crisp_bio

論文・記事紹介:CRISPR生物学・技術開発・応用 (ゲノム工学, エピゲノム工学, 代謝工学/遺伝子治療, 分子診断/進化, がん, 免疫, 老化, 育種 - 結果的に生物が関わる全分野); タンパク質工学;情報資源・生物資源;新型コロナウイルスの起源・ワクチン・後遺症;研究公正

[出典] "Efficient disruption of the function of the mnuA nuclease gene using the endogenous CRISPR/Cas system in Mycoplasma gallisepticum" Klose SM, Wawegama N, Sansom FM, Marenda MS, Browning GF. Vet Microbiol 2022-04-14. https://doi.org/10.1016/j.vetmic.2022.109436
 University of Melbourneの研究グループは,M. gallisepticum のカスガマイシン耐性遺伝子ksgA   と,生存と病原性に関与すると想定されているMGA_0637 (mnuA 遺伝子)に対して,M. gallisepticum 内在のCRISPR/Cas9システムによる編集が可能なことを示した.また,mnuA   遺伝子のサンガーシーケンシングとRT-qPCR解析から, 内在CRISPR/CasシステムがDNAとRNAの双方を切断するようにプログラム可能であることが示唆された.
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