖縄県の日別感染者数は一昨日 879人, 昨日 838人から362人 (前週月曜日は300人)へと推移し,7日間移動時平均は,3月27日時点では高止まりしている [挿入図右上のグラフ参照].
2022-03-27 20:14 本日の都の日別陽性者数は7,440人,7日間移動平均 (週平均)は6,466.6となり前週比は,一昨日 77.8%, 昨日 80.2%から85.2%へと推移した [挿入図左上グラフ参照].一方で,みなし陽性者は一昨日 186人, 昨日 126人から68人へと大きく減少した.都の感染者の年代分布は, 10歳未満 1,511人, 20代 1,446人, 40代 1,323人, 10代 1,288人, 30代 1,227人, 50代 592人, 60代 219人, 70代 129人, 80代 71人, 90代 33人, 100歳以上 5人となり,1日おいただけで再び10歳未満が最多となった.
27日更新の都のPCR・抗原検査の陽性率は30.9% (26日 30.9%),自宅療養は42,402人 (26日 44,540人)となった.都の定義による都の重症者は36人と昨日から1人増となった [挿入図左下グラフ参照] (全国の重症者数不明).都の死亡日別死亡例には2月25日から3月24日までの9例 (50代 1例, 70代 1例, 80代 5例, 90代 2例)が加わった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].
全国の新規感染者数は一昨日 47,470人, 昨日 47,338人から43,365人へと推移した.沖縄県の日別感染者数は一昨日 825人, 昨日 879人から838人へと推移したが,その7日間移動時平均は,3月23日から26日まで上昇傾向が続いた [挿入図右上のグラフ参照].
2022-03-26 23:48 本日の都の日別陽性者数は7,440人,7日間移動平均 (週平均)は6,274.9となり前週比は,一昨日 77.9%, 昨日 77.8%から80.2%へと推移した [挿入図左上グラフ参照].みなし陽性者の減少も一昨日 150人, 昨日 186人から126人へと推移した.都の感染者の年代分布は, 20代 1,487人, 30代 1,249人, 40代 1,235人, 10歳未満 1,229人, 10代 1,121人, 50代 621人, 60代 213人, 70代 149人, 80代 103人, 90代 27人, 100歳以上 5人, 不明 1人となり,20代, 30代, および40代が最多3世代となった.26日更新の都のPCR・抗原検査の陽性率は30.9% (24日 29.7%),自宅療養は, 44,540人(24日 48,797人)となった.
都の定義による都の重症者は昨日から3人減の35人となり [挿入図左下グラフ参照],全国の重症者数も前日から26人減の707人となった.都の死亡日別死亡例には2月17日から3月24日まで18例 (50代 1例, 60代 1例, 70代 2例, 80代 9例, 90代 4例, 100歳以上 1例)が加わった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].全国の新規感染者数は一昨日 49,929人, 昨日 47,470人から47,338人へと推移した.沖縄県の日別感染者数は一昨日 981人, 昨日 825人から879人へと推移したが,その7日間移動時平均は,3月23, 24, 25日と上昇気味であった [挿入図右上のグラフ参照].
右図の都の日別感染者数の週平均の前週比の推移と沖縄県の日別感染者数の推移,および都の陽性率は膠着状態,一方で,重症者と新規死亡者は2月中にピークを超えてからは順調に減少しているように見える.
24日に開催された都の新型コロナウイルス感染症モニタリング会議の総括は,「感染の再拡大の危険性が高いと思われる」と「通常の医療が制限されている状況である」であった.また,ゲノム解析を行った範囲で,東京都の感染者のほとんどがオミクロン感染者であり,その中で,BA.2系列が3月8-14日の週では11.8%であったところ,3月15-21日の週には38.5%を占める勢いとなっていた [左下図と右下図参照].

都の定義による都の重症者は昨日から3人減の38人となり [挿入図左下グラフ参照],全国の重症者数は前日から大きく158人減の733人となった.都の死亡日別死亡例には2月10日から3月23日まで11例 (40代 1例, 60代 1例, 80代 3例, 90代 5例, 100歳以上 1例)が加わった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].全国の新規感染者数は一昨日 20,231人, 昨日 49,929人から47,470人へと推移した.沖縄県の日別感染者数は一昨日 913人, 昨日 981人から825人へと推移したが,その7日間移動時平均は,3月23日から24日にかけて上昇気味になった [挿入図右上のグラフ参照].
2022-03-24 22:00 本日の都の日別陽性者数は8,875人,7日間移動平均は6,352.0人となり前週比は,一昨日 80.6%, 昨日75.0%から77.9%へと推移し,三寒四温のように行きつ戻りとなった [挿入図左上グラフ参照].みなし陽性者の減少は一昨日 71人から,昨日 150人,本日186人と戻ってきた.都の感染者の年代分布は,10歳未満 1,686人, 40代 1,560人, 30代 1,546人, 20代 1,476人, 10代 1,313人, 50代 789人, 60代 247人, 70代 141人, 80代 79人, 90代 33人, 100歳以上 2人, 不明 3人となり,10歳未満での感染が収まらないようだ.24日更新の都のPCR・抗原検査の陽性率は一昨日 30.2%, 昨日 29.5%から29.7%へ,自宅療養は, 一昨日 49,208人, 昨日 47,238人から48,797人と,いずれもやや戻り気味となった.重症者数については,都の定義による都の重症者は昨日から3名減の41人となり [挿入図左下グラフ参照],全国の重症者数も前日から25人減の891人となった.都の死亡日別死亡例には2月11日から3月20日まで16例 (50代 1例, 70代 1例, 80代 9例, 90代 4例, 100歳以上 1例)が加わった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].
全国の新規感染者数は一昨日 27,701人, 昨日 20,231人から本日 49,929人へと逆転し,沖縄県の日別感染者数も一昨日の326人から昨日 913人, 本日 981人へと増加が続いた.沖縄の日別感染者数の7日間移動時平均には日々の上げ下げがあったが,3月23日までは概ね高止まりが続いたことになった [挿入図右上のグラフ参照].
2022-03-23 23:42 本日の都の日別陽性者数は6,430人,7日間移動平均 (週平均)は6,292.9人となり前週比は,一昨日 86.3%, 昨日80.6%から75.0%へと減少し,まん延等防止重点措置解除は幸先の良い滑り出だしとなった [挿入図左上グラフ参照].みなし陽性者の減少は止まり150人 (22日 71人)となった.都の感染者の年代分布は,10歳未満 1,286人, 40代 1,090人, 10代 1,053人, 30代 1,048人, 20代 1,018人, 50代 544人, 60代 171人, 70代 117人, 80代 76人, 90代 26人, 100歳以上 1人となり,10歳未満が依然として最多であり,また,10代が3番目となった.都のPCR・抗原検査の陽性率と自宅療養者数は 3月22日更新時でそれぞれ29.5% (21日 30.2%)と 47,238人 (22日 49,208人)となり,陽性率も目に見えて下がり始めた.
都の定義による都の重症者は44人 (22日 45人)となり [挿入図左下グラフ参照],全国の重症者数は前日から21人減の916人となった.都の死亡日別死亡例には2月4日から3月2820日まで14例 (50代 1例, 70代 3例, 80代 8例, 90代 2例)が加わった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].
全国の新規感染者数は20,231人(21日 27,701人)と減少が続いた.沖縄県の日別感染者数の7日間移動平均は3月21日から22日にかけて600人台前半の高止まりから下がる気配を見せたが [挿入図右上のグラフ参照],3月22日の新規感染者数は一昨日 300人, 昨日 326人から913人へと跳ね上がった.沖縄タイムスの23日の報道によると,22日に県の糸数公医療技監は「先週後半から増加傾向にある。会食が増える時期なので感染対策の徹底を」と呼び掛けていた.
ところで,ANNnewsチャネル (YouTube)によると,全日空では春休みの予約が一気に回復し去年の4割増になったとのことである.新型コロナウイルスが広がる前の2019年に比べると,まだ6割にとどまっているとのことだが,感染に関連する状況が落ち着いていけば,予約は拡大する一方と思われる.これでもGOTO TRAVELが必要なのだろうか.その予算を,第7波予防も含む環境整備に投資した方が良いのではなかろうか.
2022-03-22 20:58 本日の都の日別陽性者数は3,533人,7日間移動平均 (週平均)は6,834.4人となり前週比は,一昨日 88.1%, 昨日 86.3%から80.6%へとへと減少した[挿入図左上グラフ参照].みなし陽性者は減少が続いて71人 (21日 101人)となった.都の感染者の年代分布は,10歳未満 703人, 30代 567人, 20代 574人, 40代 539人, 50代 287人, 60代 120人, 70代 79人, 80代 55人, 90代 9人, 100歳以上 1人となり,10歳未満が依然として最多であった.
都のPCR・抗原検査の陽性率と自宅療養者数は 3月22日更新時でそれぞれ30.2% (21日 31.4%)と 49,208人(21日 49,814人)となっり,陽性率が目に見えて下がった.都の定義による都の重症者は45人 (21日 46人)となったが [挿入図左下グラフ参照],全国の重症者数は前日から14人減の937人となった.
都の死亡日別死亡例には3月3日から3月19日まで4例 (70代 3例, 80代)が加わったが,2月中旬の感染拡大ピークの影響が消えつつあるのかもしれない.全国の新規感染者数は20,231人(21日 27,701人)と減少が続いた.沖縄県の日別感染者数の7日間移動平均は3月21日までの1週間600人台前半で高止まりしているところで [挿入図右上のグラフ参照],3月22日の新規感染者数は一昨日 677人, 昨日 300人から326人へと推移した.
2022-03-21 22:55 本日の都の日別陽性者数は3,855人,7日間移動平均 (週平均)は7,449.1人となり前週比は,一昨日 88.6%, 昨日 88.1%から86.3%へと膠着状態から抜けるかに見える [挿入図左上グラフ参照].みなし陽性者も減少が続いて101人まで来た.都の感染者の年代分布は,10歳未満 786人, 30代 605人, 40代 665人, 20代 618, 10代 621人, 50代 320人, 60代 97人, 70代 76人, 80代 57人, 90代 9人, 100歳以上 1人となり,10歳未満が依然として最多であったがようやく1,000人を下回った.都のPCR・抗原検査の陽性率と自宅療養者数は 3月21日更新時でそれぞれ31.4% (20日 31.4%)と49,814人 (20日 58,823人)となった.都の定義による都の重症者は46人と前日同であったが [挿入図左下グラフ参照],全国の重症者数は前日から4人減の951人となった.
都の死亡日別死亡例には3月3日から3月20日までの6例 (50代 1例, 60代 1例, 70代 2例, 80代 1例, 90代 1例)が加わった [挿入図中央の表と右下グラフ参照].全国の新規感染者数は27,701人 (20日 39,659人)と減少が続いた.沖縄県の日別感染者数の7日間移動平均は3月20日まで1週間600人台前半で高止まりしているが[挿入図右上のグラフ参照],3月20日の新規感染者数は一昨日 802人, 昨日677人から月曜日効果もあり300人へと減少した.
NHKのまとめによると,19日時点の入院中や療養中などの方々が50万3950人,まん延等防止重点措置は本日をもって終了となった.
2022-03-20 21:37 本日の都の日別陽性者数は6,502人,7日間移動平均 (週平均)は7,589.3人となり前週比の推移は,一昨日 88.6%, 昨日 88.1%から87.1%へと依然として膠着状態が続いている[挿入図左上グラフ参照].みなし陽性者は減少が続いて265人となった.都の感染者の年代分布は,10歳未満 1,284人, 30代 1,147人, 40代 1,054人, 20代 1,044, 10代 996人, 50代 532人, 60代 201人, 70代 129人, 80代 80人, 90代 34人, 100歳以上 1人となり,依然として10歳未満が最多であった.
都のPCR・抗原検査の陽性率と自宅療養者数は 3月20日更新時でそれぞれ31.4% (19日 31.4%)と58,823人 (19日 63,293人)となった.都の定義による都の重症者は46人と前日から1人増えたが [挿入図左下グラフ参照],全国の重症者数も前日から28人減の955人となった.
都の死亡日別死亡例には2月19日から3月17日までの8例 (70代 1例, 80代 3例, 90代 4例)が加わった.全国の新規感染者数は39,659人 (19日 44,711人)と減少が続いた.
沖縄県の日別感染者数の7日間移動平均は3月18日まで3月5日 900人のピークから見れば低く抑えられているがこのところは高止まりしている[挿入図右上のグラフ参照],3月20日の新規感染者数は一昨日 618人, 昨日 802人から677人へと推移した.
2022-03-19 22:00 本日の都の日別陽性者数は7,444人,7日間移動平均 (週平均)は7,822.0人となり前週比の推移は,一昨日86.8%, 昨日 88.6%から88.1%へとまだ膠着状態であった[挿入図左上グラフ参照].みなし陽性者は減少が続いて265人となった.都の感染者の年代分布は,10歳未満 1,396人, 30代 1,321人, 40代 1,250人, 20代 1,242, 10代 1,044人, 50代 656人, 60代 242人, 70代 155人, 80代 91人, 90代 43人, 100歳以上 3人, 不明 1 人となり,
依然として10歳未満が最多であった.都の3月17日モニタリング会議の資料[感染状況]①-2新規陽性者数 (年代別)を,左図に引用した.同じく都のモニタリング会議の資料によると,都のワクチン2回接種は3月15日現在,12歳~64歳 86.3%,65歳以上 92.5% (3回接種 72.6%)である.都のPCR・抗原検査の陽性率と自宅療養者数は 3月19日更新時でそれぞれ31.4%と63,293人であり,陽性率も自宅療養者数も高止まりが続いた.都の定義による都の重症者は,前日から3人減の45人 [挿入図左下グラフ参照]となり,全国の重症者数も前日から8人減の983人となった.
都の死亡日別死亡例には2月17日から3月16日までの13例 (30代 1例, 50代 2例, 60代 1例, 70代 2例, 80代 4例, 90代 3例)が加わった.
全国の新規感染者数は44,711人と2日続いて5万人を切った.沖縄県の日別感染者数の7日間移動平均は3月18日まで概ね3月5日 900人のピークから下落が続いたが[挿入図右上のグラフ参照],3月19日の新規感染者数は一昨日 718人, 昨日 618人から802人へと推移した.
2022-03-18 22:35 本日の都の日別陽性者数は7,825人,7日間移動平均 (週平均)は8,067.7人となり前週比の低下が一昨日86.4%, 昨日86.8%から88.6%へと停滞した[挿入図左上グラフ参照].みなし陽性者は減少が続いて312人となった.都の感染者の年代分布は,10歳未満 1,458人, 30代 1,434人, 40代 1,357人, 20代 1,349人, 10代 1,072人, 50代 628人, 60代 234人, 70代 143人, 80代 98人, 90代 45人, 100歳以上 6人, 不明 1 人となり,依然として10歳未満が最多であった.都のPCR・抗原検査の陽性率と自宅療養者数は 3月17日更新時でそれぞれ31.2% (16日: 31.4%)と62,906人 (16日: 60,610人)であった.
都の定義による都の重症者は前日から7人減の48人 [挿入図左下グラフ参照]となり,全国の重症者数も前日から99人減の991人となった.都の死亡日別死亡例には2月17日から3月16日までの21例 (50代 1例, 60代, 70代 7例, 80代 8例, 90代 3例)が加わった.
全国の新規感染者数は49,210人と50,000人を切った.沖縄県の日別感染者数の7日間移動平均の下落の停滞が続いたが[挿入図右上のグラフ参照],3月18日の新規感染者数は一昨日 827人, 昨日 718人から618人へと推移した .
2022-03-17 21:21/2022-03-18 10:21更新 (都のWebサイトでの17日データ更新をテキストとグラフに反映) 本日の都の日別陽性者数は8,461人,7日間移動平均 (週平均)は8,159.0人となり前週比が一昨日 84.9%, 昨日86.4%から86.8%へと推移した [挿入図左上グラフ参照].「みなし陽性者」は一昨日 173人, 昨日 357人から434人へと推移した.都の感染者の年代分布は,10歳未満 1,602人, 30代 1,585人, 40代 1,424人, 20代 1,395人, 10代 1,226人, 50代 666人, 60代 268人, 70代 155人, 80代 99人, 90代 33人, 100歳以上 5人となり,依然として10歳未満が最多であった.都のPCR・抗原検査の陽性率と自宅療養者数は 3月17日更新時でそれぞれ31.2% (16日: 31.4%)と62,906人 (16日: 60,610人)であった.都の定義による都の重症者は前日から1人減の53人 [挿入図左下グラフ参照]となり,全国の重症者数も前日から50人減の1,090人となった.都の死亡日別死亡例には2月6日から3月15日までの22例 (20代 1例 [3/11-3/14], 40代 1例 [3/6 - 3/7], 60代 2例, 70代 4例, 80代 6例, 90代 8例)が加わった [
この段落の数字は,記事執筆時に東京都福祉保健局Webサイトのデータが16日分から更新されてなかったことからNHK NEWS WEB 2022-03-17 20:44に準拠] .
全国の新規感染者数は53,587人 (昨日 50,781人)であった.沖縄県の日別感染者数の7日間移動平均の下落は15日, 16日と停滞し[挿入図右上のグラフ参照],3月16日の新規感染者数は一昨日 570人, 昨日 827人から718人へと推移した.
ところで,昨日の投稿で デルタ株とオミクロン株の組み換えから発生した新規変異株について触れたが,Tom Peacock (@PeacockFlu)(Imperial College London)がツイートしていた組み換えパターンのモデル図を以下に引用した.このブログでの表示上は2番目の図に,デルタとオミクロンのBA.1とBA.2の基準のバーの下に,英国のデルタとBA.1の組み換え,英国のBA.1とBA.2の組み換え,およびフランスのデルタとBA.1の組み換えの模式図が配置されている.なお,デルタクロンはWHOが認めた公式名称ではない.
Tom Peacock@PeacockFlu
All these recombinants (including the smaller clusters that have not been assigned) should clearly be closely monit… https://t.co/pUHbnNjiZ5
2022/03/17 03:13:30
2022-03-16 20:52 本日の都の日別陽性者数は10,221人,7日間移動平均 (週平均)は8,390.3人となり前週比が一昨日 83.1%, 昨日 84.9%から86.4%へと推移した [挿入図左上グラフ参照].「みなし陽性者」は一昨日 173人, 昨日 357人から434人へと推移した.
都の感染者の年代分布は,10歳未満 2,218人, 30代 1,746人, 40代 1,640人, 10代 1,522人, 20代 1,511人, 50代 846人, 60代 364人, 70代 202人, 80代 120人, 90代 50人, 100歳以上 2人となり,依然として10歳未満が最多であった.都のPCR・抗原検査の陽性率と自宅療養者数は 3月16日更新時でそれぞれ31.4% (15日: 31.9%)と59,628人 (15日: 60,610人)であった.
都の定義による都の重症者は前日から7人減の54人 [挿入図左下グラフ参照]となり,全国の重症者数も前日から30人減の1,140人となった.都の死亡日別死亡例には2月5日~3月14日の間の21例 (60代 1例, 70代 2例, 80代 10例, 90代 7例, 100歳以上 1例)が加わった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].
全国の新規感染者数は50,781人であった.沖縄県の日別感染者数の7日間移動平均は,13, 14日の停滞の後,一昨日の262人が効いて15日時点では下がり気味となったが[挿入図右上のグラフ参照],3月16日の新規感染者数は一昨日の262人, 昨日 570人から827人へと増加した.
ところで,時事通信が本日「ブラジルが新たな変異株デルタクロンデルタコロン(deltacron)株の国内感染2例確認した」と報道した [JIJI.COM 2022-03-16 05:30].デルタクロン株については3月11日にThe Guardianが短い解説記事を出していた:"GISAIDによるとデルタクロン株は,デルタ株とオミクロン株の組み換えで出現した株であり,フランスのいくつかの地域で確認され,デルタクロン株と同様なゲノム配列を帯びた株がデンマークとオランダでも確認され,デルタクロン株は2022年初めには発生していたと見られている.また、米国でも検出されたとの報告があり,英国では約30例が検出されたとのことであるが,デルタ株とオミクロン株の異なる部分が組み合わさった複数の種類の組み換え株が発生している可能性がある.いずれにしても,デルタクロン株が確認された症例がまだ少なく,この変異型の重症度や,これに対するワクチンの有効性を判定するにはデータが不足しているが,英国の保健当局 (UK Health Security Agency: UKHSA)は,デルタクロンは懸念しなければならないような拡大(growth rate)を示していないとしている [Davis N. The Guardian 2022-03-11 13:25 GMT]".
2022-03-15 22:00/22:16更新 本日の都の日別陽性者数は7,836人,7日間移動平均 (週平均)は8,476.3人となり前週比が一昨日 79.2%, 昨日 83.1%から84.9%へと揺り戻しが止まらなかった [挿入図左上グラフ参照].「みなし陽性者」は一昨日 343人, 昨日173人から357人とこちらも揺り戻しが起きた.都の感染者の年代分布は,10歳未満 1,770人, 30代 1,323人, 40代 1,268人, 10代 1,165人, 20代 1,096人, 50代 649人, 60代 250人, 70代 153人, 80代 121人, 90代 40人, 100歳以上 1人となり,依然として10歳未満が最多であった.
都のPCR・抗原検査の陽性率と自宅療養者数は 3月15日更新時でそれぞれ31.9% (13日: 32.9%)と60,610人 (13日: 63,392人)であった.都の定義による都の重症者は前日から3人減の61人 [挿入図左下グラフ参照]となり,全国の重症者数も前日から5人減の1,170人となった.都の死亡日別死亡例には2月6日~3月13日の間の15例 (60代 1例, 70代 3例, 80代 5例, 90代 5例, 100歳以上 1例)が加わった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].
全国の新規感染者数は50,781人であった.沖縄県の日別感染者数の7日間移動平均は,3日から12日まで低下が続いたのち13, 14日と停滞し[挿入図右上のグラフ参照],3月15日の新規感染者数は昨日の262人から570人へと増加した.なお,この増加は月曜日から火曜日への通常の推移である.
ところで,Our World In DataのWebサイトから,EU, UK, US, かって優等生であったニュージーランドと今でも優等生の台湾の人口100万人あたりの日別新規感染者数と死者数の7日間移動平均の推移 (2021円12月1日から2022年3月14日の期間)をそれぞれ左下図と右下図に引用した.EUとUKの感染再拡大の気配と,ニュージーランドの急激な感染拡大と共に絶対数は少ないが死者数の急増が,今後の東京と日本の感染状況を占うのに気になるところ.
「みなし陽性者」は一昨日 391人, 昨日 343人から173人へと減少した.都の感染者の年代分布は,10歳未満 1,036人, 40代 850人, 30代 772人, 10代 739人, 20代 692人, 50代 375人, 60代 174人, 70代 104人, 80代 60人, 90代 32人, 100歳以上 2人となり,依然として10歳未満が最多であった.なお,最近,メルボルンの小児病院から,「2歳から10歳の子供の~62%が抗体産生に至らず回復するとする査読付き論文が発表された [crisp_bio 2022-03-14].これは,子供たちは一度感染しても必ずしも抗体を獲得せず再感染のリスクが高く,ワクチン接種が必要なことを示唆する報告でもある.
都のPCR・抗原検査の陽性率と自宅療養者数は 3月13日更新時でそれぞれ32.9% (12日: 32.9%)と63,392人 (12日: 67,233人)であった.都の定義による都の重症者は前日から1人増の64人 [挿入図左下グラフ参照]となったが,全国の重症者数は減少が続き前日から19人減の1,175人となった.都の死亡日別死亡例には2月19日~3月11日の間の17例 (60代 1例, 70代 4例, 80代 7例, 90代 5例)が加わった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].
全国の新規感染者数は32,471人まで減少した.沖縄県の日別感染者数の7日間移動平均は,3日から12日まで低下したところ13日に停滞したが,[挿入図右上のグラフ参照],3月14日の新規感染者数は262人へと減少した.
ところで,政府はまん延等重点措置を3月21日期限で全面解除を決定し[NHK NEWS WEB 2022-02-18 21:16],その後,GO TO TRAVELも再開に向かうようだ.
2022-03-13 20:42 本日の都の日別陽性者数は8,131人,7日間移動平均 (週平均)は8,708.7人となり前週比が一昨日 80.9%, 昨日 79.6%から79.2%へと推移した [挿入図左上グラフ参照].
都の感染者の年代分布は,10歳未満 1,720人, 30代 1,331人, 40代 1,324人, 20代 1,211人, 10代 1,151人, 50代 719人, 60代 320人, 70代 177人, 80代 125人, 90代 46人, 100歳以上 5人, 不明 2人となり,依然として10歳未満が最多であった.「みなし陽性者」は一昨日 364人, 昨日 391人から343人へと推移した.
都のPCR・抗原検査の陽性率と自宅療養者数は 3月12日更新時でそれぞれ32.9%と67,233人であった.都の定義による都の重症者は前日から1人増の63人 [挿入図左下グラフ参照]となったが,全国の重症者数は減少が続き前日から19人減の1,175人となった.
都の死亡日別死亡例には2月10日~3月11日の間の9例 (70代 2例, 80代 3例, 90代 4例)が加わった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].
全国の新規感染者数は50,949人と沖縄県の日別感染者数の7日間移動平均は,まん延防止等重点措置解除後の上昇は一時的で,3日から12日までの間,順調に低下してきたが [挿入図右上のグラフ参照],それでも3月13日の新規感染者数は574人に達した.
ところで,オミクロン/BA.2の感染拡大が気になるところであるが,細胞実験に基づいて,抗ウイルス薬の点滴薬レムデシビル,および,飲み薬のモルヌピラビルとニルマトレビル (飲み薬パクスロビドの成分)がBA.2の増殖抑制に有効であるとする東大,感染研,国立国際医療研究センターの投稿がNew England Journal of Medicineに掲載された [NEJM 2022-03-09].
2022-03-12 20:24 本日の都の日別陽性者数は9,164人,7日間移動平均 (週平均)は8,874.1人となり前週比が一昨日 82.9%, 昨日 80.9%から79.6%へと低下が続いた [挿入図左上グラフ参照].
都の感染者の年代分布は,10歳未満 1,742人, 40代 1,578人, 30代 1,572人, 20代 1,448人, 10代 1,303人, 50代 823人, 60代 343人, 70代 187人, 80代 111人, 90代 54人, 100歳以上 1人, 不明 2人となり,依然として10歳未満が最多であった.「みなし陽性者」は一昨日 430人, 昨日 364人から391人へと推移した.都のPCR・抗原検査の陽性率と自宅療養者数は 3月11日更新時のままであった [20:18確認].
都の定義による都の重症者は前日から4人増の62人 [挿入図左下グラフ参照],全国の重症者数は前日から48人減の1,204人となり減少が続いた.都の死亡日別死亡例には1月30日~3月6日の間の14例 (60代 1例, 70代 2例, 80代 8例, 90代 3例)が加わった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].全国の新規感染者数と沖縄県の統計は3月11日の数字から更新されていなかった [20:20確認]
ところで,アルファ変異株とそれ以前の株に感染した軽症者の脳のMRI画像と感染前のMRI画像を比較し,SARS-CoV-2の感染が脳の構造と機能に影響するとした報告が2021年7月に査読前論文投稿サイトmedRxiv から公開されていたが,Nature 誌に採択され,3月7日付けで公開された:[20220312更新] 新型コロナウイルス感染者379人を対象とする感染前後の脳画像の比較から見えてきたこと.https://crisp-bio.blog.jp/archives/26867875.html
2022-03-11 21:46 本日の都の日別陽性者数は8,464人,7日間移動平均 (週平均)は9,108.7人となり前週比が一昨日 87.9%, 昨日 82.9%から80.9%へと推移した [挿入図左上グラフ参照].
都の感染者の年代分布は,10歳未満 1,554人, 40代 1,508人, 30代 1,507人, 20代 1,309人, 10代 1,125人, 50代 761人, 60代 285人, 70代 196人, 80代 152人, 90代 64人, 100歳以上 3人となり,依然として10歳未満が最多であった.報道によると京都では未就学児が陽性判定後自宅療養中に容体が急変し亡くなった (死因は不明) [京都新聞 2022-03-10 17:03].「みなし陽性者」は一昨日 528人, 昨日 430人から364人へと推移した.
都のPCR・抗原検査の陽性率と自宅療養者数は 3月11日更新時にそれぞれ32.2% (10日 32.2%; 9日 32.4%)と70,072人 (10日 73,337人; 9日 71,862人)であった.都の定義による都の重症者は前日から6人減の58人 [挿入図左下グラフ参照],全国の重症者数は前日から70人減の1,252人となり減少傾向に戻った.都の死亡日別死亡例に2月8日~3月10日の間の26例 (70代 8例, 80代 9例, 90代 8例, 100歳以上 1例)が加わった [挿入図中央の表と下段のグラフ参照].
全国の新規感染者数は一昨日 63,742人から昨日 61,155人から55,882人へと推移した.沖縄県の3月10日までの7日間移動平均のグラフは下り坂傾向であったが [挿入図右上のグラフ参照],日別陽性者数は一昨日 783人,昨日 649人から744人へと推移した.本日の4種類のグラフや自宅療養者数からは,東京都の第6波は収束に向かい始めたように見える,新規感染者数の絶対数はまだまだ多いが.
[注] 本記事は,[20220310更新] GoogleのCOVID-19感染予測 (日本版)を見て思うこと (10)の続き.[注] Google感染予測の更新は2022年2月10日をもって終了したことから,記事タイトルを" COVID-19感染状況 (日本版)を見て思うこと"に改訂したが,記事タイトルの連番はこれまでを継続して(11)とした.
コメント
コメント一覧 (5)
ONO Hidetoshi 様
ご指摘ありがとうございました.
29日朝に,然るべく修正いたしました.
crisp_bio
新規感染者数の変遷が、"沖縄のように東京がなるのか"ということですが、地方の方では、すでに沖縄の動きのようになっているところが多いです。
これは感染力の強いBA.2の浸潤の違いによるものなのでしょうか?
BA.2の感染拡大と日々の新規感染者の週平均の動向の関係については,BA.2感染のデータが不十分なのですが,次のように見えます.
東京都では,2月第2週から3月第3週までBA.2系統疑いの比率が1.3%から52.3%へと増加しましが,その間週平均は,17,700人台から7,000人台へと減少していました.
沖縄県では,3月第4週から4月第1週にかけてBA.2系統の比率が17.7%から35.4%へと倍増したのに対して,週平均は660~870人程度から,910~1,040人程度へと"微増"となっていました.
BA.2の比率上昇の他に,人々の接触機会の増加などの感染拡大要素と,ワクチン接種やマスク・手洗い・換気といった予防行動の感染抑制要素のせめぎ合いの結果として感染状況が定まっていくとすれば,4月6日時点の沖縄県 (拡大継続)と東京都 (抑制継続)といったように,乖離していくこともあり得るような気もします.
コメント、ありがとうございます。
難しいですね。
6日、過去最高新規患者数を記録した県が4つもありました。
今後どう推移するのか・・・