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科学分野の比較的新しい論文と記事を記録しておくサイト: 主に、CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム編集, エピゲノム編集, 遺伝子治療, 分子診断/代謝工学, 合成生物学/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野) の観点から選択し、時折、タンパク質工学、情報資源・生物資源、新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症、機械学習・AIや研究公正からも選択

2025-06-15 論文出版の日付を追記
2020-04-06 校正刷りに準拠した初稿
[注] AD (Alzheimer’s disease/アルツハイマー病); PS1 (Presenilin 1/PSEN1/プレセニリン1)
[出典] "CRISPR/Cas9 treatment partially restores the amyloid-β 42/40 ratio in human fibroblasts carrying the early onset Alzheimer’s disease presenilin 1 M146L mutation" Konstantinidis E [..] Ingelsson M. Mol Ther Nucleic Acids. Accepted 2022-03-27 (Journal Pre-proof). Publsihed 2025-06-14. https://doi.org/10.1016/j.omtn.2022.03.022
  • Uppsala UniversityとMassachusetts General Hospitalを主とする研究グループは,ヒト線維芽細胞において,プレセニリン1 (PS1)をコードするPSEN1 の変異(M146L)アレルを,Cas9-sgRNAを介して選択的に破壊することを試みた.その編集効率は50%を超え,細胞外Aβ42/40比が減少した.この選択的破壊は,病因変異 M146L(A > C)によって,野生型PSEN1には見られない変異型に特異的なPAM配列が生成されていたことによって可能になった.
  •  FLETに基づく立体構造解析から,CRISPR/Cas9システムがPS1のコンフォメーションの改変を介してPS1量を減少させることも明らかになった.
  • オフターゲット編集は,ONE-seqおよびCIRCLE-seqによるアッセイにて非検出であった.
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